北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

えちぜん鉄道・三国芦原線ぶらぶら

福井に来たばかりの頃は、

できるだけ福井鉄道えちぜん鉄道を交互に乗ろうと思っていたのだけど、

どうも最近は福井鉄道に偏り気味で、

長らくえちぜん鉄道に乗っていないなあ、

そんな気がしてきた。

 

正確には田原町福大前西福井といった、

短距離の区間はちょくちょく乗っているのだけど、

一日フリーきっぷなんてずいぶんご無沙汰している気がしなくもない。

そんなもので、今回はえちぜん鉄道に乗って、

今まで利用したことのない駅で下車して、

温泉入ってビール飲んでくることにした。

 

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ハピリンの広場では「そば祭り」の準備中。

どうもこの広場では出かけることを躊躇させるイベントがたびたび行われるもので、

優柔不断な僕はいつも弱ってしまう(汗)

 

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とりあえずろくすっぽ時刻表を確認する訳でもなく、

えちぜん鉄道福井駅に行ったら次の列車が三国港行きだったもので、

とりあえず乗り込んでから時刻表を眺めた。

 

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さて、三国芦原線でこれまで利用したことのない駅は、、、

日華化学前と八ツ島は、

フェニックス田原町ラインが開通する前に見てきたような気はしたが、

乗降したかといえば記憶になく、

とりあえず日華化学前まで行くことにした。

 

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福井駅から約12分の乗車で日華化学前に到着。

隣の八ツ島駅までの距離はわずか0.6キロ、

線路も直線なものですぐそこに見える。

線路沿いを歩けば10分とかからず到達してしまうもので、

芦原街道まで一旦出てから八ツ島駅を目指した。

 

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芦原街道を歩いていたら、

じきにバロー(スーパー)やカボス(書店)が見えてきて、

ありゃ、ここは新田塚ではないか、

行き過ぎてしまったかと思って線路沿いに戻ったら八ツ島駅が現れた。

 

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再び三国港行きの電車に乗る。

次に利用したことのない駅、と考えてみれば、

あわら市に入った本荘駅となり、

しばし電車に揺られ、約22分で本荘駅に到着。

 

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島式型のホームは狭く、ベンチはおろか、上屋もない。

けど、それは視界をさえぎるものが何もない、と言えた。

「気持ちいい駅だなア」っていうのが第一印象。

 

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小じんまりした駅舎に入り、

えちぜん鉄道ではおなじみの色紙を探す。

こちらの駅には

「電話一本の思いやりで家族は安心する」とあった。

長らく実家に電話なんてしたことなんてないなア、とちょっと反省。

 

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集落の中を歩いて竹田川のほとりに出た。

川沿いの畑では老夫婦が白菜の収穫中。

旦那さんが珍しいものでも見るような目で、

「どっから来たの」という。

「そこの駅からぶらぶら回ってます」と言って、

「この辺で見るとこありますか」と続けたら、

「ないなあ」と笑った。

 

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えちぜん鉄道の徘徊で楽なのは、

日中は完全なパターンダイヤが組まれているから

いちいち時刻表を確認する必要がないということで、

30分後に駅に戻れば先に進める。

 

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この時も次は10時45分発の電車に乗るつもりで、

のんびり構えていた。

ところが10時40分前に本荘駅に戻ったら、

既に駅構内の踏切の警報機がなっている。

 

「???」

ありゃ、時計が狂ったか?

電車はホームに入っていた。

しかし遮断器に遮られ、ホームに行くことはできない。

そして電車は無情にも出発していった。

 

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よくよくみると「団体」の文字が見えた。

焦った、臨時列車ということか。

それから5分後、三国港行きの電車は定刻に現れた。

 

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続いて目指すのは三国神社駅。

これで三国芦原線は全駅制覇の、、、はず。

 

電車はあわら湯のまち駅に着いた。

ここで、福井行きの電車とすれ違い、

本来ならすぐに発車するのだけど、

ここで運転士はこんなアナウンスを流した。

 

「先行列車が三国駅を出ましたら出発いたします。しばらくお待ちください」

 

僕はこの時点で

ああ、さっきの団体列車が引き返してくるのか、

こりゃ随分待たされるな、と考えていた。

この先、単線の三国芦原線には、すれ違いを行える駅はない。

 

ところがその列車が現れることのないまま、

数分後に出発した。

 

なるほど、閉塞の関係か、てなことを思う。

ちょっとマニアックな話になるから大雑把な言い方にとどめるけれど、

鉄道には事故を避けるために1閉塞1列車という大原則がある。

 

閉塞というのは線路の区切りのことで、

その区切りにあるのが信号機、

要するに信号機と信号機の間には1本の列車しか入れない。

これを無視すると追突や正面衝突といった事故が起きてしまう。

都市部の数分おきに電車が走るような区間はこの区切りがたくさん設けられている、

ということになる。

路面電車はまた違いますが、、、)

 

前方の景色を眺めていたら、

水居駅には信号がなく、三国神社駅にはあったから、

あわら湯のまち駅と三国神社駅の間で1閉塞ということか。

 

