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北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

福井市内京福バス500円徘徊記 〜天じゅの定食と極楽湯のお父さんセット〜

福井 バス 昼飯

我が家から福井駅までバスに乗ると、

所要時間は10分ちょいで、

運賃は200円である。

都市部と比較しても案外良心的な価格であるように思う。

 

そして、

以前にもちょいと書いたのだが、

京福バス福井駅から運賃230円の区間は、

500円で一日乗り放題になるフリーパスが、

土日平日問わずに発売されている。

 

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http://bus.keifuku.co.jp/rosen/ticket/

 

ただ、あまり知られていないのか、

あまりこのフリーパスを利用している方を見たことがない。

 

バス車内でも買えるのだが、

「あ、そんな券もあったな」

運転士さんにそんな表情をされることがたびたびある。

それは今日も同じだった(笑)

 

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先日、兎越山に行った時に感じたのだけど、

京福のバスは福井駅から230円で意外と遠くまで行ける。

ではこの500円の一日券でどんなところに行けるのか、

今まで乗車したことのない路線に乗ってみることにした。

 

まずは71系統の運動公園線。

 

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このバスで行ける230円の最遠はベル前。

福井鉄道福武線にも「ベル前」なる駅があり、

やはり230円で行くことができ、

さらに急行停車駅でもある。

 

他の地区に在住の方なら「ベル前」って何やねん、

そんな駅名であったり、バス停であったりするかもしれないが、

ベルとは何かと言えばショッピングセンターだ。

 

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気取った店がないもんで、

僕みたいな一般庶民には居心地のいいショッピングセンターである(笑)

今回はバスに乗ることが目的なので、

すぐに引き返す。

 

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福井駅からベルがある花堂なる地域は

平日だとバスは日中20分間隔で走っているし、

さらに福鉄福武線もあるし、JRもあるし、

ベルのような大型ショッピングセンターもあるし、

赤十字病院も近いなど、福井市の中ではかなり便利な地域だと思う。

 

以前に書いた「たこやきうえたに」さんや「初音支店」さんもこのエリアですな。

 

このまま福井駅まで戻っても良かったが、

乗り継ぎに便利なのは以前「福井駅前」であった

「駅前大通り」の停留所であるような気がしたもので下車。

バスの車内はそこそこ賑わっていたが、

1人を残してみんなここで下車したのには驚いた。

 

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以前、福井駅前のバスのりばは、

それこそ駅前から大名町の交差点にかけて

ズラーっとまっすぐ乗り場が伸びていたけれど、

今は京福バスの案内所前に集約されて、

かなりわかりやすくなった。

 

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で、次に来たのが「アピタ・エルパ」行きの

大和田エコラインであったので乗車。

このバスで行ける230円区間は「藤島園前」

 

このバスがユニークな点は、

遠くへ行った方が運賃が安くなる、

といったことか。

 

大前提は「アピタ・エルパ」という

福井県最大のショッピングセンターを利用すること、であるが、

福井駅からアピタ・エルパまでの所定運賃は360円なのに対し、

「エルパカード」の提示、

または「アピタ・エルパ利用券」の提示で200円に割り引かれる。

で、この「アピタ・エルパ利用券」はバスの運賃箱の脇にある。

 

ちなみに福井大学も近い田原町から「アピタ・エルパ」の運賃は

何と100円になるそうな。

要するに福井駅に出るより安い訳で、

駅前に人が行かなくなるのも分かるような気がする。

(あくまで平成28年6月1日現在の話です)

 

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京福バス 大和田エコライン

 

そんな200円で行ける「アピタ・エルパ」の手前にある

藤島園前で下車。

では藤島園とは何かといえば「ケアハウス」だった。

 

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ここに来る道中に「天じゅ」の看板が見えたので、

早めの昼食にすることにして来た道を戻る。

 

この周辺は観光という視点においては

特に見るべきものを思いつかないけれど、

「食」に関してはかなり充実した地域であり、

色んなお店が道路脇に並んでいる。

 

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そんな中でも代表格は「レストランふくしん」さんか。

県外の方だと福井=ソースカツ丼=ヨーロッパ軒の印象があるかもしれないが、

ここ「ふくしん」さんも地元の方々には絶大なる人気を誇る。

tabelog.com

この「レストランふくしん」さんの

目と鼻の先といっていい場所にあるのが「天じゅ」さん。

 

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僕は「控えないとなー」と考える年齢であるけど、

やはり揚げ物大好きな人間であることには変わりなく、

鳥の空揚げも大好物なんだけど、

天ぷらも大好物であったりする。

そんなもので昨年は九州の博多まで行って天ぷらを食べた(笑)

 

で、こちらの「天じゅ」さん、

福井市内においてはかなりリーズナブルに天ぷらを食べさせてくれるお店である。

天丼なんて500円台からあるが、

今回は天じゅ定食820円ごはん少なめ(−50円)を注文。

目の前で職人さんが揚げている様子がみえるのも嬉しい。

 

これまでに書いてきた自分の記事を読み返しても、

多分僕は「調理の過程がみえる店」が好きなんだと思う。

僕は20代の大半を「調理」の世界で飯を食べてきましたけど、

どうしてもお客さんに見せたくない部分はある訳です。

 

けど、カウンターやオープンキッチンのお店って、

全部さらしだしてる訳で、

一切のごまかしや妥協も許されない。

 

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「美味しい」って感じる要素って、

「調理の過程が見える」っていうことなんだよなー、

と、感じさせてくれるのが「天じゅ」さん。

 

