北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

男2人でどっか行こう

福井に暮らす「相棒」から

「どっか行きたい」なんて連絡が入った。

ちなみにこの「相棒」は男である。

たまに無性に出かけたくなった時、僕に連絡を寄越す。

 

さらに彼の場合「どっかに行ければ」いいのだ。

行き先などほぼすべて僕に丸投げである。

要するに僕がいきたいところに行けばいい。

 

男2人で旅などして面白いかと言われそうだが、

実はめちゃくちゃ面白い。

 

僕自身も相方がいない時は1人でぶらぶらしているが、

内心は誰かといたいが本音であったりする。

こんなとき「相棒」は重宝する。

女性と、という訳にもいかないし(笑)

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さて、

色んな所にちょこちょこ出かけていつも思うが、

ほぼ見かけないと言っていいのが

「男性の2人旅」である。

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女性の2人旅なんてのは

わりと何処でも見かける。

 

男性同士のグループなら見かける。

ツーリングや釣り、登山といった趣味を通じてのグループ、

あとは学生のサークルや社員旅行などなど。

 

ところが男性の2人旅になると「ほぼ」みない。

  

ビジュアル的な問題か???(笑)

 

ところがやってみれば「男の2人旅」は面白い。

 

そのことに気づいたのは以前このブログにも登場した、

幼なじみ「じん」の存在だ。 

彼は地元ぐらしの妻帯者なのだが

平日休みということもあり、

同じく平日休みだった「富山」で暮らす僕のもとに、

しょっちゅう「酒」を飲みに来ていた(笑)

 

で、

富山で酒を飲むだけでは申し訳ないもので、

最初は「氷見」の民宿に飲みに行くことにした。

当時1泊2食で8000円以下、どかんと刺し身つき。

 

で、酒代入れて1人1万円出せば温泉入って

散々うまい魚を心置きなく堪能して、

酒飲んでその場で爆睡して朝飯までつく。

 

フツーに飲みにいっても

ハシゴしたりタクシー使えば1万円なんてあっと言う間。

 

男2人なら上等な宿に泊まる必要もない。

当時の僕はワンルームのマンション暮らしだったので、

友人が泊まるには「狭かった」のだが、

よほど快適だった。

 

そのうち上高地に行ったり

能登半島を一周したり

佐渡へ行ったりするようになった。

 

これがまた実に気楽というか何というか。

 

小学校の卒業アルバムを開くと

僕と「じん」が金閣寺の前で写っている写真があるのだが、

30年後も同じように旅行をしているのだ。

何とも楽しいことではないか。

 

彼とは「じゃんけん」で行き先決めたりしながら

今なお「行き当たりばったり」の旅を楽しんでいたりする。

実家に写真もあるのでそのうち書きます。

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さてこの「2人でどっか行く」は

会社内における同僚との関係にも使える。

ポイントは1泊すること。

 

居酒屋でサラリーマンが2人酒をしている姿など多々見かけるが、

まわりに「こいつとなら2人で酒飲んでもいい」

そんな間柄の同僚はいないだろうか。

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で、居酒屋の片隅で上司の悪口言うくらいなら、

上記のように民宿でも行き、

飲んだくれて寝てから翌朝帰った方が

お姉さんがいる店をはしごしてタクシーで帰るより

よほどお財布にも優しいし気分もスッキリすると思われる。

 

今、僕と付き合いがあるのはほぼこのパターンだ(笑)

 

趣味が合う相手なら

山でも釣りでも何かからめて1泊してくればよろしい。

日曜の昼間に同じ趣味で集まっている「同僚」が

「友」になったりする。

 

男と女も一緒であろうが男同士だって

一泊すれば相手の色んなところが見えてくる。

 

では近場の民宿に1泊すると想定しよう。

嫁さんがいる方なら正直に言えばいいし、

言えないなら「同僚のところで1泊してくる」でいい。

  

とりあえず宿に行けば風呂だろう。

同僚と風呂に入ることなど今のご時世早々ないだろうが、

「おめー腹の肉やばくねぇか」

なんてことも2人だったら意外と言えたりする。

 

さらに人というのは

頭の洗い方や身体の洗い方でも意外と性格が出るものだ。

見ていると案外おもしろい。

 

すごい几帳面な奴かと思ってたら身体は適当に洗って終了とか、

ふだん適当なのに恐ろしく丁寧に洗う奴もいる。

強気な発言ばかりしてるのに熱い風呂に入れない、

なんてのもいる。

 

人との付き合いにおいて

「裸の付き合い」は案外侮れないと思う。

  

風呂あがりにはウマイ食事が待っている。

最初は「上司の悪口」を言うために

「飲み会」を計画したかもしれないが、

うまいものを目の前にしてまで「悪口」なんて言わない。

 

そのため精神衛生的にも良いと思われる。

部屋に帰ってもう一杯やるのもよろしい。

どんなに飲んだくれてもそこに布団はある。

これ重要(笑)

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思うに

男はその場に3人以上いて誰も喋らなくてもたいして気にならぬが、

2人でいると沈黙に耐えられない傾向があるように思う。

何かしゃべろうと必死で話題を「探す」

話題が途切れるのが怖い。

 

そんなもので

2人で話すと「意外な」悩みや本音がポロリともれたりする。

いいではないか。

それでどんどん垣根はとれていく。

 

