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北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

北九州モノレール・旦過駅/ 阪九フェリー・やまと

福岡

門司港駅を16時35分に出た電車は16時48分に小倉駅に着いた。

このあとは18時40分発のフェリー連絡バスに乗ればよいのだが、

残り時間は2時間弱と実に中途半端な時間だ。

「腹減ってるか?」と相方に問えば首を横に振る。

 

改札口を抜けると、

見上げた先にモノレールが停車している。

初めて見た時は「何じゃこれ」と思ったし、

今なお「何じゃこれ」と見上げてしまう。

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「ちょっと乗ってみよう」僕は相方に言った。

北九州モノレールの初乗り運賃は180円だが、

隣駅までは100円となる「100円モノレール」なる企画乗車券があり、

小倉駅からだと何故か2駅先の旦過駅までが100円モノレールの対象となる。

 

乗車券を券売機で購入したらQRコード付きのきっぷが出てきた。

10月1日からICカードと共に導入されたらしい。

いわゆる「磁気券」ではない。

紙の券を自動改札機に「タッチ」して入場。

ふーん、何か不思議な気分。

 

ホームの先端からはかつての小倉駅である

平和通駅が見える。

平成10年に延伸されたこの区間にはポイントが設置されておらず、

単線並列の形をとっている。

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この時乗車した車両は右側の軌道を走行。

些細な事だが何だか嬉しい(笑)

 

旦過駅で下車。

きっぷを手にして「はて」と思う。

QRコードを読み取らせて「入場」した訳だから、

退場もQRコードを読み取らせるのだろう。

ならこの「きっぷ」は手元に残るのか?

 

すると改札機の前には係員の方が待機していた。

QRコードを読み取り部にタッチしてから回収口に入れてください」

などと言う。

何か微妙に面倒くさい(笑)

 

磁気券ではないということは、

紙のリサイクルにも有効なんだろうし、

自動改札の「つまり」防止など色んなメリットがあるのだろう。

 

それなら台湾のMRTやバンコクの地下鉄で使われている

コイン型の乗車券「トークン」なんて非常に合理的にできているような気がするが、

何で日本の鉄道会社には導入されないのか、

はなはだ不思議な点であったりする。

 

旦過駅を出ると、昭和の香りが色濃く残る市場があった。

歩いているとバンコクの路地裏に迷い込んだような気分にもなってくる。

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「もり山」なる店があった。

中津のからあげで検索すると常に上位表示される店だ。

ふーむ、こんなところにも支店があったのか。

たいして腹は減っていなかったが、

「せっかくだしつまんでいこう」と入店。

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「むね」と「もも」のミックスを注文。

アツアツを頬張る。

「あと10個は食べれそう」相方は言った。

「あと20個は食べれそうだ」僕は言った。

残念ながらあまり時間はないので先を急ぐ。

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人通りの多い商店街歩き、小倉駅に向かう。

相方が「ふらっ」と引き込まれるようにパン屋に入っていった。

僕は外で待っていたのだが、

目の前に「揚子江の豚まん」なる店があった。

1個からでも買えそうだったので試しに買ってみる。

 

アツアツの豚まんはずっしりと「重い」

そのままかぶりついたら、

肉汁がどびゃっとあふれ出して手がベトベトになった(笑)

パン屋から出てきた相方が「ズボン、汚れてるけど」と呆れた顔をしている。

「・・・」

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新幹線口へとまわり、

フェリー連絡バスで新門司港へ。

今宵の宿は「阪九フェリー・やまと」神戸行き。

ちなみに泉大津行きや

似たようなルートをたどる名門大洋フェリー

新造船が入っていると知ったのは全ての予定を決めてからだ(涙)

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相方は本格的な「フェリー」への乗船は初めてとのことで、

「これが船の中なん?」と興奮を隠せない。

「めったなことじゃ乗れないし」と相方を説得しまくり、

一等船室を奮発。

20時ちょうど、定刻に「やまと」は新門司港を出港した。

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長距離フェリーでありがたいと思うのは「浴室」の存在だ。

阪九フェリーの新造船など「露天風呂」まであるらしい。

考えれば考えるほど新造船に乗りたかったと思ってしまうが、

「でも泉大津行きだと九州滞在時間が短くなるし、これで良かったのだ」

と自分に言い聞かせて湯に浸かる。

 

レストランで生ビールをくいっと飲んで客室へ戻る。

相方は疲れたのか早々に寝入ってしまった。

せっかくの一等船室なのに何かもったいない(笑)

 

僕はロビーに行って、自販機でビールを買った。

旅慣れた方々がそこいら中で酒を飲み、

それぞれに時間を過ごしている。

いい光景だな、と思う。

 

僕は喫煙室に入り、

小倉駅で「そっと」買ったタバコに火をつけた。

ニコチンが脳細胞一本一本に染み渡っていく。

 

ああ、タバコはウマイ。

ビールもウマイ。

船旅は最高だ。

調子にのってもう一本ビールを買った。

 

いい気分になって部屋へ帰ると相方は起きていた。

相方は僕の顔を見るなり、

「すんごいタバコ臭い」と言った。

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