北陸徘徊人(元)

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

富山地鉄市内電車・日本一長い駅名と日本一小さな神社をめぐる徘徊

富山はがっつり大雪に見舞われた年末年始に。

 

まあ、去年が少なすぎたから今年が一層多く感じる、というのはあるのだろうけど、

もう少しバランスよく降ってほしいよなあ、

と勝手なことを思わなくもない。

 

寒いしこのまま引きこもっていようかと思ったけれど、

一度気力を失うと春まで引きこもりかねないもので、

前日のうちに新年一回目の献血を予約しておいた。

ついでに行ってみたいところもいくつかある。

 

そんでもって目覚めた朝は快晴だったけれど、

家を出ようとしたらにわかに空が暗くなり、

雪が舞い始めた。

「・・・」

 

f:id:fukuitabi:20210108132901j:plain

 

 

 

f:id:fukuitabi:20210108133423j:plain


南富山駅前から今年初の市電に乗って電鉄富山駅エスタ前で下車。

まずは昼飯ということで農協会館の地下にある食堂へ。

 

f:id:fukuitabi:20210108134641j:plain

f:id:fukuitabi:20210108134825j:plain

 


今日の日替わりランチは「若鶏の唐揚げチリソース」。

こちらの食堂、流石に農協会館の地下にあるだけあって、

お米が本当に美味しいし、味噌汁もアツアツでそれだけでもシアワセな気分になる。

 

f:id:fukuitabi:20210108140452j:plain

 

そんでもって若鶏の唐揚げとチリソースってめちゃくちゃあうんですね。

今度家でも作ってみよう。

ごちそうさまでした。またお邪魔します。

 

富山駅から富山大学前ゆきの電車に乗り、下車したのがこちら。

トヨタモビリティ富山Gスクエア五福前(五福末広町)」停留所。

 

f:id:fukuitabi:20210108143232j:plain

 

以下北日本新聞より抜粋。

 

日本一長〜い駅名再び

富山市五福末広町にある市内電車の電停名が「トヨタモビリティ富山Gスクエア五福前(五福末広町)」に変わり、「日本一長い駅名」になった。以前の「富山トヨペット本社前(五福末広町)」も昨年3月までトップだったが、京福電鉄(京都市)の駅「等持院(とうじいん)・立命館大学衣笠(きぬがさ)キャンパス前」誕生に伴い、首位を明け渡していた。

新しい名称になったのは1日付。命名権を持つ自動車ディーラーの富山トヨペットが、合併でトヨタモビリティ富山となり、市内電車を運行する富山地方鉄道に変更を申し出た。

表記は「(五福末広町)」を含む25字で、読み仮名32字。《北日本新聞》

 

僕が五福に住んでいた頃は「新富山」だったのが、

福井に行っている間に「富山トヨペット本社前(五福末広町)」になり、

この時点で日本一長い駅名となったらしいが、

その後京福電鉄にその座を奪われ、

このたび「トヨタモビリティ富山Gスクエア五福前(五福末広町)」となって、

首位奪還となったとのこと。

 

ちなみに、「富山住まいの情報」なるサイトで

この近所の物件を見れば未だに最寄り駅として「新富山」と表記されているから、

「新富山」の名前は残しておいた方が良かったのではなかろうか

とも思う。

 

f:id:fukuitabi:20210108142928j:plain

 

ついでに、この電停がある交差点は「五福」で、

「五福末広町」交差点は旧8号線でひとつ西寄りになる。

富大周辺でアパート探しをされる方はご注意くださいww

 

日本一長い駅名のあとは西町を目指す。

丸の内で下車すると環状線ポートラムが入ってきた。

本当ならこの電車に乗り継ぎたいところであるが、

横断歩道の信号が赤なもので渡れない。

 

f:id:fukuitabi:20210108145008j:plain

 

この後は横断歩道の信号が変わる前に電車が出発するので、

結局乗り継げないようになっている。

丸の内は一応「乗り継ぎ」停留所なのだから、

もう少し配慮があってもいいような気がするが、

環状線開通当初から何ら改善されぬまま今に至っている。

 

ただ、環状線の電車はグランドプラザで時間調整をするし、

大学前ー南富山の電車も富山駅で随分時間を擁するようになったもので、

大学前から西町へ行くなら丸の内で降りて歩いても電車より早いと思われる。

 

f:id:fukuitabi:20210108145215j:plain

 

