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北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

えちぜん鉄道 福井口・新福井駅〜大陽食堂と松乃湯〜

極楽湯の臨時休館というまさかの事態に見舞われた僕は、

ただアテもなく歩き始めた。

風呂入ってビールに串かつ、

そんなささやかな楽しみが一瞬にして打ち砕かれたのだ。

ううむ、どうするかと思う。

 

えち鉄の踏切を渡った先にガストがある。

確か「ちょい飲みを強化」なんてニュースを耳にしたような、

と思い調べてみたら平日の15時から18時までは

ビールが格安になるらしい。

しかしまだ12時である。

15時から安くなるビールを所定価格で飲むのも

何だか馬鹿馬鹿しい。

 

小さいおっさんはブラブラ歩く。

空腹感は絶頂に達そうとしていた。

すると食堂が現れた。

「大陽」とある。

太陽ではない。

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外見は正直言ってパッとしない。

普段から極楽湯に行き来する際この店の前を車で通るのだが、

いつも中途半端な時間なのか、

それほどお客さんがはいっている印象はなかった。

 

ところが駐車場は車で溢れかえっている。

ちょっと気になってみたので入ってみた。

予想外と言っては失礼だが、

店内は広く明るい。

そして座敷もテーブルもほぼ埋まる盛況ぶりだ。

 

メニューを見てさらにびっくり。

勝手に中華料理屋だと思い込んでいたが、

焼き魚定食からオムライス、ラーメンにステーキまで、

何でもある。

 

悩んだが結局鶏唐揚げ定食とビールを注文。

あとでよくメニューを見たら「あっさり鶏定食・目玉焼き付き」

なんてのもあって果たしてどんなものなんだろうと気になる。

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ビールを飲みながら店内を眺める。

客の大半は男性だ。

作業着の方、制服の方、スーツの方、

1人客は少数派で2〜4人で訪れている方が多いと察する。

何だか社員食堂にいるみたいだ。

 

で、ここの特徴は喫煙可という点か。

ここは愛煙家たちのオアシスなのかもしれない。

僕は全く気にならないが、

嫌煙家の方は最初から近づかない方がいいと思われる。

で、食事を待っている方も

タバコを吸いながらうだうだ喋ったりしている方々が多い。

何とも懐かしく、健全な光景だな、と思う。

 

最近だとせっかく何人かで食事に来てるのに、

待っている間はみんな無言でスマホを見てる方々を

しょっちゅうお見かけする(笑)

大陽さんはスマホよりタバコやマンガの方が似あう。

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しばし待って出てきた唐揚げ定食はボリューム満点。

味に際立った特徴はないけれど、

揚げたてアツアツ、山盛りゴハンの安心感。

 

男性客で賑わっているのも分かる気がする。

そしてこのお店、

ホールを仕切っている2人の店員さんの動きがテキパキしてて

見ていて本当に気持ちいい。

 

いい店見つけたな、と嬉しくなる。

 

腹も満たされたので福井口駅まで歩く。

26日まで使われていた駅舎前にはまだたくさんの自転車が残されていた。

まさに放置自転車、といえる。

この自転車のおかげでとても営業を終えた駅とは思えない。

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道路を挟んだ反対側にある新駅へ。

新・仮駅舎は北陸本線の高架下に設けられている。

ちょっと気になっていたことがあったので新福井までの乗車券を購入。

ほどなくして福井行きの電車がやってきた。

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電車はスロープを駆け上がり新福井駅に到着。

先述した「気になっていたこと」であるが、

仮駅の建設の段階から僕はこの駅をたまに眺めていたのだが、

下から眺めていると

二面二線の相対式ホームであることは察することが出来たのだが、

地上に降りる階段は片側のホームにしかないのだ。

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いったいどんな造りになっているのだろうと

ずっと疑問に思っていたのだが、

それは開発駅に向かう次点で判明した。

 

新幹線が走るような立派な高架橋上に

何と構内踏切があるのだ。

要するに高架の線路上に降りるという、

他ではほぼ体験できないようなことが

新福井駅では可能ということになる。

 

新福井駅のホームに降り立つ。

地上へ降りる階段は福井方面のホームに設けられている。

勝山・三国港方面へは構内踏切を渡る。

これがやはりというか摩訶不思議な感覚だ。

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さらに勝山・三国港方面の乗り場であるが、

JR北陸線の眺めが実にいい。

案外鉄道ファンに人気のスポットになりそうな気もする。

この日も母親とともにずーっと電車を見ている幼い男の子の姿があった。

 

ぶらぶら歩いて福井駅に向かう。

福鉄の駅前広場乗り入れ工事も着々と進んでいる。

来春の開業を目指し建設が進む再開発ビルの名称は「ハピリン」に決まったとのこと。

巨大な屋根付き広場もその全容を現してきた。

少なくとも駅前のインパクトという点では

金沢を上回るような気がする(笑)

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さて、風呂に入るという今回の徘徊の目的を僕は達していない。

片町にあるアパホテルの風呂でも行くかなと思ったが、

ビミョーに距離があるので何となく気が進まない。

で、福井の駅前に銭湯でもないのかなと調べてみたら、

いつも使ってる東口にあることが判明。

 

信号待ちさえなければ改札から徒歩5分もかからないだろう、

いたってフツーの住宅街に「松乃湯」はあった。

番台で入浴料金を支払い、

石けんを買おうとしたら

奥さんが「これ使い」と石けんケースを出してくれた。

「タオルは持ってる?」

「ええ、持ってます」

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14時の開湯からそれほど時間はたっていないが、

すでに先客は10人近くいた。

みんな人生の先輩方ばかりだ。

40過ぎたオッサンも、

この銭湯では「若造」になれる。

 

石けんで髪の毛から足の先まで洗って湯船につかる。

湯船はひとつだが、

清潔な湯で満たされている。

湯加減も熱すぎずぬるすぎずちょうどいい。

身もココロもゆるゆるとほぐれてく、

ああ、極楽や極楽や。

 

すっきりした気分で松乃湯を出た。

風呂あがりにはやっぱりビールだよな。

僕は近くのコンビニで缶ビールを買い求め、

ぶらぶら飲みながら家に向かった。

 

=おまけ=

福井の極楽湯さん、10月31日まで生ビール290円フェアやってます。

昨日行ってつい飲み過ぎました、、、、(笑)

 

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