北陸徘徊人(元)

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

平成30年・福井大雪の記録

ひとり平成30年2月、福井は豪雪に見舞われました。

国道8号線では1400台もの車が立ち往生し、鉄道、バスといった公共交通機関は軒並みストップ。

大雪のピークが過ぎた後もなお、生活道路の除雪までは手が回らず、市内の各所で動けなくなる車が続出、食料や燃料の不足など生活に深刻な状況をもたらせています。

 

いつもは酔っぱらいの徘徊記ですが、

今回は忘備録として、福井で起きていたことを淡々と記していきたいと思います。

 

 

 

福井県嶺北地方に大雪警報が発令されたのは2月5日の午前中です。

この日は「降っているなあ」という印象はあったものの、

「いつもより少し多い程度」といった感じでした。

 

5日午前9時現在の積雪は、大野市九頭竜183センチ、南越前町今庄98センチ、大野81センチ、福井60センチ、越前市武生44センチ、小浜36センチ、敦賀26センチ。

 

福井鉄道は午前中からえちぜん鉄道直通を含む急行の運行を取りやめ。

えちぜん鉄道勝山永平寺線の一部区間で除雪作業のため、一時運転を見合わせ。

JR西日本北陸線は普通が午後の上下18本が運休、

特急サンダーバードは上下17本、特急しらさぎは上下12本が運休。

 

僕が夕方に帰宅した段階では晴れ間ものぞき、

同じアパートの奥様方と一緒に駐車場の除雪に励み、

夜の時点では車の出し入れも何ら問題もありませんでした。

状況が一変するのは深夜です。

 

後日、11日に放送された福井テレビの「タイムリーふくい」によると、

北陸自動車道が通行止めになったのは5日の23時40分とのこと。

 

6日の6時30分現在の北陸自動車道の通行止め区間は、

上りが砺波ICー今庄IC間、下りが武生ICー砺波IC間。

中部縦貫自動車道は松岡ー福井北IC間の上り線。

 

JR西日本は5日夜の時点で6日午前中の特急上下24本の運休を発表、

普通も10時頃までの運転見合わせを発表、後に終日運休に。

福井鉄道は始発から運転を見合わせ、後に終日運休と発表。

えちぜん鉄道も始発から運転を見合わせ、後に終日運休と発表。

京福バスは路線バスの終日運休を発表。

 

6日午前7時現在の積雪は、大野市九頭竜214センチ、大野市128センチ、南越前町今庄103センチ、福井市102センチ、越前市武生86センチ、小浜市28センチ、敦賀市22センチ。

 

6日に目覚めた時点では、まだ「降ったなあ」とか「せっかく夕べ除雪したのに」くらいの感覚でした。

ただ、外に出てみると太もものあたりまでの新雪が積もっており、

車にたどりつくのも困難な状況。

何とか総出で除雪に励んだものの、結局1台も出せずしまい。

歩いて出勤していったのはうちの相方だけ、、、

 

以下の動画は福井新聞デジタルラボより

 

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雪は自分がスキー場にでもいるのではと錯覚するほど、降り続きます。

県内の多くの小中学校が休校となりました。

またこの日は県内私立高校の入試だったのですが、延期が発表されました。

 

そして福井県は6日、国道8号線に車1000台が立ち往生しているとして、自衛隊災害派遣を要請。

 

6日午後、僕は最寄りの郵便局に行こうとしたのですが、

大通りは融雪が効いて車道は水没状態。

歩道はとても歩ける状況ではなかったのですが、強引に突っ込んでみたら腰までのラッセル状態に。

まさか福井市内でラッセルをやることになるとは、、、

 

↓8日に撮影した歩道の様子

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6日午後2時現在の積雪は、大野市九頭竜214センチ、福井市136センチ、大野市130センチ、南越前町今庄97センチ、越前市武生95センチ、小浜市26センチ、敦賀市17センチ。

