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北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

北海道と長崎新幹線の現状は他人事ではない

どうも天気がパッとせず、

すっかり引きこもりがちになりつつあるもので

酒でも飲みながらネットを徘徊しつつ、

「独り言」を述べてみる。

 

まずは缶ビール(発泡酒よ・涙)をプシュリ。

 

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北海道新幹線最速4時間2分 東京―新函館北斗 安全を最優先

JR 北海道とJR東日本は3日、来年3月に北海道新幹線新青森新函館北斗)が開業するのに伴い、東京―新函館北斗間(約863キロ)を結ぶ最速列車の所要 時間を4時間2分とする方針を固めた。沿線自治体や与党などから4時間切りを求める声が出ていたが、JR側は安全性を最優先し確実な定時運行を目指すた め、開業から当面の間は一定の余裕を持たせることにした。3日午後にも、JR側から与党に報告する。詳細なダイヤは18日に発表する予定。《北海道新聞・ 12月3日》

木古内駅の新幹線停車「10往復以上を」 町長ら要請

渡島管内木古内町と同管内西部、檜山管内南部計9町などでつくる「新幹線木古内駅活用推進協議会」(会長・大森伊佐緒木古内町長)は2日午前、JR北海道に、北海道新幹線木古内駅への停車本数を、現在の在来線特急と同じ10往復以上とするよう要請した。  

来年3月26日に開業する北海道新幹線は、新函館北斗―東京間や新函館北斗―仙台間など毎日13往復の運行が決まっているが、木古内駅の停車本数を含む詳細なダイヤは未定で、年内に発表される。在来線の特急は新幹線開業に合わせて廃止される。  

大森町長や檜山管内上ノ国町の工藤昇町長らが札幌のJR本社を訪れ、小山俊幸常務に要請書を手渡した。要請後に、大森町長は「新幹線の開業で利便性が損なわれることは、あってはならない。住民の足としてだけでなく、観光客に大いに利用してもらうという点でも、停車本数の確保は極めて大事だ」と強調した。《北海道新聞・12月2日》    

 

かたや4時間切れずに悔しがり、

かたや駅に停めろと言っている。

 

木古内の場合、

新幹線が停まらなければ本州に行くのに函館か新函館北斗に出るしかない訳で、

絶対に停まってもらわないと困ると言える。

既に鉄路を失った江差松前の方々も同様であろう。

 

本州への在来線はなくなり、

函館までの在来線は3セク化+合算料金。

つくづく新幹線とは地元民を不幸に陥れる乗り物である。

 

北海道新幹線の料金、東京―新函館北斗は2万2690円 

来 年3月26日に開業する北海道新幹線の料金は、東京―新函館北斗間が2万2690円(普通車指定席)になる。JR北海道が13日、発表した。1両あたりの 定員が18人の最上級座席「グランクラス」は3万8280円、全座席にコンセントを備えたグリーン車は3万60円となる。

北海道新幹線は東京―新函館北斗間が最速約4時間で結ばれる。東京―函館の航空普通運賃は2万7390~3万5490円で、所要時間は乗り継ぎを除くと 約1時間半のため、空路を意識した料金設定にしたという。

新幹線開業後の東京―函館間は新函館北斗を経由して2万3010円となり、現在と比べて2810円高くなる。 《朝日新聞・10月13日》  

割高料金に地元落胆 「高速区間短いのに」  

13日に発表された北海道新幹線の特急料金は、青函トンネルの保守管理にコストがかかることなどで「全国の新幹線で最も割高となった」(JR北海道)という。

JR北は、お得になる「早割」の導入や、航空路線の正規運賃より安い料金を強調するが、地元・道南の関係者からは落胆の声も漏れた。「全体的に割高な印象。新幹線としての速度が出せる区間が短いのに、値上げ幅が大きい」。

函館商工会議所新幹線函館開業対策室の永沢大樹室長は、発表された料金について不満げに話した。

北海道新幹線の最高時速は260キロだが、青函トンネルなど全体の約6割の約82キロでは在来線と線路を共用し、時速140キロで走行する。一方で料金は現在の在来線特急(函館-新青森)より約2000円上がる。

