北陸徘徊人(元)

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

えちぜん鉄道 あわら湯のまち駅 〜源の屋の子ランチと芦原荘〜

土曜の朝、東尋坊からの帰り道。

三国サンセットビーチを覗いてみた。

駐車場にはそこそこ車が停まっていたような気がしたが、

ビーチは閑散としていた。

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今どきの若者は海水浴もしないのだろうか。

それとも今日は学校だからか。

ぶらぶら歩いて三国港駅に戻った。

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電車を待ちながら

とりあえず腹減ったと思う。

三国で海鮮系のものを食べるか、

それとも芦原で風呂入ってからにするか。

 

スマホで検索していると、

あわら湯のまち駅近くの洋食屋さんが表示された。

確かに駅前にあったような気がする。

さらにそこには「子ランチ」なる裏メニューが存在するらしい。

 

よっしゃ、これにするべ。

僕は電車に乗り込んだ。

 

あわら湯のまち駅に着いたのはまだ11時前だった。

目指す「源の屋」さんは本当に駅前にあった。

開店は11時かなと思ったら営業中の札がかかっている。

 

扉を開けると

コック服を来た男性が「いらっしゃいませ」と言ってくれた。

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メニューを見る。

なるほど、「子ランチ」なるメニューは存在しない。

「あのお、子ランチってのがあるって聞いたンですけど」

と店員の女性に聞けば

「ありますよ」とにこりと笑った。

「なら子ランチとビールで」

「ビールは食事と一緒にお持ちしますか?」

「それでお願いします」

 

待つことしばし。

ビールと子ランチが運ばれてきた。

凄まじいボリュームだ。

「写真とっていいですか」と聞けば、

「どうぞどうぞ」と何とも愛想がいい。

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オムライスにエビフライ、春巻き、唐揚げ、肉団子にアメリカンドッグ、サラダ。

まさに「大人のお子様ランチ」でないか。

ビールをぐびりとやってアツアツのフライにかぶりつく。

いやー、こりゃいいわ(笑)

 

あわらなんて度々来てるのに、

本当に泊まって酒飲んでだけだったなと反省。

温泉街の洋食屋ってのもミスマッチのようで

何とも面白い。

 

最後にアイスコーヒーまで出てきた。

この子ランチが1000円で瓶ビール(大)が600円。

昼間っから(まだ午前中だが)楽しめるこのシアワセ。

ごちそうさまでした。

 

食後にいきなり風呂ってのも気がひけたので、

少しだけ歩く。

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屋台村もあり、

てっきり夜だけの営業かと思ったら、

端っこのフランス料理屋さんは営業していた。

屋台村でフランス料理ってのも面白そうだ。

次はこっちにするか。

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風呂は「芦原荘」さんにお邪魔した。

ここもまさに駅前で改札口から2分もあれば着くだろう。

入浴料は500円(11時〜)

 

あわら温泉の宿は正直いって「日帰り入浴」を

積極的に受け入れている感じがしないので(笑)

この芦原荘さんのような存在はありがたい。

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日帰り入浴専用のロビーもあり、

常連らしき爺ちゃんが

「そのロッカーにカバン入れや。100円返ってくるから」

と教えてくれた。

 

で、このお風呂が最近リニューアルしたと思われるのだが、

何ともシックで高級感あふれる造りになっている。

これぞ「旅館」の風呂ってな感じだし

500円で入れるのもありがたい。

 

柄杓があったので飲泉してみれば

塩味と苦味が口の中一杯に広がり、

酒で毒された身体に染み入っていく。

 

先客は1人だけで、

広い湯船をほぼ独占状態。

こんな贅沢してえんやろかとしみじみ思う。

いやはやいい湯を満喫。

 

風呂からあがると常連らしき爺ちゃんは

まだロビーにいた(笑)

 

それにしても恐ろしく温もる湯であった。

外に出ればまたドバドバと汗が噴き出してくる。

水分補給の為駅前のコンビニで缶ビールを買い、

キューッと喉をうるおしてから福井に帰った。

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