福井市内はわずか7時間ほどで30センチ以上積もったことになります。

また、福井市の積雪が130センチを超えたのは、昭和56年豪雪(196センチ)以来37年ぶりとのこと。

 

6日午後2時現在、北陸自動車道は上下線とも福井県鯖江ICと富山県の砺波IC間で通行止め。

中部縦貫道も福井北JCT・IC―勝山IC間で通行止め。

 

6日夕、陸上自衛隊が8号線で立ち往生している車の救出作業を開始。

6日夜、JR西日本京福バスは7日の運休を発表。

 

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2月7日午前6時、北陸自動車道の県内区間が開通。

同時に国道8号線の通行止めに伴う代替措置として福井ICー加賀IC間が無料に。

 

↓7日朝のアパートの駐車場。

ワイパーを立てていなければもはや何処に車があるかも分からない状況に。

 

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7日午前8時現在、国道8号線の石川県加賀市から坂井市にかけて1400台が動けず。

7日正午、福井市の積雪は140センチに。

7日午後、国道8号線の通行止め区間は石川県加賀市内から福井市和田2丁目まで延長。

 

8日午前5時現在、自衛隊員の方々を始めとする夜通しの救出作業により国道8号線の立ち往生は350台に。

8日午前8時半現在、国道8号線の通行止めは石川県境から福井市の足羽橋北まで。

 

8日、JR西日本北陸線敦賀ー福井間で普通列車の運行を再開。通常の5割程度の本数。

8日午後9時現在、国道8号線の立ち往生は80台に。

 

9日午前1時、国道8号線の立ち往生が解消。

9日午前5時、国道8号線の通行止め解除。

 

9日は晴れ間が広がり、市内各地で除雪に励む光景が見られました。

8号線の立ち往生が解消され、全国ニュースで福井のことが報じられることはなくなりましたが、住民はまさに雪との闘いが継続中。

流通がままならず、食料や燃料不足が深刻な問題と化してきます。

また、主要道路の除雪は進んだのですが、生活道路まで行き届かず、

救急車が現場に到達できないといったニュースも見受けました。

また除雪した雪のやり場も深刻な問題です。

 

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えちぜん鉄道は9日午後、福井ー新田塚間で運転を再開。

京福バスは9日、全線の運行再開には1カ月程度かかる、との見通しを明らかに。

 

福井市内が悲惨な状況に陥ったのは10日です。

この日は気温も上がり、雨模様となりました。

圧雪状態だった道路が一気にぬかるみ、あちらこちらでスタックする車が続出。

  

除雪車のオペレーターさん曰く、

「ずっと助けとるからさっぱり除雪が進まん」とのこと。

 

10日午後、福井鉄道はヒゲ線を除き運転再開。

えちぜん鉄道は福井ー永平寺口間で運転再開。

10日夕、国道158号線大野市唯野から岐阜県境の大野市東市布までの約35キロの区間で通行止めに。

 

この日、除雪作業中の重機のオペレーターの方が亡くなられました。

福井新聞よりこの記事を転載させていただきます。

記録的な大雪の除雪に当たっている福井県内の建設業者の疲労がピークに達している。10日夜には福井市内で除雪作業を行っていた重機の男性オペレーター(66)が、重機内で心肺停止の状態で見つかった。長時間の作業が続く市内の建設業者の1人は「業者はみんな懸命にやっている。市民の皆さんは車での不要不急の外出は控えて、スムーズな除雪に協力してほしい」と呼び掛けている。

男性が亡くなったのは、福井県護国神社南西の市道交差点付近。福井市などによると、男性は市の依頼を受けて現場付近の除雪の担当をしていた。

市や近くの住民によると10日午後8時半ごろ、男性は作業を中断して悪路で動かなくなった車の脱出を手伝った後、重機内で心肺停止の状態で見つかった。大雪の対応で近くにいた県警福井署員らが救命活動を行ったが、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は不明だが、同署は病死の可能性が高いとしている。市には同日午前9時に男性から除雪開始の連絡があった。