JR北によると新函館北斗-新青森間の特急料金は、東海道新幹線の同距離の1.58倍になり、東北新幹線の同距離では1.52倍になる。東北新幹線の同距離料金なら約1500円安くなるという。

JR 北の三浦雅行・営業部専任部長は記者会見で割高になった理由について「青函トンネルや冬季の線路維持費、収支予測などを考慮した」と説明した=写真。函館 商工会議所の永沢室長は「在来線特急では周遊切符などの割安な切符が多数あったが、新幹線でも同様に設定されるか不安」と指摘する。

この点について、JR北はインターネットで早期に購入すれば、新函館北斗-新青森間を正規料金より4割安く利用できる方針を示したが、東京など新青森以南を含めた区間や、それ以外の割引切符については「検討中」とした。函館商工会議所などは今後もJRに企画切符の充実を求めていく考えだ。《毎日新聞・10月14日》

 

開業まで半年の段階でこのがっかりするような記事。

何か誰一人歓迎している人なんていないような気がしてきた(笑)

ま、そんな記事しか抽出していないのも事実だが、

あんまり好意的に書いてる記事が見当たらないのも事実なのだ。

 

開通したら金沢からグランクラスで函館へ、

なんてことも考えてたけど、

絶対にできないな。

多分、酔いつぶれる(汗)

 

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JRも早割とかネット予約すれば安くなりますなんていいつつも、

どうして未だに「みどりの窓口」に長蛇の列が出来るのか、

そろそろ考えたらいかがなものか。

 

その日に駅に行って、

窓口で行き先を告げてきっぷを買って乗る、

こんな些細であたりまえの安心感、

これこそ飛行機にない魅力ではないのか。

 

 

ところが当日の購入は「正規料金」ばかりである。

割引きっぷの多くは「前日までの購入に限る」とか、

ま、要するに当日に買うと損する気持ちになるようになっている。

 

けど誰もがネットを使える訳でもないし、

誰もがクレジットカードを持っている訳でもない。

結局旅客もことなど何ひとつ考えていないのだ。

 

さらにギリギリまで予定が決まらない人間なんていくらでもいる。

仕事を終えてから出かけることだってあるだろう。

その日の天気を見て出かけようかどうするかを決めよう、

なんて方もいくらでもいるだろう。

 

例えば富山〜金沢には特急自由席の往復割引きっぷが

新幹線の開通以前からあって、僕なんかは愛用していた。

これが便利だったのは「当日に駅で買えた」ことだ。

 

富山から金沢に酒を飲みに行こうと考えた時、

帰りは最終のサンダーバードになるのは必然である(笑)

では金沢に行く場合、

安く上がるのは香林坊まで直行してくれるバスだ。

僕は回数券も買ってたからかなり割安だった。

 

しかし、仕事を終えて富山駅に行ったらバスが行った直後だった、

なんてことは多々ある話である。

 

なら普通列車で行くか、

いや、それなら帰りは特急を使う訳だし、

もう少しプラスして

「特急自由席割引きっぷ」で行こう、

てな感じできっぷを買っていた。

 

ま、昔の特急はタバコが吸えたのも愛用してた理由だが(笑)

 

新幹線となった今でもこのきっぷは名を変えて存在するが、

販売は前日までである。

この前日までしか販売しない意味が分からぬ。

 

「北陸おでかけパス」なんて3日前までの発売だ。

そんな制限をかける意味がいったい何処にあるのかといつも思う。

 

うーむ、悪酔いしそうだ。

 

話が脱線した。

続いて九州も見てみよう。

 

発泡酒の2本目をプシュリ。

 

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長崎新幹線開業予定まで量産困難

国土交通省は4日、九州新幹線長崎ルート(博多―長崎)で導入を検討しているフリーゲージトレイン軌間可変電車)について、開発の遅れにより開業予定の2022年春までの量産化が困難になったと表明した。 開業当初は1~2編成しか車両が確保できないことから、時間帯によって新幹線と在来線特急を乗り継ぐ「リレー方式」で運行することも視野に入れ、JR九州や地元自治体と協議する。 新幹線と在来線の両方の走行が可能なフリーゲージトレインは昨年11月末、車軸付近にひびや摩耗が見つかり、耐久走行試験が中断している。《佐賀新聞・12月4日》

