北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

ひかり521号〜しらさぎ13号

東海道新幹線のホームへ上がる。

平日の16時なんていう中途半端な時間にも関わらず、

大勢の旅客が新幹線を待っているし、

到着した新幹線からも大勢降りてくる。

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これから乗車するのは「ひかり521号」新大阪行きで、

N700系での運行だった。

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14号車の指定席に腰をおろす。

隣の16番線にいた「のぞみ49号」博多行きはいつしか出発しており、

博多を11時32分に出た「のぞみ26号」が入線してきた16時33分、

「ひかり521号」は定刻に出発した。

なにはなくとも缶ビールをプシュリ。

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16時40分に品川を出て、

16時51分、新横浜に到着。

14号車の指定席から早くも2人下車したことに驚く。

 

車内をざっと見渡すと、窓側のAE席はほぼ埋まり、

3列側中央B席はほぼ空席、

通路側CD席は半数程度、といったところか。 

 

16時59分「ひかり521号」は相模川を渡り、

17時05分に小田原を通過した。

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「揺れ具合が全然違う」

改めて北陸新幹線東海道新幹線を乗り比べてみて思う。

 

今回乗ったひかり521号は、

ずーっと「カタカタカタカタカタカタ」小刻みに揺れている。

最高速度の違いもあるだろうが、

本当に「飛ばしている」気がするし落ち着かない。

 

ただ、車両そのものはN700系だから

まだそれなりに新しい。

ということは「道床」の方か。

 

北陸新幹線はくたか」も、

高崎市の高架区間に入った途端に「あれ?」と感じる程度に

乗り心地の変化があった。

 

案外N700系だって北陸新幹線の真新しい高架を、

260キロくらいで走っていれば

それほど揺れないのではないかなんてことも考えた。

 

17時10分、熱海を通過。

東京を出て40分もたっていないのにもう静岡県に入っている。

 

17時14分、三島を通過。 

17時20分、新富士を通過。

17時28分、静岡を通過。

静岡なんて僕にはとてつもない大都会に見えるが、

ひかり521号は見事なまでに静岡どころか静岡県全体を

見事にすっ飛ばす。

 

何だか気の毒なような気もするが、

そんなことを気にもしないところが静岡県には感じられる。

 

仮に目を閉じていてパッと目を開けた時、

目の前に茶畑や富士山、浜名湖が見えれば

「あー静岡を走っているんだな」と感じることができる訳で、

これは静岡県最大の強み、かもしれない。

 

冷静に考えれば東海道新幹線で景色のいいところは

みんな静岡県であるような気がする。

 

車内を見渡せば

寝ているかスマホかパソコンの画面に釘付けだけど。

 

17時39分に掛川を通過。

17時44分に天竜川を渡り、

17時45分に浜松を通過。

17時49分には浜名湖を渡っており、

17時52分には二川駅が見えたからもう愛知県か。

17時56分、豊橋着。

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前回乗車したひかり527号からは「ごっそり」降りた印象があったが、

この日はそうでもなかった。

17時57分に出発。 

 

18時06分には矢作川を渡り、

18時08分には三河安城を通過。

18時17分に名古屋着。

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ここでも車内に動きは感じない。

18時19分に出発。

 

18時26分、木曽川を渡って岐阜県へ。

18時29分、岐阜羽島着。

後続の「のぞみ」に道をゆずり、

名鉄のホームに電車が入ってくるなり18時33分に出発。

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到着するなり新幹線が出て行くなんて悲しいなと思ったが、

時刻表を確認すれば名鉄は1時間に4本の電車が運転されているから、

乗り換えは何とでもなりそうだ。

 

米原到着放送が流れると、

一斉に席をたった。

18時45分、米原到着。

14号車に残った客はざっと見た感じ3人だった。

まさしく「北陸連絡」新幹線なんだな、と思う。

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乗り継いたしらさぎ13号は名古屋始発で、

米原で3両増結して9両編成になった。

車内に入ると席の向きを換えるおなじみの光景が

繰り広げられていた。

 

2号車指定席の車内は窓際がほぼ埋まり、

通路側は空きが目立つ。

客から見ればちょうどいい程度の混み具合か。

18時56分に出発。

 

米原駅で買った缶ビールをぷしゅり。

時代の流れとはいえ車内販売がないのは

やはり寂しい。

日も暮れてきたので時刻表を開く。

 

今回一周してもっとも気になったのは

ダイナスター1号のことだった。

 

北陸三県で仕事をしている方は

通勤にしろ、仕事にしろ、

普通列車が不便というのもあるが

特急列車を日常的に利用している方は案外多い。

 

流れは金沢に向いているだけではなく、

福井駅で見ていると、

朝の大阪行きサンダーバードからは、

意外なほどスーツ姿の方が下りてきたりする。

 

