JR側の駅舎を眺めて思わず「でかっ」と声が出た。
駅ビルというと何となく「商業施設」を連想するが、
この建物の中核をなしているのは「図書館」であるそうな。
一宮の町はそこいら中が「七夕飾り」で何とも華やか。
一宮市の公式サイトによると以下のようにある。
一宮市民の守り神として崇敬される真清田神社の祭神天火明命の母親、萬幡豊秋津師比売命は太古から、織物の神として知られ、そのご加護によって、当地方の織物業が発達したといわれることから、毎年7月の最終日曜日をフィナーレとする木曜日からの4日間、織物と因縁の深い牽牛、織女に因み全市をあげて「おりもの感謝祭一宮七夕まつり」が繰り広げられる。
何故に「一宮」なのかといえば
この「真清田神社」が尾張の国の「一の宮」だったからであるらしい。
この日は恐ろしく暑かったが、
境内に一歩足を踏み入れると、
何とも涼しげな空気に満ちていた。
いろいろお願いしたいことはあるのでただただ合掌。
駅の名鉄側に出ると銭湯があった。
調べてみると一宮市内には4軒の銭湯があるとのこと。
ただ、営業時間が15時半〜ないし17時からとのことで、
今回の入浴は時間的に無理であるがぜひ再訪してお邪魔してみたい。
せっかくなので名鉄の各駅停車にも乗ってみようと、
線路沿いの道を岐阜方面へ歩く。
今伊勢駅に到着。
何だかJRと名鉄の線路の隙間にホームを押し込んだように
見えなくもない。
実際にホームに立ってみると、
思ったよりは幅があるように感じたが、
背後をJRの電車が高速で通過してゆき、
さらに目の前を名鉄の特急がやはり高速で通過していくと、
背筋がぞくりとするような恐怖感があった。
長らく福井や富山といった基本的に全列車が停車する町にいたから、
電車が通過する、ってことに慣れていないのかもしれぬ。
須ヶ口行きの普通電車に乗車し、
ま、今伊勢からだと名鉄一宮までも西一宮までも同じ運賃だったので(笑)
ぼちぼちいい具合に腹も減ってきたので飯にしようと、
再び歩いて一宮の町中を目指す。
一宮の商店街はアーケードの中に車道があって、
何だか不思議な印象。
日差しが遮られ、涼しいの何の。
「ランチ」の文字に惹かれ、
お邪魔したのは市役所近くのこちらの食堂。
最初に刺身、ニラ玉、サラダ、ご飯に豚汁がのった膳が配されて、
「今天ぷら揚げてるからゆっくり食べとってね」と女将さん。
そしてメインの天ぷら登場。
後から入ってきたお客さんの様子を見ていると、
男性客は最初からでーんと大盛りのごはん、
女性客には確認してごはんの量を調整しているようだった。
そして何より昼酒が似合いそうな雰囲気がなかなかよろしいww
別に(酒を)やめてる訳ではないし
コロナが落ち着いたら
いつか心ゆくまでこんな店で飲んだくれたい。
ごちそうさまでした。またお邪魔します。
近くにあった市役所も随分立派な建物で、
14階に「展望スペース」もあったので入館。
感心したのは「階段」が開放されていることで
役所の方や市民の方など結構な数の方々がその「階段」を利用していたことか。
毎日上り下りしているだけでかなり鍛えられそうな気がする。
駅に戻って今回の徘徊は終了。
これまでほとんど東海地方の町中をぶらぶら歩くという経験がなかったもので、
なかなか新鮮な体験であったように思う。
で、ここでお知らせ。
私、四ツ葉来、諸事情いろいろありまして、
このたび富山を離れ、愛知県で暮らすことになりました。
そのため、このブログのタイトルもどうしようかとあれこれ思案中ですが、
なかなか結論を導き出せず、、、
そのうち「元」とか「(仮)」とかつけるかもしれません(笑)
今後ともお付き合いいただければ幸いです。