 

九州では着々と線路だけ作っておきながら、

何と車両の開発はストップしているらしい。

要因は何かと1年前の記事を探してみた。

 

九州新幹線フリーゲージトレイン、欠損が見つかり耐久走行試験を一時休止

鉄道・運輸機構とJR九州は24日、フリーゲージトレインの耐久走行試験を一時休止すると発表した。3モード耐久走行試験の後、新試験車両の台車を確認したところ、部分的な欠損などが確認されたという。《マイナビニュース・12月24日》

以下はこちらから

news.mynavi.jp

 

はて、長崎新幹線はいったいどんな感じで作る予定なのか。

以下の図は長崎県大村市のサイトから拝借。

 

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こんなややこしいことまでして新幹線って必要なものなのか(笑)

フリーゲージトレインなら佐世保ハウステンボス系統も残るのかな?

豪華な振り子特急車両が何とももったいない。

フリーゲージが間に合わず、乗り換えが発生する問題は以下の記事が取り上げている。

trafficnews.jp

佐賀新聞の記事でものりものニュースでも「乗り換え」について触れているが、

こうなると武雄温泉〜長崎間に標準軌の新幹線を走らせることになる。

さらにフリーゲージが実用化されれば無駄になる。

 

政府・与党はそれでもこの区間の開業前倒しにやっきになっているが、

どれだけ血税を無駄にして地元民を不便に陥れようとしているのか。

これは福井にとっても他人事ではない。

 

フル規格でやらないのなら、

武雄温泉〜長崎に狭軌の線路を敷いた方がよっぽど歓迎されそうな気がする。

 

さ、では我らが北陸新幹線

 

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http://info.pref.fukui.jp/sokou/shinkansen/

 

北陸新幹線ルートでJR西日本持論 京都経由の若狭ルート案に検討余地

JR西日本の真鍋精志社長は16日の定例会見で「北陸と関西の(人の)流動はかなり太い」と述べ、両地域の関係性を強調し、北陸新幹線の大阪までのフル規格による早期開業を「関西が活性化するための一大プロジェクト」と位置付けた。北陸とのつながりから 「京都も大きな拠点」とし、若狭ルートの具体案として京都市中心部を経由することは検討の余地があるとの見方を示した。

真鍋社長は、敦賀以西ルートが、未着工で財源措置すらされていない現状について「北陸と大阪のつながりが時間とともに薄くなりはしないか」と懸念を表明。国に対して「大阪までの完成を、札幌、長崎ルートと同列に議論してほしい」と注文した。《福井新聞・9月17日》

 

多分福井新聞は記事を消さないと思うので続きは以下で(笑)

 

北陸新幹線ルートでJR西日本持論 京都経由の若狭ルート案に検討余地 北陸新幹線 福井のニュース |福井新聞ONLINE:福井県の総合ニュースサイト

 

米原ルート、湖西ルート、若狭ルートに続いて4つ目の案が登場。

www.sankei.com

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40年決まらなかったものが、

今後5年、10年で決まるとは到底思えない。

あまり雪の心配もなさそうな長崎ですらフリーゲージもできないようだ。

 

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いっそのこと敦賀〜金沢は三線軌で建設すればいかがなものか。

富山まで三線軌なら尚よろしい。

車両はE6系の交直流&狭軌バージョン。

 

フル規格にこだわって中途半端なものを造るなら、

よっぽどこちらの方が現実的だと思う。

 

アホかなんて言わないでね。

所詮は酔っぱらいの戯言だから。

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さて、焼酎でも飲むかな。

寒いし、熱めの湯割りだ。

 

福井で新幹線がイマイチ盛り上がらないように感じるのは、

新幹線なんかよりもっと切実な問題があるからだと

ヨソモノは察する。

 

道路である。

 

正直申し上げると、福井は道路事情がよろしくない。

北陸三県の中で最も悪いと思う。

 

例えば

石川や富山は冬にドカ雪が降ったとしても、

最低限、県都へ向かう道は何とかなる。

 

