北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

福井〜金沢・路線バス乗り継ぎの旅2 県境を超える

9時55分。

東尋坊行きのバスがロータリーを出て行くと、

あわら湯のまち駅前には 誰もいなくなった。

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ちなみにこの日は平日であった。

 

 

私は元来ケチな人間なもので、

バスの乗りつぶしはフリーきっぷが使える 休日に限定してきた。

そんなもので、 実は「運賃」をそれほど意識していなかったのだ。

 

ところがこの日は正規料金である。

福井〜本丸岡が640円、

本丸岡〜JR芦原温泉駅が540円、

JR芦原温泉〜あわら湯のまち駅が290円。

 

この地に達するだけで すでに1470円かかっている。

 

さらに 芦原温泉駅で1時間近く待ち時間もあったのも事実だが、

私が福井駅前を出発したのは7時32分である。

JRの普通列車なら7時45分発でも9時3分に金沢に着く。

 

そして運賃は1320円。

 

この先、いったい幾らかかるのだろう。

私はにわかに不安になっていた。

 

10時ちょうど、 北潟線のバスは出発。

予想通り、他に客はいない。

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終点のひとつ手前のバス停、

北潟東に定刻の10時19分着。

運賃は380円。

 

空は青い。 私は気合を入れて歩き始めた。

歩き始めてすぐにバス停があった。

「松ヶ崎」とある。

あとから調べてみると、 2013年1月10日まではここが終点だったようだ。

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時刻表だけが剥がされているが、 ポールは現役そのものだ。

再びこの地にバスがやってくることはあるのだろうか。

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12月目前とは思えぬ温かい日だった。

私は上着を脱いで、 歩き続ける。 北潟湖が美しい。

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しかし、残念ながら道路沿いは 「ゴミだらけ」だった。

もう悲しくなるほどに、 「ゴミだらけ」だった。

空き缶、ティッシュ、 新聞紙、吸い殻、

あと多かったのは コンビニコーヒーのカップ。

 

捨てた人間よ、 全員地獄に落ちろと 願わずにいられない。

 

私は歩き続ける。

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50分ほど歩いて浜坂という集落に到達。

久しぶりの住宅街にほっとしつつ、

ここもまだ福井県であることに 軽く違和感も感じる。

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さらに10分ほどで県境の「吉崎」に着く。

「肉付きの面」で知られる願慶寺など、

魅力的なスポットがある地のようだが、

今回はバスに乗り継ぐことが第一の使命だ。

寄りたいのを我慢して歩く。

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そして、 どうしてここが?

と突っ込みたくなるような集落のど真ん中に

福井と石川の県境は存在した。

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さらに福井側も石川側も「吉崎」なのだ。

どうにもこうにも、

ひたすら歩いてきて来た割には 感動に欠ける県境であったりする。

さて、 肝心なのはバス停である。

北鉄のバス停は存在する。

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しかし、 「月うさぎの里」はいったいどのあたりなのか。

あえてスマホで現在地のチェックはしなかった。

もしキャンバスに乗り継げなければ、

午後に1本ある大聖寺行きに乗ればいい。

そこからJRで行こう。

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そう考えれば急に気が楽になった。

するといきなり「月うさぎの里」が現れた。

 

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