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北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

いこい食堂(大阪・中津)と湖北騒動記

おおさか東線を満喫した私は大阪駅に戻り、

本屋で酒場捜しを始めた。

この後に会う「じん」は正真正銘の「幼なじみ」で

付き合いは40年近い。

 

さらに互いに正真正銘の「酒飲み」だ(笑)

せっかく大阪に来たのだから酒場で飲みたい。

チョイスは誤りたくない。

私はガイドブックをめくった。

 

男2人だ。カウンターに並んで旨い酒が飲みたい。

 

1年ぶりに会った「じん」はぐったりした顔をしていた。

大阪には3泊4日の研修で来ていたらしい。

早速阪急電車で一駅、中津に向かう。

 

チョイスしたのは駅構内にある「いこい食堂」だ。

店構えからして昭和の薫りがぷんぷんする。

ぐったりしていた「じん」の表情が明るくなる。

 

DSC05677.jpg

 

17時前とあって店内には誰もいなかった。

カウンター内にはオヤジさんが2人。

端っこの席に着き、生ビールで乾杯する。

お互いに10数秒で胃におさまっておかわりを注文。

くつくつ煮えていた土手煮、アジ、バラ焼きなども頼む。

 

「ここ来るのに2時間ほど歩いたねん」

「相変わらずアホやのー」

「嫁さん元気なんか」

「おー、俺おいていっつも海外ばっかり行ってるわ」

 

毎回同じような会話をしている(笑)

 

私はそれほど友人が多いわけではないが、

地元と福井と富山に親友と呼べる人間が一人ずついる。

共通しているのはどんなに間をおいて会ったとしても

「久しぶりやな」とならないことだ。

 

昨日も一緒にいたかのように会話が成り立つ。

私はすっかり社会不適合者のような生活をしているが(笑)

そんな私を否定せずに付き合ってくれる。

 

大勢で飲むのも嫌いではないが、

2人でちまちま飲むほうが楽しい。

ましてこの店のように旨いツマミがあれば最高だ。

アジの造りは「関アジ」だった。

ついつい顔がほころぶ。

 

4杯目からは焼酎にした。

芋焼酎のロックを頼んだらジョッキで出てきた。

いつしか店内は満席になっていた。

人気があるのもよく分かる。

 

新大阪駅の新幹線改札口で「じん」を見送る。

2人ともかなり飲んでいた。

言うまでもなくふらふらである。

 

20時04分発の長浜行きの新快速に乗り込む。

米原から先は「しらさぎ」で帰るつもりだ。

サンダーバードにしなかったのは単に特急券代をケチっただけだ。

1000円ほど安くなる。

 

さて、彦根までは記憶にあった。

21時27分に米原に着いて、21時56分発のしらさぎに乗れば

22時58分に福井に着く。

 

そこでふと意識が途絶え、

目をさますと米原の駅名票が見えた。

あ、降りようと思ったらすでに扉は閉まり、

ちょうど出発したところだった。

 

列車は21時40分に長浜駅に到着した。

まだ22時18分発の敦賀普通列車はある。

22時56分に着いて最終のしらさぎに間に合う。

 

しかし敦賀から福井の特急料金も米原から福井の特急料金も

1180円(自由席)と同じである。

何だか納得出来ないがそうなっている。

私が持っているのはフリーきっぷだ。

 

私は米原に戻り、最終のしらさぎに乗ることにした。

敦賀〜福井の乗車券を書い足して特急券を買う。

そんな時「じん」からメールがあった。

 

寝過ごして姫路で降りれずに岡山まで行ったらしい。

 

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