北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

福井ー敦賀自転車紀行1 〜歴史博物館で思いつく〜

その日、私は弁当屋を探していた。

目指すは「デリカマート開発店」

たまたまネットで見つけたお店だ。

298円でボリュームのある弁当を販売しているようだ。

ところが、あるべき場所にない。

地図で確認してもない。

 

閉店したのかな、

そう思い「デリカマート二ノ宮店」を目指した。

ところがここもあるべき場所にない。

あまりにも空腹だったので

なか卯」で500円のランチを食べた。

 

帰り道に福井県立歴史博物館なる建物を見つけた。

そうそう行く場所でもないので寄ってみることにした。

ところがどういう訳か休館日である。

 

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帰って調べると、

デリカマートは昨年に店舗を集約し、

今は1店舗でやっていることが判明。

そして歴史博物館は本当にたまたま臨時休館日であったらしい。

 

たまたま、というのが実に悔しく、

後日、私は歴史博物館を再訪した。

常設展の入場料金は100円。

昭和の暮らしを再現したオープンセットだけで、

100円以上の価値はあるように感じた。

 

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そして、撮影不可のエリアであったが、

私の目に飛び込んできたのが

「山中信号所」の模型であった。

 

国鉄時代の北陸本線において最大の難所と呼ばれたのが、

敦賀ー今庄間にあった「山中峠」だ。

急勾配が連続し、客車列車は補機を連結して

この難所を超えたという。

 

そして昭和37年の北陸トンネルの開通をもって

この難所は解消された。

その後、この廃線区間がどうなっているかと言えば、

県道として整備されているのだ。

 

そうか、このルートがあったか。

私は小躍りしたくなった。

 

折りたたみ自転車を買った時点で、

福井の端から端まで自転車で走ってみたい、

私はぼんやりとそんなことを考えていた。

しかし、嶺南と嶺北の間には難所がある。

 

武生から敦賀に抜けるには国道8号線ルートと、

国道365号線ルートが考えられる。

いずれも車で何度も走行しているが、

かなりの勾配がある。

また8号線は交通量、道路幅を考慮しても、

小径自転車でちょろちょろ走るのは自殺行為に思われた。

 

では365号ルートはと言えば、

今庄から木ノ芽峠トンネルまでがかなりの急勾配である。

安全性を考えればコチラの方が現実的か。

登りが辛ければ、自転車を押して歩けばいいだけだ。

しかし、その登りをとぼとぼ歩いている姿を想像すると、

何となく決行できずにいた。

 

だが、このルートがあったのだ。

鉄道は自動車と比べて勾配に弱い。

イコールその廃線跡を利用した道路となれば、

自転車にも最適ではなかろうか。

そもそも日本各地で赤字鉄道路線が廃止されているが、

その転用方法はサイクリングロードくらいしかない、

そんな話も聞いたことがある。

 

私は早速自宅に帰り道路地図を広げた。

さらに図書館に行き廃線探訪記をチェックしてみた。

何とかなりそうな気がした。

そしてこの際であるからと自転車屋に行き

輪行袋」を買った。

これに入れれば自転車を電車に持ち込める。

一気に行動範囲が広がる。

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そしていよいよ決行の日がやってきた。

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