北陸徘徊人(元)

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

AMAZING TOYAMA

先日、富山在住の方のブログを拝見していたら

地鉄南富山駅前にある食堂の「カツ丼」を紹介しており、

これがまあ何とも美味そうであったりした。

よし、次の日曜は南富山にカツ丼を食べに行くべ、とまず決定。

 

そしてもう1点、

僕は福井にいた頃、パワースポットとして知られる「毛谷黒龍神社」にしょっちゅうお参りに行っていたのだけど、

富山市でパワースポットって何があるンだろうと調べてみたら、

かつて僕が住んでいた五福(大学前)にもほど近い、

思いもかけなかったところが出てきたりした。

 

パワースポットに行ってカツ丼なんていうのもご利益がありそうな気がしなくもない。

 

 

 

日曜朝の富山駅前。

先日の「月曜から夜ふかし」というテレビ番組で紹介されていた

「AMAZING TOYAMA」なる枠の前では

観光客らしき方々が次々に記念撮影を行っていた。

 

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「AMAZING TOYAMA」は富山市が行っているプロジェクトで

「AMAZING」を直訳すると「驚くほど見事な様子」となるそうな。

プロジェクトに関しては以下のサイトより。

 

富山市 AMAZING TOYAMA (アメイジング トヤマ)

 

駅前のこの枠は市内電車を入れて撮影するのが正しい使い方なのかな?(笑)

お城の近くにもあったような気がするし、

後で行ってみよう。

 

市内電車に関して、先日の北日本新聞にこんな記事が出ていた。

 

路面電車運行を地鉄に集約 富山駅南北接続後

富山駅周辺で進められている路面電車の南北接続事業が完了した2020年春以降、富山地方鉄道が全車両の運行を担う方向で富山市富山ライトレールと協議していることが、関係者への取材で分かった。ライトレールは鉄道資産を保有する会社になる可能性が高い。運賃は現在と同じ「200円均一」を軸に調整される見通しで、国への認可申請に向け、3者は早期の合意を目指している。

南北接続は、富山駅の南側で富山地鉄が運行している市内電車と、同駅北側で第三セクターのライトレールが走らせているLRT(次世代型路面電車)のレールを駅の高架下でつなぐ事業。20年3月の営業開始を予定しており、直通便はライトレールの区間(富山駅~岩瀬浜)と、駅南側の3系統(南富山駅~富山駅~富山大、南富山駅~富山駅環状線)を組み合わせることが想定されている。

事業の完了に備え、市と両社は運行形態などに関して協議を続けている。南北で異なる運行主体については、合理化のため一つにすることで一致しており、民間企業の富山地鉄に集約するのが現実的な選択肢となっている。ライトレールは自社保有の施設を管理することになる見込みだ。

協議では全線均一運賃にすることも決まっている。現在は両社とも、現金支払いの場合は大人一律200円に設定しており、森雅志市長はかねて、南北接続後も「個人的には200円にしたい」との考えを示している。

変更した場合、複雑な割引制度を見直さなければならない上、運賃収受システムの改修も必要になる。料金を維持する方が効率的で、利便性も高いことから、200円均一を有力案に話し合いを進めているとみられる。【北日本新聞】

 

ライトレールと市電がつながったら一体どんな感じになるのだろう、

それは以前から気になっていた点だったもので、

ようやく具体的な記事が出てきたなあ、といった気がする。

 

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本数的にライトレールと環状線の組み合わせが一番しっくりくるのかな、

と長らく考えていたが、

この組み合わせにすると車両の前後が毎回変わってしまうわけで、

整備の面でいろいろ支障が出てくるのかな、なんて気もする。

 

さらに現在の市電の富山駅は3面2線あれど

現在のダイヤでも常に「入線待ち」が発生しており、

これに岩瀬浜方面の電車が加わるとなると

果たしてさばききれるのだろうかという素朴な疑問も沸いたりする。

 

現在は全列車が方向を変えるために停車時間が伸びているのが要因であるが、

ライトレール側が単線である以上、

全列車が乗り入れを行うとは到底思えず、

どう考えてももう1線必要な気がするが、

果たしてどうなることやら。

 

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市内電車に揺られて大学前で下車。

富山大学をぐるっと回り込むような形で「御皇城山皇祖皇太神宮」を目指す。

言われてみれば、でもないが、

県道と高山線の踏切のあたりで「看板」を見かけたことはある。

 

皇祖皇太神宮について、は以下のサイトが詳しい。

takeuchi-bunken.com

そして、自分が大いなる「勘違い」をしていたと気付いたのは、

富山大学高山線の踏切はそんな遠く離れていないと思い込んでいたことで、

歩いてみると実はとんでもなく離れていたということか(汗)