そんなところなので、

ダイナスター3号や5号は新幹線接続以外にも、

通勤利用にも便利な時間なもので、

運行開始時から比べると予想以上に乗っていたりする。

 

これに対して1号は、

今回乗ったのは日曜だったが、

平日に見た感じでもやはりお客さんが少ないような気がする。

でも、個人的にはこの1号こそ頑張ってもらいたい。

 

ダイナスター1号があるおかげで、

富山に7時19分に着くことが出来る。

長野ですら8時06分着だ。

山へ行くにしろ何にしろまだ動きやすい時間だ。

  

ここで昨年の12月20日の福井新聞の記事を紹介。

これは新幹線開業時のダイヤが発表された翌朝の記事で、

確か紙面では1面トップであったと記憶している。

「何故福井5時発の列車を設定しないのだ!」とも読めるし、

実際に僕も残念だった点だ。

  

ちなみに金沢から米原行きの始発「しらさぎ52号」の金沢発は5時00分で、

北陸新幹線開業後も変わらず存続しており、 

福井発は5時42分だ。

 

米原からひかりに乗れば9時40分に東京着。

名古屋でのぞみ乗り継ぎなんていうことをやれば

9時23分に東京に着いてしまう。

 

福井から北陸新幹線経由だと最速のかがやきでも9時30分着。

 

現状を見ると仕方ないのかなとも思うが、

もしダイナスター1号が福井5時発であったなら、

東京に8時30分に着ける訳で、

東海道経由よりはるかに早くなるし、

それなりに需要もありそうだが

そうは考えてくれなかったということか。

 

そこまで考えてふと思う。

裏を返せば新幹線が福井に延伸したとしても

新幹線はどんなに早くても6時からの運行だ。

 

福井県の試算だと福井〜東京は2時間50分とあるから、

今8時30分に着く訳にはいかないということだろうか。

延伸前より東京着が遅くなるのを避けるためか???

ついつい余計なことを考えてしまう。

19.34.24.png 

http://info.pref.fukui.jp/sokou/s-hinkansen/3-1.html

 

さらに下りのダイナスターだが、

旅の計画をたてていて不便だなと感じる点は

1号に限らず3号・5号も含めて、

接続する北陸新幹線が速達の「かがやき」限られてしまうことだ。

 

以前に新潟へ行った相方も、今回高崎へ向かった僕もだが、

ダイナスターから「はくたか」に乗り継ぐには

いずれも金沢駅での待ち時間が長すぎる。

 

さらに辛いのは「かがやき」が全車指定席ということだ。

 

遠くへ出掛けるならともかく、

北陸三県の移動なら自由席で充分だと個人的には思う。

 

「ケチ」と言われればそれまでだが、

福井から富山へ行くのに金沢〜富山の新幹線指定席料金2360円(通常期)は

「贅沢」すぎる。

7時30分に富山に着く必要があるなら使うだろうけど。

 

ではこれが8時に富山に着く必要があるのなら。

それなら7時45分に富山着く「はくたか」でいいや。

自由席だと520円安く行けるし、、、

なんて考えた途端に「うーむ」となる。

あれ、結局ダイナスター1号の利用になるのか、、、

 

現状だとダイナスター1号が金沢に到着するのが6時50分。

金沢までの通勤に使うにはやはり早いと思われるし、

新幹線への接続を目的としたダイヤだと分かる。

 

これに対して新幹線は

7時00分に「かがやき 502号」

7時14分に臨時「かがやき536号」

と全席指定の列車が立て続けに2本出発して、

ようやく7時22分「はくたか554号」となる。

 

待ち時間が30分。

この時点で「かがやき502号」は既に富山を出発している。

悔しいことに6時47分に「つるぎ700号」なんてのもある。

 

自由席のある7時22分発の「はくたか554号」を待てば

富山着は7時45分となり、

それなら金沢から「あいの風」の普通列車

乗り継いでも7時50分に富山に着ける。

 

さらにそれなら福井を5時27分に出る普通列車でも充分ではないか、

なんていうジレンマに陥る(笑)

 

せめて「かがやき」のすぐ後に、

はくたか」が出発してくれるだけで

ダイナスターの利便性は随分向上するような気がするのだが。

 

ダイヤをいじるのが大変なら、

「はやて」盛岡以北の特定特急券のような

システムは無理なんだろうか。

 

早朝から金沢をはさむ流れなどない、

そんなことを考えるのはおまえだけだ、

と言われればそれまでだ。

 

所詮は酔っぱらいの戯言にすぎない。

 

気づけば福井到着放送が流れ始めた。

やはり一周の旅は変化があり楽しい。

なかなか機会はないが、

今度こそ東海道側から一周してみよう。

 

20時ちょうど、

しらさぎ13号は福井に到着した。

(ダイヤは2015年3月14日現在のものです。実際におでかけの場合はご注意ください)

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