北陸徘徊人

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

あいの風とやま鉄道・魚津駅周辺徘徊

8月もまもなく終わるというのにただただ暑い。

我が家が特別暑いのかもしれぬが、

部屋の温度計は午前7時前にも関わらず32度を示している。

 

とりあえず水浴びでもするかと思って洗面所に行き、

鏡を見たら、うーむ、髪も伸びてきたなあ、と思い、

よっしゃ、ついでに刈ろう、とバリカンを取り出す。

最近の僕はボウズなもんで基本的に散髪は自分でやっている。

 

ただ、どうしてもうまくできないのが襟足の部分で、

ここだけは相方にお願いしてやってもらっていた。

しかしながら今朝は不在である。

ま、いいや、自分でやるべ。

 

全体を1センチの長さにカットした後、

アタッチメントを襟足用に取り替え、

後頭部の生え際を片方の手で確認しつつ、慎重にバリカンをあてていく。

まったく見えないものですべては「カン」である。

 

よっしゃ、うまくできたろ、てな感じで

手鏡で後頭部を映し出して確認すると、

襟足だと思っていた位置より若干上をカットしていたようで、

妙な場所に妙なラインが浮かび上がっており、

「げげげ」となる。

 

こ、これは流石にまずい、となって修正を試みたが、

にっちもさっちもいかなくなってしまい、途方にくれる。

うーむ、こうなれば全体をそろえるしかない、、、

 

で、意を決して全体を短くしたのだけど、

ボウズつうよりこれからどこかに出家するおじさん、

みたくなってしまう。

 

それ以前に、うちの相方は僕がボウズにしていることも

「ガラが悪く見える」と反対しているもんで、

反応が恐ろしいと言えば恐ろしい。

 

しかしながら、切っちゃったものは仕方ないのである。

さ、飯でも食いに行くべ、銭湯にも行くべ。

 

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あいの風とやま鉄道の電車は魚津駅に着いた。

富山方面のホームには一万三尺物語が停車中。

乗ってみたいけどなかなか踏ん切りがつかないのよなww

 

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まずは昼飯と市街地を南下。

それにしても暑いなあ、、、、

山小屋いた頃なんて今の時期こたつ出してたのに(笑)

 

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今回お邪魔したのはこちらのお店。

ちょっと前に富山のブロガーさんが記事にしており、

気になる存在だった。

 

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 昭和の薫りが色濃く残る店内にいるのは、

男性の1人客ばかりだった。

初めて来たのに、何だか懐かしい、そんな不思議な気分になる。

 

カウンターに座ろうとしたら、

テーブルでどうぞ、と愛想のいい奥さんが声を掛けてくれた。

一見の客と察知したのか、

メニューを2枚ならべ、「こういったものもございます」と説明してくれる。

 

安い日替わりにも惹かれたが、

せっかく魚津まで来たしと「おすすめA定食」を注文。

しばし待っていると、厨房にいた旦那さん自らが持ってきてくれた。

 

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ハンバーグにエビフライに鶏の唐揚げ、

まさに大好物の3点セット♪♪

ハンバーグは柔らかくて「オッ」とついにやけてしまうし、

エビフライ、唐揚げともに揚げたての熱々。

 

味噌汁はミョウガが入っており、これがまた実に美味。

お新香に小鉢、さらにたっぷり入ったご飯も嬉しい。

 

和の食堂も好きだけど、こういった気楽に入れる洋食屋さんも、

自分は好きなんだなあ、ということを改めて感じた次第。

福井の「たぬきや」さんとか鯖江の「マーシン」さんを知ったのと、

似たような喜びを感じる。

 

近々またお邪魔します。ごちそうさまでした。

 

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食後は市街地を西へ海辺を目指した。

 

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魚津に来たついでに、どうしても確認しておきたいことがあった。

 

先日富山県の公衆浴場組合のサイトを眺めていた時のこと。

呉東地区の項目に記されていた銭湯がひとつ減っていたのだ。

 

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浴場組合の一覧から消えていたのは諏訪町にある港湯さん。

扉がほんの少し開いているので、単に開湯前にも見える。

しかしながら、グーグルマップを確認すると「閉業」と記されている。

 

港湯さんに入浴したのは1年ほど前であるが、

番台や脱衣場はリニューアルされて随分きれいだった印象がある。

そんなもので「閉業」というのがどうしてもピンとこないし、

閉業を知らせる張り紙がある訳でもない。

ネットを見ても何ら情報はない。

 

何となく消化不良な気分で港湯さんを後にした。

 

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港湯から南下して、角川沿いにある川城鉱泉さんを再訪。

風呂屋の煙突から煙が上がっている、

そんな本来なら当然の光景が今となってはただただありがたい。

 

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川城鉱泉さんはツイッターで情報発信している富山では珍しい銭湯のひとつ。

文章のひとつひとつが何とも味わい深い。

 

少なくとも今回、

このツイッターを知ったことも魚津に来た理由のひとつであったりするから、

何らかの効果があるとは思う。

 

twitter.com

 

服を脱いで浴室に入ろうとしたら、

「おとな1人につきこども1人無料」といった

魚津の浴場組合のチラシが扉にはってあり、

「港湯」の部分は消されていた。

 

と、いうことはやはりそういうことなんだろう。

 

で、風呂場で改めて自分の顔と対峙してみたら、

流石に短すぎるよなあ、と思う。

ボウズつうより五厘刈り、

顔が黒いだけに頭の白さが際立っている。

 

僕は19歳の時も「山上がったら散髪もできないしボウズにしよう」と、

職場の先輩からバリカン借りて自分で刈ったことがあるのだけど、

その時は途中でアタッチメントが外れていることに気づかず

様子見に訪れた先輩に「おいおいおい!」と指摘されてげげげとなり、

結局全体を今回と同じ「五厘刈り」状態にしたことはある。

 

しかしながら当時はまたショーネンだったから、

まだ可愛げもあったように思えるが、

今となっては「・・・」であったりするし、

うちの相方が「だから床屋に行けって言ったのに」と

ため息をつく姿まで想像できてテンションが下がってくる。

 

とはいえ、湯につかっていると、

「ま、いっか」てな気分になってくるのが不思議なところ。

 

あー、いい湯だった。

 

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当初は西魚津まで行って地鉄に乗るつもりだったが、

何もかも中途半端な時間だったもので、

おとなしく魚津駅を目指した。

 

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 富山に帰ったら、またホームに一万三尺物語が止まっていた。

これは「乗れ」と言っているのかもしれぬ(笑)

 

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で、このあと献血に行ったらまさまかさかの首相退陣のニュース。

 

献血を終えて駅前に出ると、

号外を手にした女子高生が「安倍さんやめるってどういうこと?」

みたいな話をしている。

 

そりゃそうだろうな、この子たちの世代なら、

物心ついた頃から首相は安倍さんだったろうし。

 

僕が覚えてる首相って中曽根さんからだけど、

高校3年までの間に竹下さん、宇野さん、海部さん、宮澤さんと代わったから、

若い子たちとは「首相の退陣」に対するイメージは全然違うよなあ、

とは思う。

 

安倍さんが就任した時に中学生だったうちの甥っ子も

いまや社会人1年生。

長きに渡る日本の舵取り、ありがとうございました。

 

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家に帰って焼酎飲みながら晩飯を作っていたら相方が帰ってきた。

相方は僕の頭を見てまさに唖然とした表情を浮かべたが、

すべてを諦めたのか、何も言わなかった。