遺族によると、大雪となった6日未明から連日、男性は1日3~4時間の仮眠だけで昼夜を問わず除雪に取り組んでいた。「少し休んだら」という家族の声にも強い責任感から「やらないといけない」と除雪に出ていたという。

福井新聞より》

 

また、雪下ろし中の男性も死亡、重軽傷は62人に上っています。

 

11日朝、国道158号線の通行止めが解除。

11日、京福バスが一部区間(4路線)で運転再開。

 

除雪道具が壊れたらもはやどうしようもないもので、スコップなどを買い求めにホームセンターへ行ったものの、どこも品切れ。何店舗かまわってようやく角スコを手に入れたものの、スノーダンプは手に入らず。

ホームセンターの方曰く「入った瞬間に売り切れる」とのこと。

 

11日午後4時の積雪は、大野市九頭竜205センチ、大野98センチ、南越前町今庄92センチ、福井79センチ、越前市武生65センチ、敦賀24センチ、小浜19センチ。

11日夕、えちぜん鉄道の西長田ー三国港間の除雪が完了、福井ー三国港間の運転再開。

11日夕、JR西日本、12日の一部列車の運休を発表。

 

youtu.be

全国ニュースでは9日の時点で「大雪はヤマを超えた」なんてのんきなことを言っていましたが、

現地はまったくそんなことはありません。

12日以降も雪の予報ですので、しばし徘徊は遠ざかりそうです。

 

 

 

以下、これだけは、と思う点を幾つか。

まず、国道8号線の立ち往生に巻き込まれたトラックドライバーの大半の方は福井県外の方だったと思います。

昼夜を問わず、季節を問わず、天候を問わずハンドルを握って頂いている皆様のおかげで僕たちは「あたりまえ」の生活を送ることができています。

改めて感謝します。

また、救出作業にあたって頂いた自衛隊員の方々にも感謝します。

全国ニュースでは立ち往生の件だけが報道されていますが、その後も福鉄やえち鉄の除雪にも携わって頂いています。

立ち往生の現場では、多くの地元の方々が炊き出しなどに参加、ドライバーさんたちに食事を無償で提供したお店もあったそうです。

また、連日除雪に励まれている皆様にも感謝します。

 

「家から出れない、何とかしろ」と住民が苦情を言いたくなるのも分かります。

けど、それは除雪に携わっているオペレーターの方々にしても同じことなんです。オペレーターのみなさんも家に除雪車を置いている訳ではないのです。

除雪基地なり、会社なりに出勤してから除雪に励んでいる訳です。まして出勤する道中は除雪なんてしてません。その道を除雪することも彼らの仕事です。みなさんにも家があり、家庭がある訳です。家を出るのもやっとの状況でしょう。家のことも気になるでしょう。

雪国で生活していると、除雪とは日常の仕事+αの仕事です。それは除雪車のオペレーターさんたちにだって言えることです。除雪が本業ではないのです。僕たちはそんな当然のことを、つい忘れがちです。

また、この雪の最中にもお店を開けて頂いた方々にも感謝します。立ち往生に巻き込まれた方々も、たとえ食料がなくともコンビニなり商店のトイレを借りたりすることはできたかと思います。それは商品が入荷できなくとも、店を開けて頂けているからこそできることです。当然、お店で働いている方々も家を出ることすら困難な状況だったことでしょう。

「こんな雪だから休めばいい」そんなことを言うのは容易いことです。「行政は何をやっている」と言うのも容易いことでしょう。でも、行政に携わっている方々だって、やっとの思いで出勤して、その上で仕事をしていると思います。

僕の知人で福井市内の病院に勤務している男がいます。患者さんがいる以上休めません。彼もやっとこさ出勤したそうな。そして、出勤したら坂井市の丸岡に住んでいる同僚がいた、と。その同僚は車が出せず、丸岡から福井市内まで歩いて来たそうです。距離にして約12キロくらいあります。

 

みんな必死なんです。

 