大学前の電停から金屋の踏切まで歩くこと約25分。

見覚えのある看板が現れた。

 

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さらに10分弱歩くと富山大学学生寮、新樹寮が現れる。

以前はとんでもなく年季の入った建物だったけど、

いつしかずいぶんキレイな建物になっていた。

新樹寮の先で車道は途切れ、山道に。

 

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それほど高度がある訳ではないが、振り返ると立山連峰の眺めが素晴らしい。

遠目に見るとかなり雪は消えたなあとは思うが、

現地はどんなものなんだろうか。

 

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山道を進む。

何の物音も聞こえない。

ただ、ただ、神聖な空気に満ちている。

車道の末端部から5分少々歩くと鳥居が見えてきた。

 

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本殿には参拝方法や由来など様々な看板が掲げてあった。

「四度拝八平手一度拝」、「組手」など何とも独特なもので、

記してあったままに参拝。

 

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お世辞にも「まっとうな生活」には程遠いが、

何とかかんとか元気に生きている。

感謝あるのみ。

 

帰路はかつて住んでいた西富山駅前を通って大学前の電停へと戻った。

 

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南富山駅前行きのサントラムに乗車。

富山トヨペット本社前からは女子高校生も多く乗り込んできて、

車内は一気に賑やかになる。

 

市電は富山駅へ。

先述した通り、富山駅は常にホームがふさがった状態になっており、

「入線待ち」が常態化している。

僕の隣に座っていた女子高校生が窓の外、

ちょうと「AMAZING TOYAMA」の枠で撮影している観光客を見て

「あそこで写真を撮る人の気がしれん」みたいなことを言っている(笑)

まあ、お嬢さん、そう言わず、、、

 

サントラムは南富山駅前に到着した。

すでに腹はペコペコである。

すぐにでも「カツ丼!」を注文したい気分だった。

ところが目指す店にのれんはかかっていなかった。

 

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「・・・」

うーむ、ここであれこれ悩んでも仕方ない。

僕は折返しのサントラムに再び乗った。

春に行った「塩苅食堂」のカツ丼もまた美味らしい。

 

広貫堂前で下車して住宅街を歩く。

ああ、腹減った。

早くカツ丼が食べたい。

 

しかしながら「塩苅食堂」も定休日だった(涙)

 

うーむ、どないしよ、てな感じである。

あまり日曜に出歩くことがない、ということもあるが、

どうにもこうにも調子が狂う。

何より僕はこのあたりの食堂事情に疎い。

 

富山駅まで戻るか、大学前まで戻ってカレーでも食べるか、

いろいろ考えつつ上本町の電停まで歩き、

久しぶりに「なにわ飯店」さんに行ってみることにした。

 

富山ブラックで有名な「西町大喜」がある太田口通りに、

中華料理のお店、「なにわ飯店」さんはある。

良かった、開いてる。

 

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ランチのセットメニューは

「ラーメン+チャーハン」「ラーメン+天津飯」「ラーメン+中華丼」の3種類しかないのだが、

「なにわ飯店」さんでは1品料理に150円追加すると

ライスとスープとお新香がついてくる。(ランチタイムだけかもしれませんが)

 

一番手前のカウンターに座っていたおじさんが

唐揚げにかぶりついているのを見て、

ためらうことなく「唐揚げ」+ライスを注文。

 

こちらのお店、以前に伺った時も「愛想のいい奥さんだなあ」と思っていたが、

それは今回もまた同じだった。

客の大半は男性の1人客なんだけど、

きっと奥さんのファンは多いと思う(笑)

黙々と調理に励む旦那さんとの息もピッタリだ。

 

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しばらくして「唐揚げ」が配された。

「なにわ飯店」さんの「唐揚げ」はあっさりしてるのが特徴で、

奥さんは「一応下味はついてるけれど」と言いつつ、

塩も持ってきてくれる。

この塩を付けてもよし、キャベツに添えられたマヨネーズを付けても良し、とボリュームのある唐揚げの味に変化を付けることができるのもいい。

 

勘定すると奥さんは「あめちゃん」を1個くれるのもいい。

ごちそうさまでした。また来ます。

 

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腹も満たされたので、市内中心部をぶらぶら徘徊してから富山駅へ戻った。

 

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最後に訂正があります。

以前の記事に「富山駅前にはろくな喫煙所がない」なんてことを書きましたが、

素晴らしく立派な喫煙所が駅前に存在しておりました(笑)

 

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ま、僕は富山に「たばこ税」を収めるのを拒否して1カ月ほどになるので、

(あえて禁煙しているとはいいません)

喫煙所のお世話になることもなくなっているのですが、

一応、報告というか訂正しときます。