北陸徘徊人(元)

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

あいの風とやま鉄道・新富山口駅(未開業)周辺徘徊

あいの風とやま鉄道の新駅の名称が「新富山口」に決まったそうな。

以下令和2年2月18日付北日本新聞より。

駅名は「新富山口」

あいの風とやま鉄道が富山−東富山駅間(富山市下冨居)で建設している新駅の名称が「新富山口」に決まった。日吉敏幸社長らが17日、県庁で発表した。公募で得票が上位だったことに加え、「新しいまちづくりが進む富山市中心市街地への玄関口」という思いを込めた。開業は2022年3月を予定している。

駅名は同社が20年秋に公募し、787件の応募があった。得票が最も多かったのは「下冨居」で、「新富山」「新富山口」と続いた。同社が設けた選定委員会で、地元以外の県民にも分かりやすく、過去に駅名として使われていないことなども踏まえて決めた。(以下略)

 

あまりネット上の評判はよろしくないような気がしなくもないが(笑)

個人的にはシンプルでいいのではなかろうか、というのが正直な感想。

それ以上に「むむむ」となったのは駅の場所で、

僕は長らく稲荷町にもほど近い富山貨物駅のあたりにできると思いこんでいたのだけど、

地図をみればそれよりずっと北寄りの8号線にも近い場所のようだ。

 

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(画像出典・あいの風とやま鉄道)

 

いまいち土地勘のないエリアであったりするので、

徘徊がてら新駅の様子をみてくることにした。

 

 

 

この日の富山は2月というのにポカポカ陽気。

薄手の上着を羽織ってきたけど思わずかばんにしまい込んだ。

信じられないことにこの数日前は

「11月の室堂かよ」とツッコミたくなるような猛吹雪だったのよな。

本当に身体がついていかない、、、、

 

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電鉄富山駅から地鉄電車に乗り込んで何となく外を眺めていたけど、

以前と比べてホーム上の看板がすっかり寂しくなったように感じるのは気のせいだろうか。

 

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稲荷町に着くと地鉄の旧塗装というか、

本来の塗装の車両が並んでひとりテンション上がりっぱなしww

この車両にはこの色が一番しっくりくるよなあ、

と改めて思う。

 

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西武から来られた新入社員君も地鉄カラーっぽくて

なかなかのイケメンである。

 

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まずは腹ごしらえということで、

稲荷町駅前にあるショッピングセンター「アピア」へ。

 

福井に行く直前までこの建物内のスポーツクラブに通っていたもので

(ほぼ風呂会員状態だったけど)

いろいろと思い出深い場所であったりする。

今回お邪魔したのは魚屋さんがやってるこちらの食堂。

 

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海鮮丼を注文。

このお店ができた当初は確か税込み500円だったけど、

冷静に考えれば僕が以前に富山にいた時は消費税も5%だったし、

それが10%となった今は税抜き価格となったのは仕方ないところ。

それでも税込みで550円で海鮮丼が頂けるのだからただただありがたい。

かつ、美味いww

 

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ごちそうさまでした。

またお邪魔します。

 

稲荷町から綾田町へ。

この道路の左手に北陸新幹線の高架があり、

その隣あたりに富山貨物駅がある。

新駅ができるのは僕が勝手に思ってたのはこのあたりであるが、

実際はかなり北寄りらしい。

 

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アピタを過ぎると北陸新幹線の高架橋が近づいてくる。

さらに北上。

 

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ここがいわゆる「鍋田地下道」で線路で隔たれた東西の街を結んでいるが、

信号による交互通行なもので、手前の交差点はいつも渋滞が発生している。

 

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で、僕はこの周辺で線路の東西を行き来できるのはここだけだと思っていたが、

よくよく地図を見ると、新駅の建設予定地周辺にもあるそうだ。

それがこちらでやはり「鍋田地下道」とある。

 

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ここは西側から東側への一方通行であり、交通量も少ないけれど、

見た感じ狭いから避けられてるのだろうか。

 

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この先は線路の西側エリアから新駅にかけてのアクセス道路が建設中。

振り返ると、このすぐ先に富山駅があるとはとうてい思えぬほど

広大な空き地が広がっていた。

 

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そういや稲荷町に1万人規模のアリーナを作るなんて話もあったけど、

その後どうなったのだろう。

むしろこのあたりに作った方が新駅の目玉になるだろうし、

8号線からもほど近くて何かと便利なような気がするけれど。

 

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このあたりが「新富山口」駅になるようだ。

そしてこの先にも「地下道」が存在した。

 

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車は一方通行のようであるが、歩行者についての記述はなかったもので、

この地下道を経由して線路の西側へ。

 

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距離こそたいしたことなけれど狭いのでなかなかスリリング。

今度車で走ってみようかな(笑)

 

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「新富山口」駅を西側から。

橋上駅舎にするなら展望台でも設ければいいのにな。

西へ進むと産業道路に出た。

 

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さらに住宅街を抜けると地鉄富山港線の粟島駅に出た。

今回はおとなしく電車に乗って帰ろうと思っていたが、

何だかんだで汗ばんでいたし、

ザックには幸いにもタオルと石鹸は入っている。

そんなもので結局立山鉱泉へ。

 

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僕がこちらにお邪魔すると多くは「女将さん?」が出迎えてくれるのだけど、

今日は久々に若い男性=オーナーさんが番台にいた。

常連らしき爺ちゃんがあれこれ話しかけていたが、

その表情がまるで孫を相手にするかのように嬉しげだ。

 

そして、何より適度に賑わっている、というのが何とも嬉しい光景。

 

久々の立山鉱泉を満喫して外に出ようとしたら

伊予柑湯」なるポスターを見かけた。

お、次の日曜日か、この週末も銭湯だな、なんて思ってたけど、

よくよく日付を確認したら「前日」だったww

 

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粟島駅の前にはスーパー「大阪屋ショップ」がある。

で、今までならここで缶酎ハイを買ってぐびりとやっていたのだけど、

今となってはシュークリームを買ってたりする。

うーむ、酒の方がよほど健康的ではなかろうか、

なんてことも思うけど、まあ、いい。

 

僕は電車に揺られて富山駅に戻った。

 

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おまけ

 

この後帰宅してYou Tubeを見てたら、

おすすめにこんな動画が出てきた。

 


【 銭湯 ・公衆浴場 】小山市民に愛される市内唯一の公衆浴場「幸の湯」

 

栃木県小山市に残る唯一の銭湯を紹介した動画であるが、

へえ、となったのが深いのは男湯に描かれているのは「富士山」であるが、

女湯に描かれているのは「立山連峰」とのこと。

 

女湯となれば確認のしようがなけれど

もし機会があればどうして栃木で立山連峰なのか、

ぜひ実際に現地で尋ねてみたいところ。

 

それにしても、あっちゃこっちゃ行きたいところが山積みになってきて、

弱りますな(笑)

早くコロナが収束しますように、、、、