北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

台湾鉄路・内湾線、台鉄時刻表について

台北はやっぱり雨だった。

 

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台湾旅行のベストシーズンは3〜5月なんてよく聴くが、

僕に関してはあてはまらないようだ。

ただ、福井だと花粉症で朝から晩まで苦しんでいるが、

台北だと不思議なくらいに症状が現れないのが救い。

 

今日は台湾北西部のローカル線、内湾線を訪ねてみようと思う。

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今回の台湾、動けるのは一日だけで、

相方とは別行動をする予定だったけど、

何故か知らぬがついてきた(笑)

 

内湾線の起点は縦貫線の新竹駅。

1人だと区間車で行くつもりだったけど、

相方に配慮して指定席のある自強号で向かうことにする。

 

台湾語が全く分からない僕は台北駅の窓口で

「台北8:28 → 新竹 自強☓2」と書いたメモを出したのだが、

発券してくれた係員が何か券面を指差しつつ何が言っている。

 

ニコリと笑って「謝謝」と言って、

券面をよく確認したら

「中壢以後無座 No Seat After Zhongli」なんて書いてある。

「座っていけるの途中までみたい」

僕が言ったら相方は「えっ」と露骨に不満気な顔になった。

 

やっぱ1人でエステでも行った方が良かったんじゃないの、

そんな言葉が漏れそうになるのを

ぐっと飲み込む。

 

地下ホームに降りると、

8時23分発の樹林行き太魯閣号が入ってきた。

「キレイな電車やなあ」と相方が言う。

 

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太魯閣号が出発してまもなく、

屏東行きの自強号が入線してきた。

「さっきの電車とえらい違いやなあ」と相方が言う。

8時28分、定刻に出発。

 

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車内はほぼ全ての座席が埋まり、

立っている乗客もいる。

途中の中壢までとはいえ、

座席を確保できたのはありがたかったような気もする。

 

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自強号は地下区間を抜け、

地上に出た。

空は相変わらず灰色のままだったけど、

雨はやんでいるようだ。

時折青空も覗き見え、テンションが上がる。

隣で相方は爆睡している。

 

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桃園からもわりとまとまった乗車があり、

車内は混んでいると表してもいい状況になった。

次の中壢のホームにも大勢の乗客の姿があった。

この先の座席の主が変わる。

本来の客が現れる前に相方を起こし、デッキへ移動した。

 

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9時36分、新竹駅に到着。

乗り継ぎに時間があったので改札を出る。

駅舎を眺めてみると何だか懐かしさすら感じる、

立派な造りだ。

調べてみると日本人の設計で、東京駅とは姉妹駅関係にあるらしい。

 

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日本人設計が縁で姉妹駅に 東京駅と台湾・新竹駅 

開業100年を迎えたばかりの東京駅が、台湾北西部・新竹市にある新竹駅と姉妹駅の締結をすることになった。 JR東日本が9日、明らかにした。いずれも、当時を代表する日本人の建築家が設計したことが縁となった。

今後、交流イベントなどを通じて友好を深めていく方針。 JR東によると、新竹駅の現在の駅舎は日本統治下の1913年に完成。設計者は台湾総督府に勤めていた 松ケ崎万長で、日本では旧青木家那須別邸(栃木県那須塩原市)や七十七銀行(仙台市)の旧本店(現存せず)を 手がけたことで知られる。【共同通信・ 2015/02/09】

 

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新竹の街は中高生くらいの若い世代が

そこいら中で「踊っている」そんな印象。

駅周辺をぶらりと徘徊して新竹駅に戻った。

 

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目的とする内湾線は新竹〜内湾の27.9キロを結ぶ路線だが、

新竹から出る列車の大半は途中の竹中から分岐する六家線に乗り入れ、

六家に向かう。

 

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六家行きの電車に乗車。

車内は気の毒なほどに空いていた。

考えてみれば台湾の鉄道に乗って

「空いてる」なんて感じたのは初めてかもしれない。

 

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北新竹で縦貫線と別れ、内陸へ向かう。

複線高架の線路が続く様子はとてもローカル線といった感じはしない。

新竹駅から14分ほどで竹中駅に到着。

向かい側のホームでは既に多くの客が内湾線の列車の到着を待っていた。

 

ちょっとややこしいのだが、

ここまで乗ってきた電車の終点、六家という駅は、

台湾高速鉄道(高鉄)の新竹駅と接続している。

内湾線を訪れる観光客は高鉄の利用が一般的なのかな、

なんてことも思う。

 

