北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

郷愁的タカオカ

さ、昼飯でも食べに行くべか、

何処に行くかな、

たまには中華でもいいな、

などとあれこれ考えつつ家を出て、

この日が金曜日であることに気づいた。

 

「お、今日はあいの風とやま鉄道の“フライデーPM往復割引きっぷ”が使える日ではないか!」

このきっぷの内容はあいの風のサイトによると以下のようなもの

 

金曜日の12時以降の列車に限り、石動駅越中宮崎駅の各駅から西高岡駅高岡駅富山駅魚津駅までの往復運賃が割引になるお得なきっぷ

往復運賃の4割引(百円単位に切上げ)

 

富山〜高岡の普通片道運賃は360円、

往復で720円、で、4割引だから438円で100円単位に切り上げて500円!

うーむ、設定されていない小杉往復より安くなるなんてどうよ、

なんて気もしたが、急遽高岡まで昼飯を食べに行くことに変更した。

 

 

 

何度か書いていることだけど、

高岡は僕が初めて一人暮らしをした思い出の町。

駅南の瑞龍寺近くのボロボロの一軒家。

大半は山小屋にいたのでほとんど住んではいなかったのだけど。

 

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富山は駅を含めここ数年で劇的に変化しちゃったけれど、

高岡はまだ僕の知っている頃とそう変わらない光景が、

そこいら中に残っている。

 

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まずは腹ごしらえ。

この日は中華の気分だったので、

行きたい店は決まっていた。

駅を出て下関町の交差点を目指す。

 

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病院の脇の一方通行を少し入れば

「中国料理・美好」さんの建物がある。

このお店のことを知ったのは高岡を出てから。

店内は中華料理のお店というよりスナックっぽい。

いかにも「ママさん」と呼びたくなる女性が

「いらっしゃい」と迎えてくれる。

 

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ランチメニューは選べるメインに小鉢、スープ、ライス、杏仁豆腐、食後のコーヒーもついて800円。

今回は「レバニラ炒め」を注文、

さほど待つこともなく配された。

 

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福井にいた時は「美味仙」のレバニラ炒めが大好物だったけど、

富山では「美好」さんのレバニラ炒めが自分好みの味。

白いごはんがわしわしと進む。

ごちそうさまでした。

 

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久しぶりに大仏さまの顔でも拝んでいくか、と

通りを歩きつつ、何となく振り返ったら

何とも渋い飲食店街の入り口を発見した。

へ、こんなところにこんなのあったっけ???

その名も「大仏飲食店街」とある。

 

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時間的にまだ開いていなかったけど、

大半のお店が現役で営業しているような気がした。

何度も足を運んでいるはずなのに、

いつも新たな発見がある街、

それが高岡。

 

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御旅屋通りは閑散としていた。

富山市の中央通りも「人がいない」とよく言われるが、

その比ではない。

 

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高岡大和の屋上から街を眺め、国道156号線の片原町へ下ると、

ちょうど、万葉線の電車が入ってきた。

このあたりの街の雰囲気に、

加越能時代からの古い車両はやたらと「馴染む」。

 

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高岡郵便局周辺を徘徊して、

再び156号線へ。

すると立派な煙突を携え、渡り廊下でつながれた2棟のビルが現れる。

「松乃湯」とある。

 

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福井県は僕がいた数年の間でも何軒かの銭湯が廃業してしまったが、

富山県は銭湯文化が色濃く残っているようで、

人口10万人あたりの銭湯数は日本一とのこと。

中でも高岡は県平均より多いそうだ。

 

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高岡市ホームページ たかおか市民と市政|今月の特集 銭湯特集 湯船に浮かぶ温もりの輪

 

カバンの中には「石鹸」と「タオル」が標準装備だ。

久しぶりに入って行こう。

 

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入り口は男女別だけど、中に入るとホールは一緒。

券売機で入浴券を購入しようとしたら

「本日200円 ラッキー」の張り紙が。

 

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高岡市では毎月6のつく日が「市民ふれあい入浴デー」らしく、

多くの銭湯が200円で入浴できるそうな。

まさにラッキーである。

 

高岡市/市民ふれあい入浴デーについて

 

高岡市民限定、という訳でもないのかな?

今日なんて富山ー高岡を往復してレバニラ炒め定食食べて、

風呂入って1500円しか払っていない(笑)

 

浴室内では人生の先輩方が数人、身体を洗ったり、

歯を磨いたりしていた。

僕も一応身体を洗い、頭も石鹸で洗って、浴槽に浸かったのだけど、

先輩方はみんな身体を洗ったり、歯を磨いたりしたままだ。

 

僕はしばらく湯船に浸かっていたが、

結局、先輩方が浴槽に入ってくることはなかった。

うーむ、僕の身体の洗い方が雑すぎるのだろうか、、、

 

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関野神社にお参りして、高岡駅に向かっていると、

また何とも渋い飲食店街が現れた。

 

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僕が高岡に住んでいた時、

市内の大学に通っていた子にこのあたりの居酒屋につれてきてもらったことがあり、

そこは(多分)カウンターだけの小さな店で、

年配の笑顔の素敵な夫婦が経営されていた。

 

そのお店で僕は初めて富山のおでんを食べたのだけど、

「とろろ昆布」がでんと具材の上に添えられていたことに驚いた記憶がある。

あたりまえと言えばあたりまえなんだけど、

昆布なんて「旨味」そのものなんだから、

こんなの旨くて当然の話なのよな(笑)

よその地域に広まらないのが不思議で仕方ない。

 

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で、そのお店をその後高岡を訪れるたびに探しているのだけど

さっぱり店の名前も思い出せぬまま現在に至っている。

ま、店に来た時点で既に酔っていたはずだから、

仕方ないといえば仕方ないのだけど、、、

 

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やはり静かな末広町のアーケードを通って高岡駅に戻る。

昼間こそ閑散としているけれど、

かなり多くの飲み屋が現役であることは間違いないようだし、

夜になれば少しは賑やかなのかな、なんて気もする。

 

夜の高岡もぜひ近々訪れてみたい。

 

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高岡駅のコンビニで風呂上がりの炭酸飲料を買い求め、

電車に揺られて富山に戻った。

 

 

 

追伸

 

ご存知の方も多々いるかと思いますが、

北陸地区では「銘柄米」のPR競争が加熱しています。

 

www.sankei.com

福井県が「いちほまれ」、石川県が「ひゃくまん穀」、富山県が「富富富(ふふふ)」。

ネーミングは、個人的には福井の「いちほまれ」が秀逸だなあ、と感じています。

 

で、今回の高岡徘徊の帰路の電車はIRいしかわ鉄道の車両だったのですが、

車内はこんな感じでした。

 

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ご覧の通り、石川県の銘柄米「ひゃくまん穀」の広告で埋め尽くされています。

ならあいの風とやま鉄道の車内で富山県の銘柄米「富富富」の広告を見かけるかと言えばそんなことはない。

こういったところに石川県と富山県の「アピール力」の差が出ているような気もする(涙)

 

我が家でも今のお米がなくなったら「富富富」を試してみようか、

そんな話をしていたのだけれど、

相方の実家から30キロものお米が送られてきた(笑)

我が家で「富富富」を食することになるのは当面先になりそうだ。