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12日朝、福井市内は再び雪に見舞われています。

生活道路もまた雪に覆われました。

今朝方職場の帰り道に見ていると、除雪されていない道に無謀に突っ込む車があまりにも多すぎる。そして動けなくなり、後ろに車が連なっていく。連なった車もまた、動けなくなる。

圧雪路の大半が前日の雨でぬかるみ、それが冷えて固まった状況の上に新雪が積もっているのですから、普通車だと走れる訳がありません。

こうなると救出の車や除雪車すら入ってこれなくなります。

 

除雪を願う住民が除雪の邪魔をしているのが現状です。

 

また、福井市内のガソリンスタンドは何処も大混雑していますが、除雪車だって給油しないことには走れません。今の状況なら除雪車や燃料を積んだタンクローリーがスタンドに近づくのも困難です。

 

今、福井県内でのんきにオリンピックを見ている方なんて皆無だと思います。

全国放送でやる必要なんてないから、

せめて福井の放送局だけでも、車での外出を控えるように、

最低でも除雪車が来るまで車を出すなと訴えてみたらいかがなものでしょうか。

報道に緊張感がまったくないからみんな車で出かけてしまうんです。

福井は十分すぎるくらいに緊急事態に陥っています。

 

「車で行かなきゃならないンだ!」と言って動けなくなれば話にもなりません。

「これくらいの雪なら大丈夫」そんな個々の判断が混乱に拍車をかけています。

 

先に転載させて頂いた福井新聞の記事の続きです。

 

同市西部の路線を除雪するエス・イ・コンサルでは6日未明から、所有する重機5台がフル稼働。オペレーター14人は1日平均10時間は作業に当たっている。森國茂治社長(67)は「ある程度の従業員がいるうちでもこの状況。小規模な事業者は、少人数が仮眠を取りながら重機に乗りっぱなしだろう。亡くなった方もきっと疲労が蓄積していたのではないか」と、同業者の不慮の死を思いやる。

除雪中の重機の運転席は震動が激しく、長時間操縦した後は疲労感で食事が喉を通らないほど。連日の作業で体調を崩すオペレーターも出てきているという。

森國さんによると、作業中のオペレーターが市民から感謝される一方で「遅い」「今ごろ何をしてるんだ」と罵声を浴びることも多い。路上駐車はもちろん、先を急ぐあまり重機の前に割り込む車が除雪の妨げとなるケースもある。

森國さんは「今回は作業を終えて最初に除雪した道路を確認すると、また同等以上の雪で埋まっているほどの激しい降り方をした。大雪のときには市民の皆さんは主要道路の除雪が終わるまでは、車での外出はなるべく控えてほしい。交通量が少なければ、それだけ早く除雪は終わる」と理解を求めている。《福井新聞

 

今回の雪による混乱はしばらく続きそうです。

 

以下、続き。

12日、福井県の西川知事が企業に操業休止を要請。

 

福井県の西川一誠知事は12日、同県嶺北地方の企業に対し、除雪を速やかに進めるため、県民生活の維持に不可欠な場合を除いて13日の操業をできる限り控えるよう要請した。通勤で使用する自動車によって道路が混雑し、除雪作業が遅延する恐れがあるためとしている。企業に操業休止を要請するのは異例。

12日に福井県庁で開かれた県災害対策本部の席上、呼び掛けた。県は同日午後4時ごろ、嶺北の5商工会議所、県商工会連合会、繊維や眼鏡などの業界団体を通じて要請した。ただ、対象となる企業については「具体的にどの企業かまでは踏み込めない。休業するかどうかは各企業の判断にゆだねている」(産業労働部)としている。《福井新聞

12日、福井鉄道は午前中運行も午後から除雪作業のため運行取りやめ。

12日、えちぜん鉄道は除雪作業のため始発から運転を見合わせ。その後、勝山永平寺線の福井ー永平寺口間、三国芦原線の福井ー三国港間で運転再開。

12日、JR西日本北陸本線敦賀ー福井間終日運休。

 

