北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

さばえのなごやで味噌カツを

年末、たぶん29日だったと思うのだが、

福井鉄道沿線在住の友人と晩飯を食べに行った。

すると「今日、福鉄の新車に乗ってきたぞ」などと言う。

「新車の香りがしたし快適だった。写真撮ってた兄ちゃんが飛び出してきてみんなびっくりしてたけど」

 

12月29日、福井鉄道で「桜色のフクラム」の運行が始まった。

年があけ2週間経つが、

僕はその「桜色のフクラム」をクルマの中からチラッと見ただけで、

まだ一度も乗車していない。

それどころか今年はまだ福井鉄道にもえちぜん鉄道にも乗っていない。

 

うーむ、このままではよろしくない。

そんなもので鯖江に昼飯を食べに行くことにした。

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できれば「桜色のフクラム」に乗りたかったのだが、

福井鉄道ではサイトでフクラム全編成の運行予定を掲載するようになり、

この日に関しては

前武生発 7時29分、14時25分、17時25分

田原町発 9時32分、15時54分、18時54分

とのこと。(日によって違います)

www.fukutetsu.jp

残念ながら自分が動ける時間に

桜色のフクラムは動いていないようである。

まあ、いいや、

福井鉄道に乗れればそれでいい。

凍てついた道を福井駅へ向かう。

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まだ昼飯には早い時間だったもので、

えち鉄にも新年のあいさつを兼ねて乗車。

田原町から鯖江へ向かうことにした。

年末年始と他県の電車ばかり乗ってきたもので、

えち鉄に乗ると「帰ってきたなあ」そんな安心感がある。

 

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田原町駅のホームにはこの日各駅運用に入っていた

オレンジのフクラムが停車中。

オレンジが出発して間もなく、

鷲塚針原行きのブルーが入線。

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ブルーが鷲塚針原に向けて出発してほどなく、

グリーンの越前武生行きが現れた。

短時間で3編成を眺めることができるのは楽しいが、

桜色だけ現れないのが何だか悲しい。

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福井もたいしたことはなかったとはいえ、

ようやく本格的な雪が降り、

車窓は一面の銀世界。

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神明駅でキーボとすれ違った。

考えてみれば、

昨年の3月末に運転を開始したキーボにしろ、

乗車してるグリーンのフクラムにしろ、

本格的な雪は初めてなのかもしれない。

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グリーンのフクラムは西鯖江駅に到着した。

駅から歩くこと約5分。

嚮陽会館の向かいあたりにめざすお店、

「なごや」さんはある。

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このお店を見つけたのは、

以前に「マーシン」さんを訪ねた時で、

こんなところに食堂があったのか、

その時はその程度の認識だったのだが、

後から調べてみるとこちらのお店、

赤味噌」を使ったいわゆる「名古屋めし」の店であるらしい。

 

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愛知県の某自動車工場で期間工として勤務していた若かりし頃、

一応いわゆる「名古屋めし」の有名店はいろいろ回ったのだが、

味噌が効いたこってり味というのが

正直言って当時は口にあわなかった。

 

ところが愛知県を離れて富山に戻ると、

妙にこの「味噌」の味が恋しくなってきた。

後に高速道路の開通で富山と名古屋の往き来がたやすくなり、

月イチくらいで訪れるようになってからは、

すっかり「名古屋めし」のとりこになってしまった。

 

福井に来てから名古屋に行く機会もめっきり減ってしまったが、

鯖江で本格的な名古屋めしを食せるとあれば、

ぜひ行きたいと、昨年から思っていた。

そんでもって昨年も実は訪れているのだけど、

その日は定休日だった(涙)

 

この日はちゃんとのれんがかかっており、

ホッとする。

味噌煮込みにエビフライ、

気になるメニューは多々あれど、

迷うことなく「味噌カツ定食」(1100円)を注文。

 

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待っていると、

まわりのお客さんのもとに運ばれていく料理が、

どれもこれもボリューム満点で

「うわ、すごーい」なんて声が聴こえるから、

ついちら見をしてしまう(笑)

 

エビフライなんてそそり立ってるし、

唐揚げ定食なんていったいいくつ載ってるのだろう。

鍋でぐつぐつ煮えたきしめんも、

この寒い日にはもってこいの食事にも思えた。

 

ほどなくして「味噌カツ定食」が供された。

味噌ソースがたっぷり絡んだカツを

白ご飯の上に載せれば、

あー、ちゃんと名古屋の味だ!と、

わくわく嬉しくなってくる。

 

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見た目はこってりだけど、

案外あっさりしてるのは「名古屋めし」全般に共通している点だと思うが、

それは「なごや」さんの味噌カツにも言えて、

何せ箸がとまらない。

赤出汁も冷えた身体に染み入る旨さ。

最後は皿に残った味噌ソースをカツで拭って完食。

 

名古屋の味が恋しくなったとき、

鯖江で食せるというのは

かなりありがたいことであるように思う。

ごちそうさまでした。

 

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さすがに雪の西山公園を散策する気にもならず、

おとなしく福井へ帰ることにした。

鯖江に昼飯だけ食べに来ると、

ほぼ行きも帰りも同じ車両にあたる。

そんなもので帰りもまたグリーンのフクラムに。

 

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足羽山公園口で、おばあさんが息を切らして乗り込んできた。

続いて流れた車内放送が

「この電車は福井駅には参りません」と告げ、

「えっ、福井駅行かないの!」と僕を見て言う。

「行かないですね、市役所前で降りるしかないです」

「あーら、そうなの、仕方ないわねー」

 

まだこの急行電車、

あんまり浸透してないのかな(笑)

 

市役所前に到着。

寒いしバスで帰宅しようと思ったけど、

年末年始の暴飲暴食でしっかり腹回りに肉を携えてしまったもので、

ぶらぶら歩いて家に向かった。

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