砺波にある某温泉施設がオープンしたのは平成17年とのことであるが、
富山市内からだと365号線359号線を経由すれば近いし、
(訂正、ご指摘ありがとうございますww)
お湯も好きだし、割引券もしょっちゅう発行してくれるし(笑)で
月に2回ほどのペースで通う、
いわばお気に入りの施設であったりする。
で、こちらの施設もコロナの影響でしばらく休業を余儀なくされていたのだけど、
再開したと聞いて先日、早速入りに行った。
朝イチということで空いていて、
それでいて天気もよく、
僕は久々に露天風呂を満喫していたのだけど、
そこで気になったのが外に設置している巨大なテレビ。
別にスポーツ中継とか流しているのならまだいいと思うけど、
何が悲しくて週末の朝、気分転換に出かけた温泉で、
面白くもないタレントが
ぎゃあぎゃあ騒いでいるだけの番組を番組を見なきゃならないんだろうか。
家ならつけなきゃいいだけだけど、
こういった場所では逃げ場がない。
どうせ流すなら著作権云々をクリアした上で、
チューリップテレビの「ゆるゆる富山遺産」とか、
北日本放送の濱谷カメラマンの映像とか、
ケーブルテレビ富山でやってるタナベマサキさんの番組とか流した方が、
誰も不快にならず楽しめると思うのだけど。
閑話休題。
あいの風とやま鉄道の電車は入善駅に着いた。
入善には僕の中学校の同級生が暮らしているそうだ。
この同級生と同じ高校に通っていた地元の幼馴染みが
「富山にいるなら会ってこいよ」と住所を教えてくれたのだけど、
結局会わないまま時ばかりが過ぎてしまった。
そもそも僕はフラフラした生活をしている割りに、
人付き合いは恐ろしく下手だし、会話も苦手だし、
自分から誰かに話かけるなんてことはほぼない内向的な人間だし、
中学校の同級生と今更会ったところで、
何を喋ったらいいのか検討もつかない。
入善のまちなかをぶらぶら歩きつつ8号線沿いにある食堂に到着。
電光表示板はついておらず、営業しているのか不安だったけど、
「営業中」の看板は出ていた。
店内はまさに「昭和のドライブイン」そのものだった。
今回こちらに伺ったのは、
日頃から拝見しているブログに紹介されていた「カツ丼」がやけに美味そうだった、
ということであったことがきっかけであるが、
この日の日替わり定食は「カツ煮定食」であった。
そんでもってメニューを確認すれば、「カツ丼」より100円ほど安い。
カツ丼目的に行って、値段に負けてカツ煮を頼む己の弱さよ、、、、
ほどなくして配された「カツ煮」。
きっちり記録している訳ではないから、あくまで印象論でしかないけれど、
高岡などの呉西のカツ丼はわりと甘めの仕上がりであるが、
呉東の中でもいわゆる新川地区に関しては出汁醤油の味が効いている、
そんな気がする。
で、この「カツ煮」の卵のとじ具合がまた絶妙で、
白ごはんがわしわし進む。
で、僕はおそらくこの日最初の客だったのだろうけど、
待っている間、食べている間も続々客が現れた。
麺類を注文する方も結構いたように察するから、
きっと何を食べても美味いのだろう(笑)
僕は車で東へ向かう時はスーパー農道ばかり走っているけど、
たまには8号線を走るのもいいかもしれないなあ、なんてことも考えた次第。
ごちそうさまでした。
駅へ向かっていると銭湯が現れた。
この銭湯、グーグルマップ上では「閉鎖」となっているし、
富山の銭湯組合のリンクからも外れているのだけど、
看板を見るとまだきれいであるし、とても閉鎖しているようには思えない。
どうせなら15時まで待って確認しようかとも思ったけど、
この日は水曜日ではなから定休日なのだった。
うーむ、残念。
入善には山間に日帰り入浴施設もあって、
コミュニティバスで行くことも可能であるが、
この日はまだコロナで休業中ということで断念し、
魚津の銭湯に寄っていくことにした。
入善駅のホームには懐かしい列車の名前が残っていた。
「白山」「北越」と、
ともに北陸新幹線の長野開業、金沢開業で廃止された列車名が
並んでいるのが何とも興味深いし、
「昔は特急停車駅だったんだ」ということを主張しているようにも思えて、
何とも愛くるしく思えてくる。
魚津に移動して銭湯を目指す。
魚津の銭湯は多くが駅から離れているので、
今回は一番駅から近いと思われた「平成松の湯」さんにお邪魔する。
電車からも見える、随分立派な建物だ。
平日の昼下がり、
開湯して間もないような時間であったが、
既に7,8人の先客がいる。
珍しいなあ、なんて思ったのはうち半分は僕と同世代くらいの方だったということか。
浴室の奥に湯温が違ういくつかの浴槽が並んでいたが、
向かって一番右手の一番熱い湯には、
常連さんと思われる皆さんも誰も入っていなかった。
試しに手を突っ込んでみたけど、
僕には無理です(笑)
スッキリした気分で魚津駅に戻りがてら、
飲み物でも買おうとサンプラザに寄った。
サンプラザの建物はレトロであるけど、
入っているスーパーは大阪屋だし、
文苑堂書店や100円ショップもあるし、
やきとりの名門秋吉の持ち帰り専門店もあるしで、
近所にあれば重宝するだろうなあ、なんてことを思う。
てか、久々に秋吉に行きたいな(笑)
富山に戻って、献血に行った。
そう、今日の目的はあくまで「献血」をするために富山駅に行って、
ついでに昼飯を食べに入善に行き、
帰路に魚津で銭湯に寄ったにすぎない。
マリエの献血センターはそこそこ賑わっていた。
若い方も多くいて感心する。
で、ここの待合室でも延々と「ワイドショー」が流れていたりする。
しばらく観察してたけど、
テレビを見ている人なんて誰一人おらず、
みんなスマホなり漫画を読んでいるのだ。
要するに静かな空間に延々と「よく喋るおっさん」の声だけが響いていることになる。
これってかなり「異様」な光景に思えるけど、
そんなことを考えるのは僕だけなんだろうか(涙)
献血を終えて運動不足の解消にと歩いて帰宅したのだけど、
体重計にのってみればここ数年でマックスである。
壊れているのではなかろうか、と思い、
何度かのってみたが数値は変わらず。
よくよくタバコをやめると体重が増え、
酒をやめると体重が減る、なんてことを耳にするが、
どうやら僕には縁のない話であるようだ。
何となくやりきれなくなった僕はスーパーに缶ビールを買いに行った。