13日、福井鉄道は終日運休。

13日、えちぜん鉄道は除雪のため始発から運転見合わせ。午後から三国芦原線の福井ー西長田間で運転再開。

13日、JR西日本北陸本線敦賀ー福井間終日運休。

13日、九頭竜で積雪301センチ、武生で130センチ。

 

福井地方気象台によると13日は強い冬型の気圧配置となっていたが、今後北陸地方の上空の寒気は東に抜け、冬型の気圧配置は西から次第に緩む見込み。県内に出されていた大雪警報は午後3時16分までに、すべて解除された。

県内の同日午後4時の積雪の深さ(アメダス速報値)は、大野市九頭竜299センチ、大野175センチ、南越前町今庄154センチ、越前市武生125センチ、福井105センチ、敦賀41センチ、小浜16センチ。

九頭竜では午後2時に301センチ、武生では午前11時に130センチの積雪を記録した。いずれも統計開始以来、過去最高の値。《福井新聞

 

13日、さらに追記。

大雪のピークは過ぎたとはいえ、朝の時点で車の上には20センチ以上は積もっていたでしょうか。時折青空も姿を見せましたが、時折吹雪いたりと不安定な天気。3連休明けの平日ということもあり、市内各地で大渋滞が発生。

 

13日に感じたことを書きます。

何処のお店も駐車場には巨大な雪山が現れており、駐車スペースも当然狭くなっています。そこに皆さんが車で来るもので、入り口で車道を塞いでいるのを多々みかけました。

買い物は当然必要ですが、歩いていける方は歩いて行く、歩けるエリアにないのなら近所の方と乗り合わせて行く、そんな配慮も必要ではないでしょうか。これは出勤を余儀なくされる企業にもいえるかと思います。福井は1人1台があたりまえの車社会ですが、同じ職場の人間が4人乗り合わせればその分車は減ります。

また、歩く方は除雪車には絶対に近づかないようにする。オペレーターさんと目が合うまでは除雪車の前後を通らない。気づいてくれなければ回り道をする。オペレーターさんたちだって雪の中に何があるか、手探り状態で神経を使ってやっている訳です。雪が降っていれば死角も増え、歩行者など見えません。

除雪に携わっている方々に、市民が協力できることは幾らでもあると思います。

 

14日追記。

全然ピンときませんが、今日は北陸地方春一番が吹いたそうです。

福井市内は朝から青空が広がりました。この一週間、僕は一歩でも外に出る時はずっと雨合羽を着用していたのですが、今日は久しぶりに普段着でした。

多くの小中学校も授業を再開し、子どもたちの賑やかな声が聞こえてきます。

えちぜん鉄道は長らく運休していた永平寺口ー勝山間の運行を再開。

福井鉄道は普通のみではありますが運行。

JRも越美北線を除きほぼ通常ダイヤに戻りつつあります。

 

京福バスは15日以降、安全確認できた路線から徐々に運行を再開させるとのこと。

しかし大幅なルート変更があったりして、通常ダイヤに戻るのは当分先になりそうです。

 

町中で感じた大きな変化は、会う人会う人に少しずつ笑顔が戻ってきた、

ということでしょうか。

昨日までは皆さん「疲労困憊」といった感じだったのですが、

ちょっと先が見えてきたのかもしれません。

 

ただ、スーパーに行っても食料品はまだまだ不足気味です。

空っぽの棚を眺めつつ、「うーむ、どうするべか」と悩んでいると、

カートを押したおばちゃんが「なんにもない、なんにもない、まったくなんにもない」と口ずさみながら通り過ぎて行きました(笑)

 

いつもの日常を取り戻すにはまだまだ時間がかかるでしょうが、

長くなりましたので

ひとまず、この項はこれで終わりにします。

今週中には再び徘徊を再開する予定です。

 

書いてる最中に感情的になっちゃって、生意気な表現になっている部分も多々あるかと思いますが、当時の自分の心理状況としてそのまま残しておきます。ご容赦ください。

 

2月14日 雪に覆われた福井にて 四ツ葉来