あと「旅」などと構える必要はない。

旅の定義が何かなんてさっぱり分からぬが、

「どっか行く」程度でいい。

帰りに一箇所くらい観光でもすれば

「旅」っぽくなるような気がする。

 

「週末飲みに行こう」なんて話がくれば、

「どうせなら氷見の民宿行って一杯やろうぜ」

にしてしまう(笑)

「2人で?」と言われたら「そうだ」と言えばいい。

  

だいたい男だけの飲み会など3人いようが10人いようが、

しゃべっているのはほぼ1人が2人で

他は「どうでもいい話」と聞き流しているものではないか。

 

これに1人でも女性が入ると全然違ってくるのだが、

男同士だとそうなってしまいがちな気がする。

で、無駄に財布の金だけ減っている。

ストレス解消にも何もならない無駄な酒と時間だ。

 

そんなもので

酒を飲むのも出掛けるのも1人を除けば2人が一番いいと

僕は信じている。

 

さらに「男2人でどっか行く」ことの

楽しさと経済性の高さを感じてもらえれば、

2回めからは向こうから言ってくる(笑)

 

さらにこんな方法もある。

「居酒屋の片隅で出来の悪い後輩の愚痴を聞いてやる」

くらいなら1泊2食7800円の温泉旅館にでも連れて行ってやり、

1500円の飲み放題をつけ(あくまで参考値)

裸の付き合いでもした方が

よほど後輩もストレス解消にもなると思われる。

 

支払いも最初はおごればいい。

後輩があなたを見る目だって代わるだろう。

 

男女の旅だと意外と風呂とか寂しくはないか。

旅先で下心が出ても行動できない。

しかし男同士は自由である。

何の気兼ねもいらない(笑)

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今回の同行者は福井市内に住んでいるAクン、

あえて「相棒」と呼ばせて頂く。

事実婚状態だが結婚はしていない。

 

先日、僕はブログを始めたことを白状したもので

今回から登場して頂こう(笑)

 

富山にいたころから行きたくて仕方なかったのが、

飛騨市神岡にある「レールマウンテンバイク・ガッタンゴー」だ。

神岡鉄道廃線跡を利用したアトラクション、

一言でいえばそうなるかもしれないが、

これがなかなか予約がとれない人気である。

さらにこのマウンテンバイク、

2人一組で漕ぐことが大前提なのだ。

(現在は1人乗りの車両もあります)

 

そんなもので1人旅には組み込みづらい。

まして富山にいたころは1人暮らしだったし、

そのうち僕は福井へ来てしまった。

  

富山と神岡は車で1時間だが、

福井と神岡なら高速使っても3時間はかかる。

 

相棒から「どっか行こう」と

連絡をもらったのが先週のことだ。

僕はこの3連休も相方に見放されることが確定していた。

 

何とかレールマウンテンバイクに行けないか。

 

このレールマウンテンバイクのサイトを覗くと、

予約はすべて電話で行うようだ。

その日の混み具合は表示されているが、

ではどの便が空いているかというものはない。

 

早速電話をかけるが通話中。

5回かけても通話中。

ダメかなと思っていたら

6回目でようやくつながった。

 

「3連休で空いている便を教えて下さい」僕は訊いた。

 

すると「さきほどキャンセルが出ましたので」と前置きがあり

19日の9時から「だけ」1枠空いています。

などと言う。

電話がなかなか通じずにラッキー♪

 

何のためらいもなくその場で予約。

これで旅の「核」は決まった。

相棒に連絡すれば「へえ、面白そう」なんて言っている。

後はこれにあわせたルート選定だ。

 

15分前にはお越しくださいと言われたので

逆算すれば19日の朝に福井を出るより

神岡周辺に泊まったほうが良いと考えて飛騨市内の宿を確保。

 

それから18日はどうするか、

なんてことを考える。

早朝に福井を出ればまる一日遊べる。

 

久々に黒部峡谷のトロッコでもいい。

富岩運河の遊覧船でもいい。

ああ、ジップラインもやってみたい。

いや、高山国八食堂の豆腐焼き定食も捨てがたい。

奥飛騨で露天風呂めぐりでもするか。

平湯に車をおいて上高地でも往復するか。

何もかもが魅力的で一向に決まらない。

 

そのうち富山地鉄が「ついに」一日フリーきっぷを出すなんていう

ビッグニュースが飛び込んできた(笑)

それもまさに7月18日からだ。

うーむ、ますます決まらなくなる。。。

 

てな感じでいろいろ考えるのは楽しいが、

そのうち問題が生じてきた。

 

「台風」である。

 

週間予報は週末にかけて悪くなり、

下手すれば18日も19日も雨かもしれないなんて言っている。

ま、幾つか候補を準備しておき

当日の天候を見て決めればいい。

 

17日夜。

関西を直撃した台風はJR各線に被害をもたらした。

新快速に缶詰め、なんてニュースも見た。

 

18日朝。

福井は雨が降っていた。

しとしとではない。

「土砂降り」である。

「・・・」

 

ただ、天気図を見ている限り「回復する」そんな確信はあった。

さらに本来なら連休で混雑する観光地も

「すいている」可能性だってある。

 

僕は相棒に「予定通り出発だ」と告げた。

相棒は「小矢部のアウトレットも行くんか?」と言った。

「白山白川郷ホワイトロード」と僕は言った。

「まじかよ」と相棒は笑った。

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