しばらく街を歩くと「アユタヤ」っぽくなってきて、
ようやくここがアユタヤであるという確信を得た。
アユタヤは今更私が述べるまでもない一大観光地であるし、
とりあえずこの場ではさっと流す(笑)
ちなみにトゥクトゥクでぼられました(涙)
市場で遅めの昼食をとって、 渡し船に乗る(5バーツ)
国鉄のアユタヤ駅に着いたのは14時過ぎだった。
時刻表を見ると、
13時17分が出たばかりで15時35分までないようであった。
参考までにタイ国鉄の時刻表を添付。
時刻表を眺めているだけで
タクシーの運転手が「バンコック?」と 付きまとってくる(笑)
1時間半もこの場で待っているのか、
もう一度渡し船に乗ってバスにでも乗ろうか、
そんなことも考えた。
さて、タイの国鉄は乗る列車の種類によって随分値段が違う、
そんな情報はネットで仕入れていた。
次の列車はExpressであったもので、
いったいいくら掛かるのかと思い窓口に出向いた。
窓口の女性はにこやかに指を2本出した。
Expressだから200バーツか、
そう判断して私は2人分、
500バーツ札を出した。
するとお釣りは460バーツ返ってきた。
そしてチケットには956列車、
14時37分発と印字されている。
運賃は何と1人あたり20バーツ。
帰ってからネットで調べても、
この列車が何処から出てきたのかさっぱり分からない(笑)
チケットによれば所要時間は1時間半であるが、
前半30分ほどはノンストップであった。
冷房はないがミニバスと違って横揺れもなく、
いたって快適である。
途中で高架化の工事をしており、
日本のクレーン車が大分県の会社名を記したまま 活躍していた。
西部方面からの路線が合流するとバンスー駅。
ここで一気に乗客が下車して車内はガラガラになった。
そして急激に警笛を鳴らし始める。
ほぼ鳴らしっぱなしといってもいい程だ。 そ
こにはごくごく当たり前のように 線路上を人々が行き来している。
線路と線路の間にも 当たり前のようにベンチがおいてあり、
のんびりタバコを吸っていたりビールを飲んでいたりする。
終点のバンコク、ファランボーン駅への到着予定時刻は 16時5分。
ひとつ手前の駅を出たのが15時55分で、
早過ぎるのではないかと思ったが 列車はすぐに停車して さっぱり動く気配がない。
ようやくのっそり動き出して ホームに入ったのは結局16時10分だった。