北陸徘徊人(元)

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

小さいおっさんは東京駅で泣きそうになり、靖国神社で涙した

高崎から上野東京ラインを利用して無事に東京駅に到着。

福井から高崎に行くのにわざわざ一周乗車券にした理由は、

何も新幹線の乗り比べだけが目的ではない。

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靖国神社」に行ってみたかった。

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毎年あれだけテレビで騒がれているにも関わらず、

行ったこともなければ場所も知らない。

 

調べてみると、

JRだと飯田橋

地下鉄だと東西線の九段下が最寄り駅のようだ。

 

九段下と聞いて真っ先に思い出したのは「爆風スランプ」の曲だった。

「九段下の駅をおりて坂道を人の流れ追い越して行けば〜」

なんて歌詞があったから武道館の近くということか。

 

JRだと乗り換えも面倒なので、

地下鉄で向かうことにしたのだが、

のっけからいきなり???となる。

 

まず、僕は地下鉄に「東京駅」があるとは全く思っていなかった。

関西で言えばJR大阪駅と地下鉄梅田駅みたく、

東京では「大手町」が梅田に値するのだと信じていた。

 

そんなものでろくすっぽ看板も確認せず、

Suicaを使って改札を通り、

ホームに立った時点で

「あれ、何で丸ノ内線なんだろう」と思い、

そこでようやく地下鉄にも「東京駅」があることを知った。

 

さらに行き先が「荻窪」と「池袋」となっていて、

僕の頭の地図では両方とも

東京の左上あたりにある印象しかなく、

大手町へはどうやって行くのだとパニックに陥る。

 

そんでもって大手町駅に着いて東西線の看板を探せば、

いったん改札を出ることになり、

長い連絡通路を歩けば「JR東京駅方面」なんて看板も現れ、

40過ぎのオッサンが一人、

東京駅周辺で何をやっているのだろうと泣きそうになる。

 

ようやく東西線に乗って九段下に到着。

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ゆるやかな坂道を登り、靖国神社へ。

緑が濃い。

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参拝をすませ、

遊就館へ。

戦地に赴いた方々の手紙に涙が止まらない。

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遊就館を出て、

もう一度靖国神社に手を合わす。

そしてぼんやり思う。

 

修学旅行の行き先は「京都・奈良じゃなくて靖国神社だよな」と。

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僕が中学生くらいの時にこの神社を、

遊就館を訪れていたなら、

もう少しまともな人間になれていたような気がする。

(以前は学校行事で靖国参拝が禁止されていたと知り、後で驚きましたが)

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この年になって気づいたことがある。

僕は長らくテレビはともかく新聞は「真実」を伝えている、

そう信じていた。

 

しかし、福井に来てから新聞の定期購読をやめ、

図書館で各紙の読み比べをするようになり、

ひとつの物事に対する表現の仕方がここまで違うのか、

そんなふうに感じることが多くなった。

 

新聞が伝えていたのは「真実」ではなく、

「記者なり新聞社の考え」なのだ。

記者の筆一本で白は黒になり、

黒は白になる。

 

だいたい何で日本の首相が靖国神社を参拝することを、

近くの国だけでなく日本のマスコミも

「悪いこと」として取り上げるのか。

小さいおっさんにはさっぱり分からない。

 

A級戦犯って何だよ。

日本のために戦ってくれた方々ではないか。

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http://www.47news.jp/47topics/e/248975.php#reading

 

マスコミに植え付けられたおかしな先入観をなくし、

参拝して遊就館を見学して何を感じるかは人それぞれ。

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今年は戦後70年。

靖国神社に来てよかったとつくづく思う。

今度は相方や甥っ子たちも連れてこよう。

何かを感じてくれればそれで充分だ。

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地下鉄に乗って大手町へ。

東西線大手町駅からJR東京駅は徒歩数分だった。

 

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