北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

電車3本乗り継いで福井にある「タイ」に行く 〜福大前西福井駅前・プラトゥータイ〜

以前、越前武生の駅前をウロウロしていたら、

「タイ料理」の店があることに気づいた。

僕は人生初の海外旅行がタイだったもので、

タイという国にそれなりに思い入れはある。

 

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一週間ほどひたすらバンコクの街なかをさまよったけど、

とにかく「食事」がどれもこれも自分の口にあったし、

全然飽きることがなかった。

昨年行った時も感じたが、

「タイの食事はウマイ」という認識に一切の変化はなかった。

 

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武生では飯時ではなかったもので、

結局伺うことはなかったのだけど、

たまたまテレビでタイの様子が流れてて、

無性にタイに生きたいなー、

せめてタイの料理が食べたいなー、となり、

そういや武生の駅前にあったな、てなことを思い出し、

ちょっと待てよ、武生の駅前にあるなら福井にはないのか、

てな具合で調べてみたら福井にもあるのだ。

それも福大前西福井の駅前に。

 

福大前西福井なら日頃からうろついているけど、

はて、タイ料理のお店なんて何処にあったのか?

せっかくなので昼飯がてら向かってみることにした。

 

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さて、福井駅から福大前西福井駅まで向かうには色んなルートがある。

もっともラクで簡単な方法はえちぜん鉄道三国芦原線を使うルートで

所要時間は10分、運賃は150円。

 

福井大学までバスで向かう方法もある。

所要時間は時刻表上では約7分、運賃は200円。

新田塚線や免許センター線で行くことができる。

 

えちぜん鉄道の時間がかかるのは単に大回りしているからで、

実際は歩いて行っても30分程度、

自転車なら10分少々といったところだ。

 

そんな感じで色々とルートは考えられるけど、

今回は普通なら使わないようなルートをたどってみることにした。

 

福井鉄道えちぜん鉄道の「乗り継ぎ」である。

両鉄道間は3月から乗り入れが開始され、

さらに以前から「乗り継ぎ割引」が存在する。

 

福井駅から田原町行きに乗り、

えちぜん鉄道に乗り継げば通常なら160円+150円で310円になるが、

これが割引されて230円になる。

市役所前まで出れば1時間毎とはいえ直通列車も走っている。

 

むろん、乗り継ぎなら単に田原町で乗り継げば良い。

しかしながら 気になったのが福井駅にあったこんな掲示である。

 

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市役所前での越前武生方面急行列車への乗り継ぎご案内

10時〜18時台

毎時23分発の列車、

毎時53分発の列車、

上記、田原町行きの列車にご乗車し、市役所前停留所の反対ホーム(上りホーム)にて10分お待ち頂くと、越前武生行きの急行列車にご乗車できます。

(土・休日の10時〜14時台は急行運休のため23分発の接続はなし)

ヒゲ線の乗り入れ本数は減ったけど、

乗り継ぎ利用で実質的な本数増加となる訳で、

何ともありがたい施策である。

これは田原町方面にも同様の案内がある。

9時〜18時台

毎時09分発の列車、

毎時39分発の列車、

上記、越前武生行きの列車にご乗車し、市役所前停留所の反対ホーム(下りホーム)に7分てお待ち頂くと、田原町方面の急行電車にご乗車できます。

9時〜17時台の毎時39分発の列車は市役所前にて鷲塚針原行きの急行列車に接続となります。

(土・休日の10時〜14時台は急行運休のため09分発の接続はなし)

 

この日は平日だったもので、

あえて11時09分発の列車に乗って福大前西福井駅に向かってみることにした。

 

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最初は緑の「FUKURAM」に乗り込み、

市役所前で下車。

運賃はどうするのかと思ったら、

「その整理券を持ったまま次の電車に乗り継いでください」とのこと。

 

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ホームを移動してしばし待つ。

ほどなくやって来たのは880形の田原町行きであるが、

この車両は折り返してヒゲ線に入る。

事情を知らずにこんな乗り継ぎをしていたら、

間違って福井駅に戻ってしまいそうだ(笑)

 

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ほどなくして田原町行きの急行である610形が到着。

元々名古屋で地下鉄として走っていた車両、とのこと。

この車両とてまさか福井の路面区間を走ることになるとは

夢にも思わなかったであろう。

 

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大型の車両から眺めると、

見慣れた福井の町並みもいつもと違っていて何とも楽しい。

5分ほどの乗車で田原町駅に到着。

定刻は11時26分であるが、この日は11時28分に到着した。

 

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整理券を持ったまま「えちぜん鉄道」の窓口へ。

ここで発行されたのは手書きの乗車券だった。

230円を支払い、ここでようやく「えちぜん鉄道」の時刻を確認したら、

次は11時48分発で20分近くある。

「・・・」

 

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歩いていけば良かったかな、と思う。

田原町から西福井など歩いても10分もかからない。

そうこうしているうちに市役所前からヒゲ線に入った880形が到着。

何だかとんでもなく自分が馬鹿げたことをやっている気分になってきた。

 

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田原町駅を11時48分に出る普通の三国港は、

わずか1分の乗車で福大前西福井駅に到着した。

福井駅から40分もかかったが、

わずか230円の運賃で、

3本もの電車に乗れたと思えば満足としよう。

 

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さて、目指すタイ料理のお店はこの駅前。

まわりを見渡せば、それらしい看板はある。

お店の名前は「プラトゥータイ」

しかしそこにあるのは一見アパートにも見える住宅であり、

「店」という雰囲気は皆無だ。

 

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看板に従って外階段を2階へあがる。

入り口も普通のお宅の玄関そのもの。

中へ入ってもまったくもって住宅そのもの。

 

ただ、あきらかに違うのは、

その場に「タイの香り」がしていたということ。

「香り」の表現など出来ぬが、

バンコクの街に降り立った瞬間と同じ「香り」を感じた。

 

タイの方であろう奥さんに案内された先は、

そのまま家の「キッチン」だった。

カウンターがあって、そこに椅子が3つ並んでいる。

普通の家と違う点はコンロに大きな寸胴が載っていることくらいか。

 

メニューを眺め、グリーンカレーを注文。

日本人の旦那さんらしき方が現れた。

お二人でやっているお店のようだ。

奥に座敷でもあるのか賑やかしい。

僕に続いてサラリーマンの1人客が入ってきたが、

これで席は埋まった様子。

 

グリーンカレーが届く。

旦那さんが「辛いのが大丈夫でしたら」と、

色々と調味料を出してくれる。

具は鶏肉、ナス、ピーマン。

一口、食すれば、

あー、こりゃタイだ、そんな気分に(笑)

 

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ちなみに後日再訪したら、

「今日はレッドカレーがあります」とのことで注文。

具はタケノコと豚肉。

一口食べれば、辛い、けどスプーンが止まらない。

額から汗がにじみ出てくる。

 

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とにかく流行ってる店であることは間違いないようなので、

早々に退席したけれど、

その瞬間には次はあれ食べよう、これも食べよう、

そんな気になってくる。

 

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なかなかタイまで行くことは出来ないけれど、

福井にこんなお店があるってことが何より嬉しい。

タイの料理って食べると何だか「シャキッ」となるのだな。

これから暑くなる時期には最適だと思う。

ごちそうさまでした。

 

帰りはおとなしく福大前西福井駅から電車に乗った。

行きは40分かけてきたけど、

えちぜん鉄道の電車はわずか10分で福井駅に着いた。

 

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