北陸徘徊人(元)

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

富山市内ぐるり 〜天然温泉とボウリング場をめぐる徘徊〜

つい先日、テレビでTHE ALFEEの3人が歌う様子を眺めつつ、

「この3人って、僕が小学生の頃から全然印象が変わらないんだよな」

なんてことを言ってみたけど相方はスマホをいじったまま反応がなく、

僕は手元にあった市の広報をパラパラとめくった。

 

すると、見覚えのある方の記事が掲載されていた。

僕が高校時代にバイトしていた山小屋の親父さんである。

「全然変わってないよなあ」なんて思いつつ、

「つーかいったいいくつになったのだ」と

記事を読み進めれば「81」とある。

 

「は、はちじゅういち????」

 

思わず30年前のアルバムを引っ張りだして確認してみたけど、

広報に載っている写真と比べても違いは白髪の量くらいでほとんど変わらない。

ここで思ったのはTHE ALFEEにしろ山小屋の親父さんにしろ、

昔も今も体型があまり変わっていないということで、

言い方を変えれば体型さえ変わらなければ「変わらない」という印象を受けるということか。

 

一方で30年前の僕は顔もまあ当然のことながら「ショーネン」であるし、

何だかんだいっても細かったんだなあ、と思う。

それが今となっては。。。。。

 

閑話休題

 

 

 

週間予報を眺めていたらぼちぼち雪マークも出てきたし、

いよいよ最高気温も1ケタになるそうな。

スノボに夢中だった20代なかばまでは雪が降るのが楽しみで仕方なかったが、

今となっては「・・・」であったりする。

このまま天気が下り坂になると出不精になるのも目に見えているし、

この日の天気もいまいちであったりするが今のうちに出かけておこうと部屋を出た。

 

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あいの風とやま鉄道の電車に揺られて水橋へ。

この日の車掌さんは若い女性だったけど、

指差呼称はハキハキしているし、アナウンスも滑舌がよくて好印象。

若い人の方が基本に忠実なのは何処の世界も同じかもしれないけれど。

 

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水橋で下車して海の方角を目指す。

途中で「かね七」さんの工場の前を通れば

ほんのり「出汁」の香りが漂ってきてきた。

 

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今年の冬は野菜が安いもので片っ端から塩もみして、

「かね七」さんの昆布だしをふりかけて

半日置いたものを毎日のように食べている次第。

いつもお世話になってますww

 

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水橋駅から歩くこと約20分ほどで「水橋温泉 ごくらくの湯」に到着。

料金は少し値上げして420円になっていたけれど、

それでも銭湯より安く、かつ天然温泉で、かつ午前中から営業しているというのは

何とも魅力的。

 

朝9時半の開湯から間もないような時間であったけど、

すでに男湯には7、8人の先客が。

身体を洗って薄い茶褐色の湯につかればまさに「ごくらく」であったりする。

 

それほど熱い湯という訳でもないのだけど、

成分が濃いのか何なのか、恐ろしくすぐ温もるので、

たまに外気を浴びては浴槽へ、を繰り返す。

 

立ち湯で一緒に浸かっていたじいちゃんは

「わしゃ昨日病院で(血圧を)測ったら158やってなあ」

「医者にはいろいろ言われてのお」

などといった話をしていたけど、

肌なんてすべすべだし、

見た目も話し方も至って元気そのものであったりする。

 

まあ、こんな温泉に毎日入ってりゃそれだけで元気になれるもの、

なのかもしれない。

 

あー、いい湯だった。またお邪魔します。

 

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「ごくらくの湯」からはぶらぶら歩いて水橋漁港へ向かい

フィーダーバスに乗って富山駅へ戻った。

 

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富山駅を起点に今回のコースをたどれば、

あいの風が280円、温泉が420円、

フィーダーバス+富山港線ICカード利用だと280円であるから

1000円以下でぐるり一周、かつ温泉入浴までできて、となかなか満足度が高い。

 

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で、この日、僕は地鉄ビル前まで行く予定で

南富山駅前行きならラッキー、

環状線なら一回りして地鉄ビル前で下車するつもりであったが、

よりによって岩瀬浜から乗車した電車は唯一地鉄ビル前に行かない

富山大学前行きだった。

 

この電車でも丸の内で下車して環状線に乗り継げば1乗車の運賃で地鉄ビル前に行けるのだけど、

そこまでするのも何だかなあ、なんて気がしてきて結局富山駅で下車。

何度も書いてることだけど富山駅での乗り継ぎを認めてほしいなあ、

と改めて思う。

 