今回向かった先は「中教院」。

富山駅から西町を経由するバスに乗ると

西町の次が「中教院前」なるバス停で、

僕は長らくこの近所にあるお寺か何かの名前だと思っていたのだけど、

「日本一小さな」神社であるらしい。

 

以下11月30日付北日本新聞より抜粋。

 

「日本一小さい神社」と呼ばれ親しまれている中教院神社(富山市中央通り)が、増改築補修工事を終えた。ご神体を元に戻す正遷座祭(しょうせんざさい)が29日、同神社であり、氏子や住民が参拝。新しい神殿の完成を祝って「これからも由緒ある神社を守っていきたい」と気持ちを新たにした。

中教院神社はビル同士に挟まれた幅2メートル弱のスペースに建つ。明治政府が神道普及のため、全国各地に設けた機関「中教院」として1873年に建立されたが、富山大空襲で焼失した。

現在の神殿は戦後に戦災避難所からご神体を迎え、近くの商店主有志が再建。市民の寄付や寄贈を受けながら、商店など22軒でつくる中教院通り会が管理してきた。今回、神殿の天井や壁の傷みを修繕したほか、供物台や鈴などを新調。雨雪よけの屋根も設けた。《北日本新聞》

 

f:id:fukuitabi:20210108151804j:plain

 

そんでもって中教院前のバス停まで来たが、

バス停の前は駐車場ではて、どこだ?となる。

少し東寄りに進むと「中教院神社」と記されたのぼりがでていた。

 

f:id:fukuitabi:20210108152206j:plain

 

いやはや、今までまったく気づかなかったというのが本音だし、

確かに「日本一小さい」と言われればそうであるような気もしてくる。

 

初詣も兼ねて参拝。

で、いつもなら「今年も美味しくお酒が飲めますように」と願うのだけど、

合掌してから「・・・?」となる(笑)

何はなくとも平穏無事でありますように、、、、

 

f:id:fukuitabi:20210108152950j:plain

f:id:fukuitabi:20210108165639j:plain

 

この後は銭湯に入るつもりで駅北エリアを目指したが、

ついでに海も見てくることにした。

よくよく考えたら雪景色の砂浜というものを見た記憶があまりない。

 

f:id:fukuitabi:20210108153632j:plain

 

ただただ寒かったといえばそこまでだけど、

ボーッとあれこれ考えるには最適な場所だよなあ、

なんて気がしなくもない。

 

f:id:fukuitabi:20210108155238j:plain

 

さ、銭湯であったまろう。

今年の初銭湯は下奥井で下車して「奥井鉱泉」に。

番台のおばちゃんの「ごゆっくりどうぞ」の一言が何とも心地よい。

 

f:id:fukuitabi:20210108155942j:plain

 

奥井鉱泉の浴室は浴槽が中央にあるいわゆる「関西式」?で、

富山では珍しいタイプ。

 

昨年末行った金沢の「あわづ湯」もこのタイプだったけど、

浴槽の場所がいつもと違うだけでまったく別の場所に出かけたような気分になれるのも

銭湯の楽しい部分かもしれない。

 

時折女湯から聴こえてくるおばちゃんたちの笑い声をBGMに

のんびり湯につかる。

 

今年になって日帰り温泉施設は幾つか行っているけれど、

やっぱり銭湯は銭湯でいいもんだなあ、と改めて思う。

何が、と問われたらうまく答えることはできないけれど(笑)

 

f:id:fukuitabi:20210108164650j:plain

 

下奥井からは丸の内で乗りそこねた青のポートラムに乗って富山駅へ。

マリエで今年最初の献血やって今年最初の徘徊は終了。

 

f:id:fukuitabi:20210108164759j:plain

 

ちょっと出遅れた感はありますが、

あけましておめでとうございます。

 

記事中でもちょこっと触れたのですが、

一応禁酒も続いてましてかれこれ2カ月たちました。

 

タバコと同じで毛頭やめるつもりはないのですが、

何となく手がでないまま2カ月たった、というところでしょうか。

 

ま、ここでは書けないような酒の失敗の数々をやらかしている身としては、

今後飲まないにこしたことはないのかもしれませんが

飲みたくなったら素直に飲むつもりです(笑)

 

今年もお付き合いいただければ幸いです。

 

四ツ葉来