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北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

台湾・高雄市 〜蓮池潭の龍、阿國鶏肉〜

高雄捷運紅線の電車は高雄空港駅を出発した。

駅の構造も車両も、台北の地下鉄と変りなく、

さらに地下鉄となれば街の表情も伺えず、

乗車している間は「高雄に来たのだ」という感覚はない。

 

ただ、乗車する前に台北の交通系ICカードである

「悠遊カード」が使えなかったことには「うーむ」となった。

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何でわざわざ別のシステムを導入したのだろうと思ったが、

日本だって各社がバラバラのことをやっているので

どうこう言うことではない。

ただ、今年中に共通利用が開始されるとのこと。

 

電車は高雄駅に着いた。

ガイドブックの地図を見てみると、

東西方向に台鉄の高雄駅があり、

それに対して南北方向に高雄捷運の高雄駅がある。

 

そんなもので台鉄高雄駅の南北に

高雄捷運の出入り口があると思っていたが

これが違っていて南側にしか存在しなかった。

まわりを見渡せば、巨大な高架橋が台鉄の線路をまたいでいる。

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さて、駅の北側に行くにはどうすればいいのだろう。

今回の宿は駅のすぐ北側にあった。

台鉄の高雄駅に自由通路でもあるかと思い、

階段を駆け上がってみたがそこには改札口しかない。

 

だからと言って目の前の高架橋を渡るには

随分と遠回りをしなければならない。

今回はちょこちょこ捷運を利用するつもりでいる。

どうすればいいのやら。

 

案内窓口に行ってみたが、

残念ながら僕はまったく台湾語が喋れない。

 

地図を見せて「こっちに行きたいのだ」と

カタコトの英語(恐らく意味不明)で言えば、

「改札口の一番左側に行って」と

カタコトの英語が聞き取れた。

 

どういうことか?

再び階段を駆け上がり、改札口へ行ってみた。

北側に抜ける専用の入口でもあるのかと思ったが見当たらない。

改札口にいた女性に地図を見せて、

「向こうにいきたい」と言ってみた。

 

すると彼女は何度かうなずいて

目の前にあった整理券発行機のようなものを指差した。

ボタンを押すと、レシート状のものが発行される。

なるほど、これが通りぬけ専用の「入場券」になっているのだ。

これで一安心である。

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せっかく高雄に来たので、

新幹線で台北ばかり行くのではなく、

一日は高雄をぶらついてみることにした。

だが、「台湾」のガイドブックを開いても、

その記述の大半は「台北」に関することであり、

他の地域に関する情報は恐ろしく少ない。

 

そんな数少ない情報を基に

「蓮池潭」に行ってみることにした。

ガイドブックによると

「湖畔に広がる儒教世界の異空間」とのこと。

 

場所は高鐵左営駅の近くである。

捷運でも行けるが、

連日台鐵の構内を利用させてもらっているので

台鉄で向かってみることにした。

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台鐵の普通列車に乗ると、

次の駅が左営駅である。

ところがややこしいことに

高鐵左営駅に接続しているのは

次の新左営駅となる。

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新左営駅をおりて10分も歩けば蓮池潭の湖畔に出た。

しかしながらいわゆる見どころの龍虎塔などは

いずれも湖の対岸にある。

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「あんなところまで歩いていくつもりか」

という同行者の冷たい視線を感じつつ、

散歩がてら湖畔をたどることにした。

 

対岸には南国特有のゆるやかな空気が流れていた。

たまたまフリーマーケットでもあったのか、

いつもやってるのかは定かではないが、

道端には露店が並び、野菜から靴まで売っている。

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北極玄天上帝像の前では

オジサンたちがカラオケを熱唱していた。

一昔まえの天王寺を思い出した。

何処がやねんと突っ込まれるかもしれないが、

高雄には大阪と共通する「空気」を感じる。

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龍虎塔へ。

台湾では十二支の中で最もよい動物が「龍」で、

最も悪い動物が「虎」であるらしい。

ちなみに僕は「寅年」なんで、

何だか悲しい。

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そして龍の口から入り、

虎の口から出れば日頃の悪行が消え去るそうな。

普段から悪行を働いているつもりはないが、

素直に従う。

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同行者はくだばってしまい、

誰もつきあってくれなかったもので、

一人さびしく2つの塔を登った。

湖面をなでた風が何とも心地よい。

 

これで今日もウマイビールが飲めそうだ。

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ちなみに今回は新左営駅から歩きましたが、 

龍虎塔は台鐵左営駅の方がはるかに近いようです。

高雄捷運で市街地へと戻り、

マッサージの店へと入った。

足裏を揉んでもらったら悲鳴しか出ない。

ぼちぼち人間ドックも受診すべきなのか。

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缶ビールを片手に夜市をぶらついて、

高雄駅近くの店に入った。

「台南 阿國鶏肉 海鮮熱炒」とある。

高雄総店」の文字もあったからチェーン店かもしれない。

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店の前にもテーブルが並ぶ、

台湾風の居酒屋といったところか。

メニューを見ても日本語は一切なく、

写真もないものでまったく料理の検討がつかない。

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写真入りのメニューはないかと店員さんに訪ねたら、

わざわざ隣のホテルから

日本語の出来る女性スタッフを連れて来てくれた。

何だか申し訳ないがありがたい。

 

彼女に通訳をお願いして、

適当に注文してみたのだが、

どれもこれもが笑えるほどに「ウマイ」

料理名など分からぬが「ウマイ」

4人そろって箸がとまらなくなる。

ついでにビールもぐびぐび飲める。

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さんざん飲んで食べて、

もう動けぬ、ホテル帰って爆睡だと

勘定してもらったら4人で1200台湾ドルだった。

日本円で1人1000円ほどか(笑)

 

そしてこの日が1月1日。

酒浸りの不摂生な日々を過ごしているわりに、

無事に年も越せたし、

新年早々ウマイ酒が飲めるのはシアワセなこと。

 

今年もいい年になりそうな、

そんな予感がした台湾最後の夜だった。

 

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