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三国神社駅で下車。

これで三国芦原線全駅制覇だ、そんな喜びより先に

先発している団体列車は終点の三国港駅の、

普段なら「あり得ない」場所に待機している、ということになる訳で、

そっちの方が気になってきたりもした(笑)

 

三国神社駅は小さな無人駅だけれど、

近くには坂井市役所の支所や病院、ショッピングセンターなどもあり、

周囲はそれなりに賑やかな感じがする。

 

駐車場に入る婆ちゃんの車にはねられそうになりながら(汗)

しばし静かな住宅街の中を歩き、

三国神社へ。

三国祭の時は歩くのも困難なほどごった返していたが、

今は静まり返っていた。

 

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境内には先の台風の痕跡が。

福井市内でもそれなりの風だったから、

三国はさぞかし凄まじかっただろうと思う。

 

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ぼちぼち腹も減ってきたもので、そろそろ昼飯としたい。

三国の町中に、ちょっと気になる食堂があった。

今回はそちらにお邪魔してみたい。

 

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目指す食堂は、、、記憶違いもあってちょっと迷ったのだけど(笑)

盛安さんという三国の老舗そば屋さんの先に、

ひっそりと店を構えていた。

のれんがなければ集会所のように見えなくもない。

 

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ところが店内はカフェというか、バーというか、

ずいぶんと見事なまでにリノベーションされていた。

メニューは丼と定食がそれぞれ5種程度とシンプルなもの。

先客のご婦人が食していた唐揚げが実に美味そうで、

どうも店主さんとの話を聞いているとかなりこだわりを持たれているようだったので、

唐揚げ定食を注文。

 

僕が入店して間もなく、次から次へとお客さんが入ってきて、

にわかに店内は賑やかになった。

 

ほどなく唐揚げ定食が到着。

ボリュームのある唐揚げの他に、小鉢が2品、お新香にご飯に味噌汁。

そして、こちらの唐揚げは「たれ」がかかったもの。

あまり福井では見かけないタイプだけど

これがまた美味いのだな(笑)

 

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近所のお兄さんたちや、家族連れや、

地元の色んな世代の方に愛されている、そんな印象。

ごちそうさまでした。

 

中藤食堂さんからだと三国駅はすぐ近くなのだけど、

満たされた腹を落ち着かせるために、

散歩がてら三国港駅まで歩く。

 

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そして三国港駅には、先程僕を慌てさせた団体列車が、

ホームの先のホーム(?)に停車していた。

三国芦原線のダイヤから察すると、

夜は何本か留置されているのだろうけど、

日中に2本並んで停車しているのが何とも新鮮。

 

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しばらく珍しい位置に停車している電車を眺め、

福井行きの電車に乗った。

温泉はゆあぽーとでも良かったのだけど、

ビールの安さに惹かれてあわらのセントピアへ行った。

 

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セントピアの入浴料は500円だけど、

JAF割引で450円、生ビールは350円。

温泉と生ビールがセットで800円よ(笑)

 

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このあたりに来ると

生ビールだけでいい時はセントピア、

ちょこちょこツマミも欲しい時はゆあぽーと、

温泉だけでいい時は芦原荘か三国観光ホテル、

最近はそんな感じになっている。

 

本当はあわらには「湯めぐり手形」なんてのもあるもので、

いろんな宿の風呂にも入ってみたいのだけど、

時間設定が夕方以降のところばかりで

日中の日帰り入浴を積極的に受け入れていない、

そんな感じがするのが非常に残念な点。

(さらに「本日はご利用できません」っていうのが非常に多い)

 

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調子こいて生ビールを2杯飲んで、福井行きの電車に乗った。

 

まっすぐ福井まで戻っても良かったけれど、

福井口駅で下車して建設中の新駅舎を眺めてみることにした。

来夏には、いよいよ開業だ。

 

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3年前の10月にはこんなのどかな駅だったンだけど(笑)

 

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福井駅に戻り、100円の金券をもらうためにハピリンに行ったら、

広場では「そば祭り」が開催されていて、

ずいぶん賑わっていた。

ちょっと覗いてみたら「そば打ち体験」なんてのもできるようだ。

 

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福井に来てからずっとやってみたいな、とは思っていたが、

未だにやったことないのが「そば打ち」だった。

 

ところが受付の列に並んでいる方々はみんな家族連れであったり、

カップルであったりした。

周囲がわいわい楽しげにそばを打っている中、

中年の男が1人で黙々とそば打ちに挑戦するというのは、

それはそれで場違いなような気がしなくもない。

 

ましてや僕はすでに酔っ払いの身である。

やはり、どう考えても場違いだといえた。

しばし悩んだら冷静になってきて、列を抜けた。

 

そんな矢先、

出掛けていた相方が帰宅したから迎えに行く、そんなメールが入った。

僕は相方が帰宅するのは夜だと思っていたから、

その頃には寝てると思っていたから調子こいて昼から飲んだわけで、

どうも色々状況はよろしくないような、そんな気もしなくもない。

 

ま、どうせ嫌味言われるのはわかってる。

僕はコンビニで缶ビールを買って、

相方が迎えに来てくれるのを待った。

 

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