いつも「アピタ・エルパ」の帰りに寄ってるばかりで、

今まで記事にあげてませんでしたけど、

福井に来て良かったなーと思えるお店のひとつ。

今日もごちそうさまでした。

 

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再びバスに乗って駅前へ。

続けて乗ったのが62系統一乗谷東郷線。

京福のほとんどの路線は駅を出ると駅前大通りに出るけれど、

この路線はいきなり右折したことに面食らう。

 

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で、JRの高架下をくぐって福井駅東口へ。

予想外の経路をたどるのが何とも楽しい。

御幸の交差点を右折して、足羽川を渡る。

 

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この路線の230円区間は下馬というバス停。

折り返しの時刻表を確認すれば随分時間が空いていたけど、

この地区には福井市立美術館と福井県立図書館があり、

フレンドリーバスという無料のバスで駅前に行くことができる。

 

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そんなもので周辺を徘徊しつつ、

県立図書館へ向かう。

 

こちらは福井市立美術館。

6月4日から篠山紀信の写真展開催とのこと。

僕の世代だと懐かしい作品が多そうだ。

 

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続けて震災電車。

1948年の福井地震で被災したものの、

1997年まで現役で走っていたとのこと。

 

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震災電車の前にあるのが「はちの子」なるパン屋さん。

福井の女性方に絶大なる人気を誇る。

若狭の友人の娘さんも、

部活動で福井市に来たら必ず寄るそうな。

 

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田んぼの中を歩いて県立図書館へ。

福井に来てもっとも感激したのがあまりにも美しく、

かつ蔵書も充実しているこの県立図書館と言っていい。

スタッフさんも親切だし、

調べ物をする際にはいつもお世話になっている。

サイトにある「覚え違いタイトル集」も秀逸。

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覚え違いタイトル集|図書館 - 福井県立図書館・文書館・文学館

(画像は秋に撮影したもの) 

 

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この日も2冊ばかり借りてフレンドリーバスに乗り込んだ。

このフレンドリーバス、

以前は複雑怪奇なルートを走っていたが、

3月末からすっきりしたルートになった。

15分で福井駅東口に到達。

 

続けて21系統の幾久・新田塚線に。

こちらは循環路線になっていて、運賃は200円均一。

 

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新田塚のバス停で下車。

 

南北朝時代の武将である新田義貞が戦死した地、

そんな話をきいたことがあり、

はて、どのあたりかとまわりを見渡せば、

バス停の目の前にそれらしきものがある。

 

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 燈明寺畷新田義貞戦没伝説地

太平記」(巻20)によると、暦応元年(1338)、新田義貞は藤島城の救援に向かおうとして燈明寺畷付近で、足利方の黒丸城の斯波高経軍と遭遇し、乱戦の中戦死したという。明暦二年(1657)この付近の水田から偶然農夫がかぶとを掘り出し、当時の藩軍学者井原番右エ門が、これを新田義貞のものであると鑑定したことから、この地が義貞の戦没地とされるようになった。万治三年(1660)福井藩四代藩主松平光通(みつみち)は、「暦応元年閏七月二日 新田義貞戦死此所」と彫った石碑を建立、石玉垣をめぐらし、社殿様の覆舎を造った。このことから、この地は「新田塚」と呼ばれるようになった。 

福井県の文化財 | 福井市 燈明寺畷新田義貞戦没伝説地

 

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バス道に沿ってぶらぶら歩く。

某党の方が車を駐め、

「戦争法案反対、原発反対」と演説している。

僕はその前を通り過ぎる。

 

しばらくするとその車が脇を通りすぎて行き、

再び先方で演説を開始する。

僕はその前を通り過ぎる。

 

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そして、「あれ?」と思った。

ここ、さっきエルパ行きのバスで通ったところだ。

 

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さらに進めばえちぜん鉄道の「まつもと町屋駅」の近くまで出てしまった。

この周辺は以前にも歩いたことがある。

 

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JRの線路をまたいで少し進めば極楽湯もある。

それなりの距離も歩いたし、

よし今日は極楽湯に入ろうと思った。

 

風呂入って駅までバスに乗り、

ハピリンのがブリチキンかオレボ食堂でビールでも飲もう。

そう考えただけで顔がにやけてくるのが分かった。

 

福井の極楽湯でありがたいのは

「内湯だけ」の入浴料金が設定されていることで、

これが430円と他の銭湯と同一料金である。

連れと来たら露天にも入ってゆっくりするけど、

ひとりなら内湯だけで十分だ。

 

そんな極楽湯で、

「お父さんセット」なるポスターを見かけてしまう。

「期間限定! 生ビール、揚げ物盛り合わせ、塩昆布キャベツがついて1030円!」

 

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うーむ、何とも魅力的だ。

風呂入りながら、駅前まで出るか、

極楽湯でいいか、

そのことだけを考えていた。

 

しかし、お父さんセットの誘惑には勝てなかった。

食事処で「お父さんセット」を注文。

ほどなくして生ビールと塩昆布キャベツが運ばれてきた。

まず驚いたのがこの塩昆布キャベツの量である。

 

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で、続けてやってきた揚げ物の盛り合わせも、

なかなかボリュームがある。

 

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やられたな、僕は思った。

 

こんな量のおつまみが出てきたら、

生ビール一杯で足りる訳がないのだ。

仕方なく、僕はレモンサワーを追加注文した。

 

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