北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

京福高速バス 大阪〜福井線

所用を済ませて梅田に返ってきたのが15時前。

福井行きのバスが出発するのが16時10分であるから、

少しばかり時間がある。

 

JR線のガード下にある「新梅田食道街」へ向かう。

私のように昼間から飲みたい人間向けの店が多数あるもので、

ただただありがたい。

 

居酒屋のカウンターの片隅に座り、

生ビールをぐびりとやれば至福の時間が訪れた。

長居すると乗り遅れそうだったので

一杯にとどめておいたけれど。

 

16時ちょっと前に三番街にあるバスターミナルへ。

ド派手なピンクのバスが入ってきたところだった。

様々なバス会社が入り交じるこのターミナルの中でも、

やはりピンクは目立つ。

 

しかしセンスがあるとは思えない(笑)

 

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向こうが気づいているかどうかは知らぬが、

当然行きと同じ男性運転手である。

そしてこの運転手であるが、

来るときに乗った感想を言えば

運転も案内も実に丁寧であった。

 

恐らく30代なかばであろう。

各社のバスを乗っていると、

この年代の運転手が最も安定しているような気がする。

16時10分、定刻に出発。

 

ざっと見た感じでは20人ほど乗っているか。

運転手の肉声案内が流れる。

彼の案内でいいと思うのは、

「座席指定ではあるが京都深草を過ぎて

あいている席があれば自由に座っていただいて結構です」

その一言を言えることだ。

 

さらに休憩前には

「狭いですからシートの位置を戻してからお降りください」

との一言も添えていた。

 

いずれにせよ狭い車内で乗客に快適に過ごしてもらおう、

そんな配慮が伺える。

 

バスは10分ほどかけて新大阪駅へ。

ここでの乗車はなく

16時33分に桃山台で1人乗車した後、

吹田ICから名神に流入した。

 

16時50分、名神高槻で2人乗車。

快調に進んで京都府に入る。

 

古い話をして恐縮だが、

私が免許を取得した頃は

この府境に位置する「天王山トンネル」は

四六時中混んでるまさに「渋滞の名所」だった。

ラジオで渋滞情報が流れるとまず

名神の天王山トンネルを先頭に〜」

などと流れて来るのが常であった。

 

さらに正確に言えば吹田JCTから混んでいた。

中国道近畿道が合流して当時は片側2車線であったから

当然といえば当然である。

免許を取り立ての私は

いつも「トイレ」の心配ばかりしていた(笑)

今でこそ「桂川」などという立派なパーキングエリアがあるが、

以前は「桜井」という本当に小さなエリアで、

渋滞途中に入るのにも一苦労した記憶がある。

 

そんな訳で拡幅工事が完成して15年以上経つのに

未だにこの区間をスッと通過できると

妙な感動を覚えたりする。

 

大山崎での乗車はなく17時7分に京都深草へ。

3人乗車でこの便の客数が確定。

私は4Bであり隣にもいたので

空席に移動させてもらう。

 

時刻表を見ると所定が17時06分発であるから

秀逸なダイヤであり運転であると思われる。

 

さて、改めてバスを見てみる。

車内は後部トイレ仕様の4列シート、

単純に数えて38席。

 

全席コンセント付きである。

「最近携帯充電器の忘れ物が多いのでご注意ください」

そんな案内も流れた。

 

私は車両に詳しくないが、

とりあえずまだ新しい車両であることだけは分かる(笑)

そしてこの車両に似つかわしくない

レトロな料金箱の存在が何か可笑しい。

 

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運転席にはモニターが設置されており、

見ているとウィンカーを挙げる度に

サイドが映し出されるようであった。

バスも進化しているものだと関心する。

 

17時53分、多賀SAに到着。

18時10分に出発するとの案内がある。

隣には16時に梅田を出た松本行が止まっていた。

車体色でてっきり阪急の車両かと思っていたら

アルピコの社名が入っていた。

 

それにしても多賀SAでもピンクのバスは目立つ(笑)

乗り間違いの心配もなさそうであるし、

何となく福井県のPRをしているような気もしてきた。

 

早めに揃ったので18時07分に出発。

隣の女性が肉まんを食べ始めた。

前の夫婦も肉まんを食べている。

車内に香りが充満している。

 

それまで全然腹など減っていなかったのに、

急激に空腹感に襲われる。

 

18時17分、北陸道へ。

 

バスは淡々と進む。

肉まんを食べていた女性は眠っている。

顔の向きからしてあきらかに大口を開けているのが分かる。

しかしマスクでそれは見えない。

 

なるほど、

マスクは車内で大口を開けて寝る方々にとっては

必須アイテムかもしれない(笑)

 

車窓は単なる「闇」だ。

いつしか福井県に入っていた。

 

敦賀での下車の予約はございません。

降車地を変更されるお客様がいらっしゃればお知らせください。

お知らせなき場合は通過いたします」

 

舞鶴若狭道と合流して

18時46分、敦賀ICを通過。

19時08分、武生で3人下車。

19時15分、鯖江で4人下車。

終点の福井駅前には19時35分に着いた。

 

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猛烈に腹が減っていた。

そして喉が乾いていた。

 

私はラーメン屋に入り、

とりあえず生ビールを注文した。

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