北陸徘徊人(元)

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

福井の銭湯、ローカル路線バス乗り継ぎ19弾、

さあ、久々に乗りバスでもしよう!

と思っていたら私の休みに限って「豪雪」である。

朝から除雪してたら何処に出かける気力も失せる。

その日のニュースでは国道8号線で数百台が立ち往生、

などと言っていた。

 

そんな感じで福井はただひたすら寒い日が続いている。

出掛ける気力はわかないが、

せめて広い風呂に入ってビールでも飲みたい、

とは思う。

 

週に一度は県内の日帰り温泉を巡っていたが、

最近は市内にある「極楽湯」ばかりだ。

内湯だけなら430円と銭湯料金で入れるのがありがたい。

何せこの時期は寒すぎて露天に出る勇気もないから、

貧乏人にはちょうどいい。

 

ただ、極楽湯はビミョーに我が家から遠い。

「近くに銭湯でもないかなー」と相方に言えば

「あるよ」と言う。

 

 

 

さて、車で5分、

しょっちゅう行ってるTSUTAYAの近所に銭湯はあった。

 

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昔ながらの番台がある。

マッサージチェアがあり、

ぶら下がり健康器があり、

10円入れるドライヤーがある。

 

ああ、何か懐かしい、と思う。

 

私が初めて部屋を借りたのは

もう二十年近く前になるが(遠い目)

富山県の高岡という街だ。

一軒家なのに家賃は一万五千円。

 

格安のように思えるが風呂なしである。

いわゆる「サッシ」はなく、すべて木枠であったし、

吹雪の夜など部屋に雪が積もる家だった。

2階には壁で囲まれた謎の空間もあった。

 

さらに当時の私は山小屋で働いていたもので、

基本的に家にいなかった。

そんな訳で風呂がないことはたいした問題ではなかったのだが、

家の換気くらいはしたかったもので、

10人以上に鍵を預けていた。

 

その結果、どうなったかと言えば

色んな方々がその家を秘密基地のように使っていたようだ。

あまりにも色んな方が出入りしていたこともあってか、

最終的に警察が聴取にきた。

 

当時世間を賑わせていた「オウム真理教」だ、

と近所の方に通報されたのだ。

 

脱線。

 

そんな感じで若かりし頃には

よく行っていたもので銭湯は懐かしい。

 

浴槽に浸かる。

チリチリするほどに熱い。

けど、

しばし浸かれば心地いい。

 

身体が温もるとビールがまた美味くなる。

これはこれで問題かもしれない。

 

さて、

路線バス乗り継ぎの旅19弾が福井でもようやく放送された。

大阪から金沢を目指すというもので、

楽しみにしていた。

 

福井県嶺北と嶺南に分かれるのだが。

合間に「北陸トンネル」が存在するように、

言葉も文化も全く違う。

嶺南は関西寄りで、嶺北は北陸寄り、

というのが私の感覚だ。

 

そして福井と敦賀敦賀滋賀県を結ぶバスはいずれもない。

 

視聴してみると、

そーきたか、といった感じであったが(笑)

 

ただ、

私も歩いた北潟湖〜石川県境を歩いている様子を見た時は

涙が出そうになった。

 

さらに

よくぞキャンバス〜小松空港〜寺井中央なんてルートを見つけたな、

と思ったりもした。

 

とりあえず春が来れば私も京都を目指そうとは思う。

問題はこのあたり⇓をどうクリアするか。。。。

 

 

早く雪が溶けますように、、、、