高岡から富山、

魚津から富山、

七尾から金沢、

小松から金沢、

8号線や159号線が不通になったとしても、

地元の方ならいくらでも代替ルートが思いつくだろう。

 

ところがどうしようもないのが福井である。

福井は基本的に木ノ芽峠を境として嶺北と嶺南に分かれているが、

これが他に表現が思い浮かばぬ難所である。

8号線は峠を避けて海側を通るが

カーブと勾配が連続する細道だ。

 

今年の頭にもこんなことがあった。

全国ニュースにもなったから記憶にあるかもしれない。

強い寒波の影響で、福井県では10日未明から大雪になった。敦賀市赤崎から滋賀県境近くにかけての国道8号では、約20キロにわたって大型トラックなど数百台が立ち往生。正午過ぎまで車列が動かなかった。 福井県内の10日午後7時現在の積雪量は、福井市で28センチ、大野市で91センチ、敦賀市で50センチ。JR北陸線では正午過ぎ、敦賀新疋田間で貨物列車が線路脇の倒木に接触して停車。倒木撤去のため、特急サンダーバードしらさぎが上下線で計13本運休した。《朝日新聞・2月10日》

www.news24.jp

 

こんなこと、別に珍しいことでも何でもない。

日本海の強風が吹き付ける海岸線の細道、

何せ事故多発地帯であるし、

僕もクルマを廃車にした当事者である(笑)

今、五体満足で生きているのが不思議なほどに

クルマはくしゃくしゃになった。

 

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今でこそ8号線を使わずとも木ノ芽峠ルートも冬季通行可となったが、

こちらは今庄という福井でも有数の豪雪地を経由する。

他にしおかぜラインを経由するルートもあるが8号線に合流する。

 

高速の今庄〜敦賀など上下線が逆になる謎の道で、

高速代を払うのがバカバカしくなるほどの悪路だ。

冬などたびたび事故が起きている。

 

要するに嶺北と嶺南を結ぶ術は国道2本、北陸線廃線跡1本、高速1本、鉄道が1本、

というのが現状である。

 

これからの時期、嶺北と嶺南をクルマで行き来するのは気合と根性がいる。

正直言って無雪期でもしんどい。

 

ついでに8号線は嶺北地区の丸岡から武生まではバイパス化されているが、

恐ろしく信号の流れが悪い。

全然気持ちよく走れないようになっている。

福井と鯖江なんて隣町なのに車だと恐ろしく遠く感じる。

 

てなもんで僕なんかはできるだけ鉄道を利用しようと思うが、

嶺北ー嶺南を結ぶ普通列車は本数も少ない。

特急利用が前提となっているようなダイヤである。

運賃+料金でたまげる金額になる。

 

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二酸化炭素削減のために公共交通機関を使いましょう、

なんていうのは簡単だけれど、

駅やバス停に行くにも「クルマ」が前提になっている、

それが田舎の現実なのだ。

それならそのまま「クルマで行こう」となってしまう。

 

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公共交通機関など、

田舎の人間にとっては「贅沢」な乗り物といえないか。

僕も一人ならできるだけ公共交通機関を使うけど、

二人なら躊躇する。

家族がいればなおさらであろう。

 

てなもんで福井県民の多くの本音は

「新幹線なんかどうでもええから8号線を何とかせえよ」

と思っているのではなかろうか。

北陸を行き来するトラックの運転手だって同様に考えるだろう。

 

石川、富山など、

そこそこ道路事情もよろしくて、

そこそこ公共交通機関も充実していて、

さらに空港まであって、

それでも東京とつながらねばなりませんと新幹線ができた。

 

福井の場合はその道路事情がよろしくない。

さらに以前も書いたが新幹線が敦賀まで一括開業すれば、

理想的なダイヤも想定できない。

 

少なくとも試験走行が始まってから残念なダイヤだった、

なんてことにはなってほしくない。

 

ま、そうこうしてるうちに、

大多数が無関心な新幹線は着々と建設が進むのだ。

おそろしい限りである。

 

つうか三線軌条なんていいアイディアだと思うンだけどなー(笑)

 

あかん、今日も飲み過ぎました。

これにて失礼。

 

 

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