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北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

おさごえ民家園

日曜日、

いつもなら駅前のアオッサにある図書館に行くはずが

他に行ってみよう、

そんな気になって自転車で

「みどり図書館」とやらを目指した。

 

すると、

山裾に茅葺きの民家が並んでいるのが見えた。

近づいてみると「おさごえ民家園」とある。

入園料は100円。

 

中に入ると何処となく

懐かしい光景が広がっている。

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そこには5棟の古民家があった。

どこも「お邪魔」できるのが楽しい。

ここにカフェとかあれば最高だろうな、と思う。

わたしは和室の一画に座り、

ぼんやり外を眺めた。

 

どして、誰も来ないことに安堵して、

つい横になってしまう。

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昨日、夫と映画を見に行った。

夫とわたしは基本的に映画の趣味が合わないが、

久しぶりに見たい作品が一致したので

出かけることにした。

 

「紙の月」という映画だ。

要するに年下の男にのめり込んで

職場の金を使い込んでしまう女の話。

 

見応えはあったし面白かった。

「どうしてこの映画が見たかったの?」と

夫に聞けば

「オオシマユウコが出てたから」らしい。

 

わたしも池松壮亮クンが目当てだったから、

仮面夫婦が見るにふさわしい映画だったとも言える。

 

帰宅すると夫の後輩であるタカシ君がやってきた。

おばあちゃんが亡くなったとやらで、

富山に行っていたらしい。

わざわざお土産に「ます寿司」だけ置いて、

彼は帰って行った。

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そして今朝だ。

家の棚に長らく使っていないティファールのケトルがあった。

正確に言えば一度たりとも使っていない。

要するに新品といってもいい。

 

わたしはそのケトルを

「売りに行こう」と言ったのだ。

使っていないし、邪魔だし。

 

たいした値段にならなくとも、

豚かつロース1枚くらいの値段にはなるだろう。

 

すると夫は言った。

 

「これは母ちゃんが

 誕生日プレゼントに買ってくれた奴なんだよ!」

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「いいところだなー」

そんな声が聴こえてハッとなり目をさます。

いくらガラガラとはいえ日曜だった。

若い男性の二人組だった。

 

奥の間にいる私には気づいていない。

彼らは、縁側に座り、肩を寄せていた。

 

そして、手をつないでいた。

 

どうしよう、

わたしは動けずにいた。

二人が立ち上がる。

 

その後姿、

いや、横顔に見覚えがあった。

 

タカシ君だった。

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