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ほどなくして新竹側から4両編成のディーゼルカーが入線。

何だかオジサンには可愛らしい車両に乗っちゃったなあ、、、、

 

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車内はロングシートで、

残念ながら景色を楽しむ造りにはなっていない。

そんなもので無理やり身体をひねって外を見る。

隣の相方はやはり爆睡しており、

いつでも何処でも眠れるというのは

ある意味羨ましくもなったりする。

 

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内湾線のような行き止まりの支線(盲腸線)は、

進めば進むほどお客さんが空いていくものだけど、

この時の列車に関しては

何故かどんどん混んでいった。

 

無人駅も多く、車掌は車内発券に大忙しの様子。

台湾の車掌を見ていると、

「鉄道員」そんな言葉が似合う、

堂々とした振る舞いが印象的だ。

 

日本だと今や鉄道会社など完全にサービス業と化し、

車掌も駅員も平身低頭、そんなイメージがあるけれど、

以前はもっと堂々としてたよなア、

なんてことも思う。

 

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終点も間近な合興駅からさらに大勢の乗車があり、

車内はラッシュ状態になった。

隣のお婆さんが話しかけてきたがさっぱり分からない。

「日本人です」と言ったら、

お婆さんが何か驚いたような声を出して、

周囲に立ってた人たちもが僕を見た。

 

内湾線まで来る日本人は案外少ないのかな。

竹中駅から42分、内湾駅に到着。

 

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駅前はとても山中の集落とは思えぬほど賑わいをみせていた。

店も多く立ち並び、活気がある。

そしてそこいら中に犬がいた。

 

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すれ違う観光客が何か美味そうなものを手にしてるなあ、

なんて思ったらそれを売ってるお店に寄って購入。

 

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内湾は食べ歩きが楽しい街だった。

ちょこちょこ食べているとだんだん腹が張ってきた。

 

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1時間少々徘徊して再び内湾線の列車に乗車することに。

相方は「予想以上に良かった」なんて言う。

何が良かったのかは知らぬが、余計なことは聞かない。

 

行きと違い、車内は空いていた。

 

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竹中駅で下車して六家線の電車に乗り、

六家駅へ向かう。

 

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六家駅と高鉄の新竹駅は屋根付きの跨線橋で直結していた。

高鉄の新竹駅に入るといきなり改札口が目の前にあり面食らう。

 

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この時、駅の出発案内板を見上げて、

僕はようやく台湾高速鉄道が南港駅まで延伸していたことを知った。

うーむ、乗りたい。

 

南港駅まで行って、MRTで南港展覧館へ、文湖線をぐるっと回って、

台北に戻るなんてなかなか楽しげである。

 

「なあ、終点まで行っていいか」

僕は相方に言った。

相方は電車に乗るのも飽きた様子で

「まだ買い物もしていない、小籠包も食べていない」と言った。

 

僕はおとなしく台北駅までのきっぷを買った。

 

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台鉄時刻表についてのおまけなつぶやき

 

台湾鉄路の時刻を調べようと思えば

駅名を入力して時刻表示、といった流れでちょっと使い辛いなあ、

そんな思いがありました。

 

そんな中、昨年見つけたのが下記のサイトです。

中国語ですが何となく分かります(笑)

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臺灣鐵路管理局-火車時刻查詢系統

 

このサイトの左側、時刻表下載をクリック

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するとこんな感じで路線の一覧が出てきます

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区間車(普通列車)と自強号、莒光号など日本でいう優等列車が分かれて掲載されています。

例えば台北駅から平渓線に優等列車で行きたいと考えたら

定期行駛列車時刻表(106年1月5日起實施)欄の

東部幹線(樹林→臺東)をクリックしますと、

以下のような時刻表が表示されます。

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日本の時刻表と同じで見やすくないですか?(笑)

平渓線なら瑞芳駅が乗り換えになりますので、

瑞芳駅の時刻を確認。

瑞芳駅は九份へ行くバスも出ているのですが、

意外と停車する列車が少ないことも分かります。

 

区間車(普通列車)で行きたい場合は宜蘭線(八堵→蘇澳)になります。

以下の時刻表で三貂嶺までになっている列車は

そのまま平渓線に入ります。

 

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確認のため

下方の支線 平渓・深澳線をクリックしますと、

平渓線の時刻表が出てきます。

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上記の時刻表はスクリーンショットですので、

実際にお出かけの際には最新版をご確認ください。

 

僕はこのPDFファイルをスマホに入れて持ち歩いています。

電波が入らなくても何ら問題なく時刻の確認ができるので、

非常に重宝しています。

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