「Go To トラベル」が賛成だの反対だのとニュースなりSNSで話題になっているが、
この制度云々は別にして今回のコロナ騒動を
何も遠出しなくとも地元を知るきっかけにすればいいのになあ、とは思う。
例えば富山の駅前や荒町にα1っていうビジネスホテルがあるけど、
いずれも最上階に大浴場があるもので、
富山の町を眺めつつ入浴、なんてことが宿泊すればできたりする。
住んでる町を眺めながらの風呂なんていうのも案外オツなものだ。
それこそ、富山県の方なら今年は格安で黒部ダムに行けたりするが、
このきっぷだって別に日帰り専用という訳ではないので、
室堂や天狗平、弥陀ヶ原(弥陀ヶ原ホテルは休業しているが立山荘は営業している)で1泊してくれば満足度も格段に上がるだろう。
何よりアルペンルートなんて、
閑散期に行ってもケーブルとロープウェイは混んでたが
今年は定員を減らしているのだから、眺めもさぞかし良かろうと思われる。
まさに行くなら今、でなかろうか。
なーんてことをいいつつ、
いや、亀谷温泉でまったりも捨てがたい、とあれこれ思案中。
結局あれこれ考えている時が一番楽しいww
富山駅に行って北口側を覗いたら、
かつてのバスロータリーの上屋が取り壊されていた。
昔は本当に「裏口」といった雰囲気に満ちあふれていたが、
着々と変化しつつある。
昼飯を食うため高岡へ。
富山はわりと天気も良かったが、
高岡はいまにも降り出しそうなどんよりとした空だった。
目指すは前回お休みだった坂下町のお店。
リベンジって訳でもないが、定期的に行かないと落ち着かなくなってくる。
のれんがかかっていてひと安心。
そしていつもならカツカレーを注文するのだけど、
今回は中華そばを注文。
お値段なんと500円なり。
そんでもってスープが熱々で、表面に浮いた脂のおかげか、
全然冷めないのも嬉しいところ。
一方、店内のテレビでは例の「バイキング」なる番組が流れており、
「GO TO キャンペーン」を批判しまくっていた。
富山の観光地なんて多くが冬季休業のうえ、
昨秋の紅葉シーズンは北陸新幹線の運休で影響を受けていたことなんか、
なんにも知らないんだろうな、と思う。
ほんと、真面目にこんなク○みたいな番組終わればいいのに(笑)
で、中華そばはサイコーに美味かった。
ニコニコとした奥さんに、淡々と仕事をこなす旦那さん、
やっぱりこの店、僕好きだわww
ごちそうさまでした。また近々来ます。
さ、雨に降られる前に風呂だけ入っていこう。
何処にするかな、としばし考え、
結局駅にも近い上に早くから営業している「松の湯」を目指した。
ところが、まさかの定休日。
うーむ、何てことだ。
しかし、うろうろしているうちに他の銭湯も開く時間になっていた。
よっしゃ、ワンパターンだけど内免湯に行くべ!
金屋町に行くと、多くの建物の軒先に風鈴が吊るしてあり、
なんとも涼しげで心地良い音が響いていた。
高岡も、こういったところをもっとアピールすればいいのに、とは思う。
そんでもって内免湯に到着。
こちらの銭湯って扉の内側にのれんがかかっているので、
遠目でみると「まだ開いてないのかな」」っていつも緊張してしまう(笑)
男風呂は貸し切り状態だったけど、
女風呂側からは終始ご婦人方のにぎやかな話し声が聞こえてくる。
会話内容までは聞き取れないけれど、何せよく笑っている。
そんな笑い声を聞きながら湯船につかっていると、
こっちも何だか愉快な気分になってくる。
そして、開け放たれた窓から涼しげな風が吹き込んでくる。
何だかんだで今年の夏は涼しいよな、と思う。
梅雨があけたらまた猛暑になるのだろうか。
高岡駅に着いたら電車の出発2分前だった。
風呂上がりだし慌てる気にもなれず、
一本見送ることにして、クルン高岡の中をうろうろしていたら
「アルコールはじめました」の文字が、、、、
うーん、やっぱりたまらんなあ、、、、(笑)
すっかりいい気分になって、僕は富山に帰った。
で、帰宅して、この日は友人が来ていたもので家飲みでもしようと、
近所のスーパーに買い出しにいって、
魚やら惣菜やらを買って店を出ようとしたら土砂降りの雨。
うーむ、さすがにこれは厳しいなあとしばらくイートインコーナーで待っていたら、
店員さんが惣菜のパックに割引シールを貼り始めた。
そして「お客様に惣菜コーナーよりご案内します。たたいまのお時間より、惣菜全品2割引とさせていただきます」といった感じの放送が流れた。
無論、僕は所定の値段で買っている。
店内にいた多くのお客さんが惣菜コーナーにやってくるのが見えた。
スーパーは買い物を終えたらすぐに帰らないといけないんだなあ、
ってことをぼんやり思った。