北陸徘徊人

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

あいの風とやま鉄道・小杉駅周辺徘徊

詳細を書くのは避けるが、

先日、急遽「電話をかけなきゃならない場面」、

(ま、110番ですが)

に遭遇して、ポケットからスマホを取り出したのだけど、

その場で思わず「むむむ」となってしまったのが、

電話のかけ方が一瞬、いや、10秒くらい分からなかったことか(涙)

 

自分がそもそも電話嫌いというのもあって、

基本的に「着信専用」と化していたし、

不在着信があればタップ?すりゃいいだけだったもので、

長年テンキーを叩いて電話をかける、

なんてことをしたことがなかった、ことが要因であろうが、

「便利に慣れる」ってことは非常時に対応できない、

ってことなんだなあ、ってことを痛感した次第。

 

たまには実家の電話番号を、

テンキーを叩いて入力して、

親の声でも聞いておいた方がいいのかな、なんてことも思ったりする。

 

 

 

閑話休題

 

このたびのコロナ自粛中において、

もっとも食べたかった料理のひとつが「ラーメン」である。

自粛明けの最初の一軒はどこにするかを考えるというのは、

楽しみでもあり、悩ましくもあった。

 

そんな矢先、日頃から拝見しているブログで、

「こ、これは行ってみたい」と感じる食堂とラーメンが紹介されていた。

 

地図で確認すると駅と駅の間、距離的には中間地点。

どちらの駅から歩いてもほぼ30分といったところか。

歩けない距離ではなさそうだし、

ついでに風呂でも入ってこようとあれこれ計算して、

早速出かけることにした。

 

f:id:fukuitabi:20200605171756j:plain

 

あいの風とやま鉄道の電車は小杉駅に到着した。

目指すお店は射水市役所の北側あたりにあるもので、

コミュニティバスを利用しても良かったのだけど、

何せ最近の体重増加が「まずい」状況になっているもので、

とにかく歩く。

 

f:id:fukuitabi:20200605171820j:plain

 

身長170センチある方が2キロ増えるのと、

僕みたく160センチに満たない人間が2キロ増えるのは、

同じ2キロと言えども意味合いが違うのよな(涙)

 

f:id:fukuitabi:20200605171916j:plain

 

この何ともモダンな建物が射水市役所であるが、

その北側と言えば体育館を挟んで田園地帯が広がっている。

こんなところに本当に「食堂」が存在するのだろうか。

 

f:id:fukuitabi:20200605171951j:plain

 

日差しを遮るものはなく、ただひたすら暑い。

全身から汗がにじみ出てくる。

 

f:id:fukuitabi:20200605172334j:plain

 

小杉駅から歩くこと約30分で目指す食堂に到着。

「らーめん ギョーザ」の文字がなければ単なる田んぼの中の一軒家である。

特に「のれん」が掛かっている訳でもないし、

営業しているのだろうか、とも思う。

 

f:id:fukuitabi:20200605172443j:plain

 

しかしながら、開け放たれた扉の先から、

何やらおっちゃんの富山弁が聞こえてくる。

とりあえず、誰かはいるようだ。

 

入店すると、作業着姿のおっちゃんが、

テーブル席で(多分)酒を飲んでいた。

おっちゃんと喋っているあんちゃんは、

小上がりでビールを飲んでいる。

 

店の規模の割にやたらと広く感じる厨房には、

腰の低そうな親父さんが一人で調理しており、

親父さんが気づくタイミングを待って「モツラーメン」を注文した。

 

すると親父さん、ビールを飲んでたあんちゃんに

「先にこっちのお客さん(僕)のラーメン作ってもいいかね」と尋ね、

あんちゃんが「どうぞ、どうぞ、あ、もう一本ビール」

なんて言っている。

 

僕は富山で永らく住み込みの仕事をしていたから、

年配の人と若い世代が共に酒を飲むなんていうのは日常茶飯事で、

今、この店で酒を飲んでいるおっちゃんとあんちゃんの会話というのが、

ひどく懐かしいものに思えてきて、

何だか寮の一室にいるような、そんな気分になってくる。

 

そして、開け放たれた厨房からはスバラしくいい香りが漂ってきた。

腹が、くう、となる。

そして「どうぞ」とモツラーメンが配された。

 

f:id:fukuitabi:20200605172653j:plain

 

何つう美しいビジュアルであろうか。

 

つーか、ここの親父さん、一体何者なんだろうか、とも思う。

さっきから拝見していると、

常連さんらしき方々との距離のとり方が何とも絶妙であったりするから、

僕みたいな部外者でもまったく居心地が悪くない。

 

その雰囲気は常連さんにも浸透しているようで、

何人かの方のブログや食べログの口コミに「常連さん」らしき方が出てくるけど、

総じて嫌な感じを受けていないように察する。

 

お客さん相手の仕事をされている方は、

できるだけ若いうちに、こういった店に接すれば、

将来的に楽になれるだろうな、

と、それなりにあれこれ悩んできた自分は思ったりする。

 

それにしても美味かったな。

ごちそうさまでした。またお邪魔します。

 

f:id:fukuitabi:20200605182758j:plain

 

いったん小杉駅方面へと戻って、今度は南下。

太閤山を目指す。

 

f:id:fukuitabi:20200605183354j:plain

 

小杉駅から太閤山を目指すと、上り坂になる。

僕は全身に汗をかきながら、ただひたすら歩き続けた。

 

f:id:fukuitabi:20200605183958j:plain

 

道中、かつて秋吉があった場所が

空き店舗に。

この秋吉、めちゃくちゃ流行っていたけど、

コロナには勝てなかったか、、、、

と思っていたら、ショッピングセンター「パスコ」内に移転していた。

 

f:id:fukuitabi:20200605184457j:plain

 

で、このパスコの敷地内にあるのが今回目指した銭湯、

だったのだけど、、、

 

f:id:fukuitabi:20200605184714j:plain

 

こちらの「ぽかぽかランド」、

かつては富山市内の長江と有沢にもあって、

何度かお邪魔していたけれど、

最後まで残っていた太閤山店も年度末で閉店した、とのこと。

 

たぶん、車で来ていたら「あ、そうか」で済んだかもしれぬが、

さすがに飯を食べて1時間炎天下の中を歩いての閉店はきつい。

 

f:id:fukuitabi:20200605185420j:plain

 

やりきれない気分になった僕は、

パスコに入って、酎ハイを買った。

 

で、僕は大好物のキリン・氷結を買ったつもりだったのに、

気づけば見たこともないような酒を買っていた。

よほどショックが大きかったのかもしれない。

 

f:id:fukuitabi:20200605185800j:plain

 

ま、僕は遍路をやっていた頃に、

お茶のペットボトルにウィスキーを入れて、

飲みながら歩いていた罰当たりな人間なもので、

飲みながら歩くことには何の抵抗も感じない。

 

ただ、やるせなさだけが募る。

 

一方で、このブログも食堂と銭湯の組み合わせで永らくやってきたが、

これだけ暑くなってくると、

しばらくは食堂と、眺めのいい場所でビール、といった組み合わせが正しいのかもしれない。

 

あれこれ思うことはありつつ、僕は電車に揺られて富山に帰った。

 

f:id:fukuitabi:20200605190940j:plain

 

そうそう、この日ではないけど復活した秋吉にも行きました。

 

やっぱり秋吉サイコーですなww

 

f:id:fukuitabi:20200605191004j:plain