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北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

坂井市 〜丸岡温泉たけくらべと女形谷丼セット〜

3月14日、

目覚めると夫の姿がない。

時計を見ると7時を回ったところだ。

休みなのにどうしたのか、と思う。

 

リビングに行くと夫はテレビに釘付けになっていた。

画面ではまさに新幹線が動き出そうとしている。

そうか、今日は北陸新幹線の開業日だ。

 

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「すげーよなー、金沢〜東京2時間半だってよ」

夫がしみじみ言う。

さらに富山〜東京は2時間ちょいになるらしい。

 

確かに早くなるような気がする。

けどわたし達夫婦が富山に住んでいた頃、

東京に行くと言えば飛行機だった。

 

羽田まで1時間。

何より富山空港の駐車場はタダだし

市街地もめちゃくちゃ近い。

 

安く行くときは高速バス。

駅近くの駐車場がタダになるサービスがあった。

 

田舎の人間ほど歩かない。

100メートル先のコンビニでも車で行く。

だから駅や空港までも車で行きたい。

 

田舎者と都会人の違いは

「駐車料金」に対する感覚だと思う。

車を何処かに止めるということが「有料」を前提としているか、

「無料」を前提としているか。

 

わたしなんて100円払うのも嫌だが、

金沢で暮らしたことがある夫は意外と抵抗がない。

わたしは駐車料金がかかるから福井駅前ですら車で行きたくないが、

夫は気にしないから駅前にも車で行く。

 

友人を見ていても思う。

金沢の友人は街なかで駐車料金を払うことに「それほど」抵抗がない。

富山の友人は街なかで駐車料金を払うことに「かなり」抵抗がある。

 

現に富山の中心街が賑わうのは年に何度か

街なか駐車場が無料になる時だけだ。

後はほぼ閑散としている。

 

金沢など街から遠く離れた小松空港の駐車場ですら有料だ。

だから金沢の方々は抵抗なく新幹線に移行できると思う。

 

でも富山はどうなんだろ。

駅の駐車場を無料にでもしないと厳しいような気がする。

 

夫に言えば「田舎者」と言われそうなので言わない。

 

でもこれだけ盛り上がっているのを見ると

本当に「悲願の」新幹線なんだろうな、とは思う。

 

日本海側の街なんて「はるばる行く」ことが

付加価値だったのに、と思うわたしは

多分間違いなくひねくれている。

 

ま、いずれにせよ福井には関係のない話だ(笑)

 

今日の福井は春を思わせる陽気だった。

北陸新幹線が春を連れてくる、なんて広告があったけど、

一応福井にも連れてきてくれたのかもしれない。

 

部屋掃除を終えて

丸岡温泉たけくらべへに向かった。

所用の関係で永平寺の前を通ったら

予想外に雪が多くて驚く。

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「タイヤ代えなくて良かったー」

夫がホッとした表情を浮かべている。

3月半ばでも北陸はまだまだ冬だ。

 

永平寺町から山中温泉へ向かう国道364号線へ。

一気に高度を上げると

福井平野がはるか下に一望できる。

 

長いトンネルを抜けるとゆるやかな下りとなり、

竹田の集落に達した。

「油揚げ」で知られる谷口屋さんには

既にたくさんの車が止まっていた。

 

ほどなくして「たけくらべ」へ到着。

入浴料金は一人500円。

 

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露天風呂はないが、

明るい浴室からはのんびりした里山の光景が広がる。

さえぎるものがないから意外なほど開放感がある。

ぬるめのお湯もあいまって長湯したくなる温泉だった。

 

丸岡の街へ向かう途中、

夫が「腹減った」と言い出して、

北陸道の女形谷PAに入る。

 

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わたしはたいしてお腹もすいていなかったもので、

夫が注文した「女形谷丼セット」を少しもらうつもりだった。

 

「女形谷丼」はかき揚げと油揚げが乗った丼だった。

見た目はヘビーだが油揚げがちゃんと「おかず」になっている。

そして、何より驚いたのは「そば」だ。

とにかく「つゆ」がびっくりするほど美味しい。

 

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気づけば一滴残らず食べ干してしまう。

「俺の分は?」と夫がムクれていた。

 

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