北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

JR城端線・福光駅徘徊

いわゆる「平成」から「令和」にかけての10連休は

おとなしく富山で過ごすことになりそうだし

実際にどこにも行ってないもので

前回の能登の続き(涙)

 

桜とか写ってますがお気になさらず、、、

 

 

 

和倉温泉からは「わくライナー」で高岡を目指す。

この日乗車したのが平日だったからか、

9時前に温泉を出発するのは早すぎるのか、

和倉温泉を出発した時点で客は僕ひとりと、

いささか、というよりは、かなり寂しい。

 

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七尾からならもう少し乗ってくるかと思ったら、

片手で足りるほどだったか。

前回乗車した時はそこそこ乗っていたが

あくまで前回は七尾線が雨で止まっていた、からだろうか。

 

とはいえ、やはり「宣伝不足」である点は否めない。

関東地方の方が新幹線を利用して能登を目指すとなれば、

新高岡で下車するルートがあるなんて、

大半の方はそもそも考えもしないものだと思う。

 

JRにしてみれば七尾線を利用してもらう方がありがたいであろうし、

あまり「能登の玄関口」であることをPR すれば

お隣の石川県もいい顔をしないのかもしれないけれど、

金沢まで行っちゃう北陸新幹線の乗客を

1人でも多く富山県内の駅に下車してもらえるような取り組みは必要だと思う。

 

この日の「わくライナー」はひみ番屋街で1人下車して2人乗車。

新高岡で半分下車したから、

高岡まで乗車したのは「・・・」てな感じであったが、

何も起終点が北口(古城公園口)である必要性は全く感じず、

南口(瑞龍寺口)にした方が、折返して和倉温泉行きとなる運用を見ても

余裕もできるし、所要時間の短縮にもなると思うけど、、、、

何か大人の事情があるのかな(笑)

 

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城端線ディーゼルカーに乗り継いで福光を目指す。

この日は始業式だったようで、車内は多くの学生で賑わっていた。

僕と同じボックスに座っていた男子高校生2人は

幼なじみ同士がこの春から別々の高校に通うようになったようで、

それぞれの学校の様子で盛り上がっている。

 

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そんな2人が下車したのが僕と同じ福光だった。

通学は大変だろうけど、

充実した高校生活を送ってほしいものだ。

 

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福光、現在は南砺市となっているが、

ちょうど僕が富山に来たころに

「イオックス・アローザ」という大きなスキー場ができたり、

東海北陸道の最初の開通区間が小矢部JCTー福光ICだったこともあって、

たびたびニュースで耳にする地名だった。

 

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さらに、福光から金沢へ向かう山間に、

大きな露天風呂が魅力の「ぬく森の郷」なる入浴施設があって、

車ではちょくちょく来ているのだけど、

鉄道を使ってくるのは初めてであったりする。

 

駅前にいきなり「チュー」という中華料理屋さんがあった。

この不思議な響きを持つお店、

金沢に何件かあったような気がするけど、

チェーン店なのかな??

 

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小矢部川を渡って福光の市街地へ。

 

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車で南砺市周辺を走っていて、

いつも「おお」となるのがこの福光の市街地だ。

3〜4階の古い中層ビルが通りの両側に立ち並び、

この通りがゆるやかなカーブを描きつつ、

坂道にもなっているもので、

日本各地をうろうろしてても他ではあまり見かけないような、

独特な町並みとなっている。

 

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さて、腹も減ったし昼飯にしたい。

 

で、僕が行こうと考えていた食堂は、

この通りを進んだ先にあったのだけど、

手前で何とも魅力的な看板を発見してしまう。

 

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「本日のランチ ポークカツレツ プレーンオムレツ ¥700」

細い階段を上がった先の看板に

「グリルラウンジ&ティールーム なにわ」とある。

何となく、脳内のアンテナが反応して階段を上がった。

 

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店内は4人掛けのテーブルが2卓とL字型のカウンター。

テーブルには地元民らしき年配の方々が3人ずつ座っており、

僕の顔を見るなり「奥へどうぞ」とカウンターへ誘ってくれた。

 

奥さんらしき方にランチを注文。

 

カウンターの中ではコック服がよく似合うご主人が、

次々とオムレツを作っていく様子が見えた。

平行してカツも揚げており、

カツをカット、ソースを掛けて、

野菜にもドレッシングを掛けて、

といった調理の流れがすべて丸見えだ。

 

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先客の6人分のランチを仕上げたら、続いて僕の分。

ちゃんと肉にパン粉をつけている様子まで見える。

油に投入したら皿に野菜を盛り付け、

オムレツを焼き上げ、

同じタイミングでカツが揚がる。

 

なんて盛り付けも美しいランチなんだろうか。

揚げたてのカツも、焼き立てのオムレツも、

熱々のスープも、上品なドレッシングがかっかったサラダも、

何もかもが美味。

 

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さらにこの美味さを倍増させているのが、

ご主人の手際の良さがすべて見える点だろう。

このあと5席あるカウンターもすべてうまったけど、

淡々と調理をこなしていく。

 

何度か書いてることだけど、

料理って、人には見せたくない部分が少なからずあるもので、

その行程をすべて見せるというのは自信の現れ以外の何者でもない。

 

ごちそうさまでした。

今度は相方も連れてこよう。

 

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このあとしばらく福光の街を歩いたけれど、

古い建物は多いし、路地は多いし、坂も多いし、で、

僕の好奇心をくすぐるにはもってこいの街だった。

 

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古い看板を見上げていたら、

店から出てきたおばちゃんが

「それ、昭和47年からそのまんま」と言って笑う。

きっと、令和になってもそのまんま、であろう。

 

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こちらは最初に目指していた春乃色食堂さん。

ちょっと眺めていると人の出入りも多かったので、

名の知られた存在なのかもしれない。

 

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ぐるりと一周して「なにわ」さんの近くに戻ってきたら、

路地の先の壁に「小林浴場」なる文字を見掛けた。

そしてその先には銭湯が。

 

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おお、福光にも銭湯が健在だったのか。

これはいい、ぜひ入っていこう!と思った瞬間に、

相方からメールが入った。

 

「◯時に帰るから富山駅まで迎えに来て」

 

うーむ、出掛けている相方の帰宅が早くなるようだ。

 

で、当初の相方の話だと、

バスもないような遅い時間に帰ってくるから、

迎えにきてくれ、という話だったはずで、

だからこそこの日は酒も飲まずにうろうろしていたのだけど、

この時間ならバスもあるではないか、という気もしなくもない。

 

しかしながらここでうだうだ言うのは決して賢い選択ではない。

 

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僕は早急に富山に戻り、

駅から家まで歩いて車を取りに行き、

帰ってきた相方を迎えに富山駅に向かった。