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そんなこったで富山駅からぶらぶら歩いて地鉄ビルへ。

今回目指すのは地鉄ビル前の交差点を渡った先にあるこちらの建物、

そう、ボウリング場である。

 

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先日、ここの喫茶店に行ったというツィートを数件お見受けし、

茶店? そういや看板は見たことあるよな、なんてことを思い出し、

調べてみたら日替わりランチが案外充実してそうであったもので

今回お邪魔した次第。

 

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ちなみにボウリング場は土日は10時から営業しているが、

平日は12時からの営業、

それに対して喫茶店は11時30分から16時までの営業で、

ランチタイムは11時30分から14時まで、さらに日曜は定休日と、

もとからボウリング場の客を相手にした営業ではないような、

そんな印象もあったりする。

 

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この時点で11時半。

営業開始前のボウリング場のロビーを横切って階段を上がり、

2階の喫茶店へ。

店内は思いの外広い。

レーンが見下ろせる席につき、

この日の日替わりランチはエビフライカレーとのことだったのでコーヒー付きを注文した。

 

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で、改めてここで書くことでもないけれど、

僕はボウリングが苦手、というか超絶的に下手である。

ボウリングに限らず球技全般がからっきし駄目であるが、

仮に友人なり同僚と過ごしていて、暇な時間ができた時に

「じゃあ野球をやるか」「サッカーをやるか」なんてことはめったにないだろうけど、

「ボウリングでもするか」というのは十分あり得る話であるし、

実際にこれまで何度もあった。

 

で、その都度僕は「行ってこられ、僕は風呂でも行って酒でも飲んでるから」と

やんわり断るのだけど、

「そんなことを言わずに行こうぜ」となり、

「俺、超ヘタなんだよ」といえば、

「俺が教えてやっから、任せとけ」と多くの人は言うのだ。

 

ところが、である。

実際にレーンに立つと、僕のあまりのヘタさ加減に多くの人は

驚き、呆れ、唖然とし

「教える」どころか「どうしてできないのか」と怒り出すのだ。

 

それくらいに僕はヘタなのである。

それが分かっているから先に断っているのだ。

にも関わらず怒られるのだから理不尽以外の何者でもない。

 

そういったことをこのボウリング場でも何度か経験しているもので、

基本的にボウリング場には嫌な記憶しかないのだけど

人生というのは摩訶不思議なもので

なぜか僕はレーンを見下ろしながらカレーを待っている。

 

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エビフライカレーが配された。

サラダにかきたま汁までついてるし、何より見た感じもなかなかボリュームがある。

そんでもってエビフライは揚げたてアツアツだし、

ルーもたっぷり掛かっているし「うー、シアワセだなあ」となってくる。

 

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そんでもって食後のコーヒーも

「ランチのおまけ」的なものではなく、

大きめのカップにたっぷりはいっており、なかなか優雅な気分に。

 

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それにしても、今でこそ富山駅周辺でランチを食べる店は多々あれど、

以前は本当に少なかったものであるが(サラリーマン向けの店が、という意味で)

こんな穴場的な店があったとは、今さらながらに驚きであったりする。

 

お値段は税込み750円也。

日替わりのメニューももらってきたけど色々あって楽しだし、

食事利用で駐車場も1時間無料になるそうな。

また近々お邪魔します。ごちそうさまでした。

 

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この後はダイエットも兼ねて歩いて帰宅。

道中で立ち寄った護国神社は冬景色というよりは秋っぽいし、

何せこの日に関しては寒くない。

 

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で、帰宅した僕はいつもなら缶酎ハイでもグビリとやるところであるが、

お酒を控える生活がかれこれ1カ月に到達。

全然飲まずにいれるようになったのはいいことであるけれど、

最近やたらめったら甘いものを欲するようになった。

 

スーパーに行っても酒のコーナーには目もくれず、

お菓子やスイーツのコーナーについ足が向いてしまい、

値引きコーナーにプリンやらケーキがあると即買いである。

 

こうなってくると、おとなしく酒を飲んでいた方が、

よほど健康的な生活をしていたのではなかろうか、

なんて気がしてくる。

 

とりあえず今日あえてはスーパーもコンビニも寄らずに帰宅したけれど、

シュークリームやらキットカットが食べたくて仕方ない。

余計なことは考えないようにしようと思うが、

食べたいという欲求が抑えられない、、、、

 

 

よし、頑張って任天堂Switchのフィットボクシングでもやって

デザートでも買いに行くことにしよう(笑)