北陸徘徊人

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

万葉線・広小路駅〜志貴野中学校前駅徘徊

前回の記事で地鉄富山港線にできる新停留所、

オークスカナルパークホテル富山前」に

片面しかホームがない、云々と書いたが、

発表された新ダイヤを確認すると、

実際に岩瀬浜方面「だけ」の停留所となるそうな。

 

かつて同じ直線上にあった富山駅北の仮停留所にも

乗降ホームがあったからスペースがないという訳ではないだろうし、

地鉄の市内電車には中町のように一方にしかない停留所もあれど、

それとは意味合いも違うだろうし、

果たしてどうしてこうなったのだろうか。

 

ま、何か意味はあるのだろうから、

それは開通後にいろいろ考えることにしよう。

絶対に分からないとは思うけど(笑)

 

 

 

万葉線を使ったイベントがあるとのことで、

連れと出かけた日曜の朝。

 

f:id:fukuitabi:20210314193917j:plain

 

f:id:fukuitabi:20210314200222j:plain

 

富山駅で「中央エリアフリーきっぷ」を購入し、

あいの風とやま鉄道の電車に揺られて高岡へ。

連れと会った時点では天気もイマイチで

「おぬしと出かける時はいつも雨やのお」と言いそうになったが、

いつしかすっかり空は晴れ渡っていた。

 

そんでもって「・・・?」となったのは、

この御旅屋セリオでこのイベントの受付をした時である。

何と、万葉線のフリーきっぷまでくれると言う。

 

f:id:fukuitabi:20210314200441j:plain

 

きちんとチラシにも記されていたのだけど、

2人ともそれに気づかずに万葉線のフリー乗車が含まれたきっぷを買ってきたことになる。

うーむ、高岡まで車でくればよかったな、と思う一方で

何つう太っ腹なイベントかいな、とも思う。

 

f:id:fukuitabi:20210314200646j:plain

 

そんでもってよく分かったのは

僕はさっぱり「eスポーツ」とやらのセンスがないということだ。

連れが説明を聞いただけですぐに適応できてただけに、

自分のぐだぐだ加減だけが目立つ結果に。

 

そんな僕が唯一挽回できたのが万葉線のシミュレーター体験。

出発しようとしたら車に邪魔されたり、

路面電車ならではの状況が楽しい。

市販してくれたら絶対に欲しい(笑)

 

f:id:fukuitabi:20210314201022j:plain

 

さらに車庫に停車中のアイトラムも見学させてもらえるなど、

イベントとしてはなかなか満足度は高かった。

また何かあれは参加したい。

 

f:id:fukuitabi:20210314200853j:plain

 

万葉線・米島口駅前にある回転寿司で昼飯。

100円じゃない回転寿司なんていったいいつ以来だろうか。

 

f:id:fukuitabi:20210314202611j:plain

f:id:fukuitabi:20210314203017j:plain

f:id:fukuitabi:20210314203247j:plain

 

この後、イオンに映画を見に行く連れとは別行動に。

僕は図書館行ったり再びセリオに行ってから万葉線の広小路で下車。

 

f:id:fukuitabi:20210314203409j:plain

f:id:fukuitabi:20210314204630j:plain

 

国道156号線を8号線方面に進む。

小矢部川の手前あたりに、廃業した銭湯があった。

草津湯」とある。

 

f:id:fukuitabi:20210314204817j:plain

 

建物の雰囲気から察するにわりと最近までは営業していたのだろうか。

残った看板にうっすらと

「平日 正午〜、日曜祭日 8時〜」

と見えるから、随分営業時間の長い銭湯だったんだなあ、と思う。

 

f:id:fukuitabi:20210314205524j:plain

 

かつての銭湯の先で156号線から右折。

通りから一歩入ればどことなく懐かしい町並みが続くのが、

僕にとって高岡の最大の魅力。

 

f:id:fukuitabi:20210314210125j:plain

f:id:fukuitabi:20210314210204j:plain

f:id:fukuitabi:20210314210402j:plain

 

8号線に出たところで、

目指す銭湯の開湯時間にはまだ早いし、

本屋でも行って時間を潰すか、なんて気になって、

いったん富山方面に進んだ。

 

f:id:fukuitabi:20210314210831j:plain

 

