北陸徘徊人(元)

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

メークローン線で線路市場へ行く

傘たたみ線路市場で知られるメークローンへ向かう。

行く方法としてはツアー、ミニバスもあるが 鉄ちゃんとしてはやはり列車を乗り継いでいきたい。

バンコク側の起点はウォンウィアンヤイ駅。

高架鉄道BTSで向かう。

市内からだとチャオプラヤー川を渡った先。

 

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BTSの駅と国鉄駅は徒歩で10分程度かかる。

高架下の通路を行く。

 

 

 

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ぼーっとしていると通り過ぎそうになるが、

これがタイ国鉄のウォンウィアンヤイ駅。

とても駅には見えない。

 

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ここがメークローン線の始発駅だが、

線路は途中のターチーン川を挟んで分断されている。

まず向かうのはマハーチャイ。

運賃は10バーツ。

 

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9時40分、豪快に警笛を鳴らしながら出発。

動き出してから扉が閉まるのはご愛嬌。

所要時間は約1時間。

 

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マハーチャイ駅のホームに降り立つと 磯の香りが漂っている。

この駅でも線路上に露店が出ており、

並べられた野菜すれすれのところを列車が走って行く。

駅前も非常に活気がある。

 

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渡し船に乗る。 運賃は3バーツ。

料金を払うときっぷを渡されるが、

隣のおばちゃんがすかさず回収する(笑)

 

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渡し船を降りて10分ほど歩くとバーンレーム駅へ。

止まっている車両は放置車両。

窓口でメークローンまでの切符を買う。

こちらの区間も10バーツ。

 

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前回訪れた時、

バーンレム〜メークローン間は4往復あったが 3往復に減便されていた。

(2015年1月現在)

そんな訳でミニバスで行かれる方は特に注意ですね。

 

せっかくの傘畳みが見れるチャンスが減ってる訳ですし。。

さらにウォンウィエンヤイでもらった時刻表と、

バーンレム駅に掲示してある時刻表も微妙に違う(笑)

 

時刻表上の所要時間は1時間40分。

 

さて、以前4往復あった時であるが、

この時は待てどくらせど列車が来なかった。

この理由は片道乗っただけで分かった。

当時のダイヤは片道1時間となっており、

10分で折り返すことになっていたのだ。

しかし実際は片道1時間30分以上かかった。

遅れて当然な訳である。

 

3往復になったのは減便であるが、

現実的なダイヤになったと言えるかもしれない。

 

ともあれ2015年1月現在、

バーンレム発  メークローン着

08:05⇒⇒⇒⇒⇒09:50

12:05⇒⇒⇒⇒⇒13:45

16:40⇒⇒⇒⇒⇒18:22

メークローン発 バーンレム着

06:20⇒⇒⇒⇒⇒08:00

10:20⇒⇒⇒⇒⇒12:00

14:30⇒⇒⇒⇒⇒16:12 となっていました。

 

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ダイヤに余裕があるからか わずか5分程度の遅れで列車がやってきた。

2両編成でいきなり立ち客もでる混雑ぶりだ。

 

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さて、こちら側の路線、 とにかくよく揺れる。

前を眺めた所、 とりあえず線路がまっすぐな気がしない(笑)

 

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さらに広大な平野を一直線に走っているように見えるが、

微妙なアップダウンも多い。

ちょっとした登りでも苦しげなエンジン音が聴こえる。

壊れるのも間近かもしれない。

 

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しかし見れば見るほどシンプルな路線だ。

線路が1本しかなく列車も1本。

行き違いもないから信号すら不要となる。

 

そして、2両編成なのだが 乗務員は4人いた。

運転室に2人と車掌らしき男2人である。

車掌らしき男1人は乗車客があるたびに検札をしたり

きっぷの販売をしたりしていたが、 謎なのはもう1人の方だ。

 

無線機を持ってたまに車内の様子を伺っているが、 ほぼ運転席後ろの客席に座ったままだった。

そして周りの客と延々としゃべっている。

間があくとスマホをいじっている。

そのうちにバッグから皿を取り出すと 弁当らしきものを広げ食べ始めた。

なかなか平和な光景である。

 

さて、こんな閑散路線であるが、

途中何箇所も新品の枕木が積んであった。

さらに車両基地らしきものも建設中だ。

今後のタイ国鉄がどのように手をくわえるのか楽しみだ。

 

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警笛が鳴り響く。

ありえないくらいの人々が列車に向けて カメラを構えていた。

延々と警笛が鳴る。

市場の中を列車はゆっくり進む。

警笛が鳴る。

 

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列車は終点のメークローンに着いた。

しばし市場を見学し、

出発する列車を眺めてから次へ向かうことにした。

 

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