この建物が今はセリオに移動したかつでの「地場産センター」で、

この隣に本屋があった、はず、なんだけど見当たらず、

コンビニになっていた。

調べてみると2016年の6月には閉店していたそうな。

銭湯だけでなく本屋にとっても厳しいご時世、ということか。

 

f:id:fukuitabi:20210314211845j:plain

 

かつてこのあたりに僕が勤めていた山小屋の

「超」常連さんが住んでおられた。

営業中なんてほぼ週末ごとに来ていたのではなかろうか。

 

「山にいると文字に飢えるだろ」と一週間分の新聞とか、

昆布締めとか、ミスタードーナツとか、

そして毎回のようにたんまりと「酒」を担いできていた。

 

下山して顔を出すと「おう、お帰り」なんて言ってくれて、

「まあ、まずは飲まれ」てな具合に

まさに「浴びるほど」飲ませてもらった。

そんなもので、このあたりにはしょっちゅう来ていたのだ。

 

f:id:fukuitabi:20210314212219j:plain

 

しかしながら、

周辺を歩けども歩けども、その方の自宅がどこだったのか、

さっぱり記憶がつながらない。

 

その方が亡くなってからまもなく20年になる。

20年もたてばいろいろと変わる。

 

f:id:fukuitabi:20210314214453j:plain

 

小矢部川を渡って二上地区へ。

今回の目的地はこちらにある「城山鉱泉」さん。

 

f:id:fukuitabi:20210314215243j:plain

f:id:fukuitabi:20210314215437j:plain

 

営業時間は15時からで、

僕は着いたのは14時50分ごろ。

しかし正面の扉は開いており、

駐車場の車から女性が降りてきて中に入っていくのが見えた。

 

てなもんで、僕も続いた。

しかしながら、フロント式の番台には誰もいない。

仕方ないので、僕は男性浴室前にある椅子でしばらく待つことにした。

すると、何人かの女性が入ってきて、

フロントを素通りして中に入っていく。

それに対して男性はひとりも現れない。

 

うーむ、どういうシステムになっているのだろうか。

15時になったけど誰も現れない。

そしてよくよくフロントを見ると

「席を外しておりますので先にご入浴ください」

といった張り紙がしてあった。

 

銭湯内の様子は以下のサイトに。

takt-toyama.net

 

浴室の印象はとにかく「明るい」ということ。

そしてネットの口コミで多く見かけたのが「熱めの湯」であるらしい。

てなもんで少々覚悟して湯に浸かる。

む、確かに熱い、いや、大丈夫だ。

 

ま、それなりの数の銭湯に入ってきたから慣れてきた部分もあるのかもしれぬ。

しかしながら、やっぱり熱いのである。

じわじわと、いや、どっひゃーんと、

何故か身体の内側から熱くなってくるのだった。

 

大きくとられた窓の外には庭が広がっている。

タイル張りの浴槽は、外に向けて腰掛けることができるよう、

段差が設けられている。

熱い、けど、もう少し入っていたい。

 

芯まで温もって外に出たけどやはり番台は不在である。

しかしながら先程の張り紙はない。

ということは主はいるということか。

湯銭を握りしめてしばし待っていると、

何とも品の良さそうな女性が現れて「ごめんなさい、おまたせして」と言った。

「先にお湯いただきました」僕は言った。

 

f:id:fukuitabi:20210314221520j:plain

 

来る時は万葉線広小路駅から来たが、

帰路は志貴野中学校前駅を目指してぶらぶら歩いた。

 

f:id:fukuitabi:20210314222227j:plain

f:id:fukuitabi:20210314222331j:plain

 

電車通りに出た先には北陸電力の建物がある。

 

f:id:fukuitabi:20210314222635j:plain

 

最近、年なのか何なのか、

北陸電力のCMがやたらめったら身に染みるのよな。

 


「ふるさとの唄 改訂篇 60秒」

 

このCMの曲を歌っているのが「羊毛とおはな」というデュオで、

ボーカルの千葉はなさんは富山県の出身とのこと。

この曲をきっかけに僕は最近「羊毛とおはな」の曲を聴くようになったのだが、

残念なことに、千葉さんは2015年に36歳の若さで永眠されたそうだ。

 


羊毛とおはな「ただいま、おかえり」

 

♪ただいま、おかえり ごらん街は 君の帰りをいつも待ってる♪

 

頭の中で口ずさみながら、

僕は万葉線の電車で高岡駅に戻った。

 

f:id:fukuitabi:20210314225743j:plain