北陸徘徊人(元)

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

阪急電鉄神戸高速線・花隈駅~阪神電鉄本線・神戸三宮駅徘徊

 

阪急電鉄神戸高速花隈駅に降り立つ。

長らく阪急の三宮以西は神戸高速鉄道、みたいな印象があったが、

いろいろあって今は阪急の駅、という認識でいいのかな。

どうも最近すっかり頭が固くなり、

いろいろ資料に目を通してみてもいまいち理解できない、

けど、ま、いいや(笑)

 

 

 

 

地上に出ると5月だというのに初夏を思わせる陽気。

駅から山側への坂道をほんの少し上っただけで、

じわりと額に汗が滲みだす。

 

 

住宅街の先に立派な石垣が現れた。

「花隈城跡」とある。

 

 

へえ、こんなところに、今まで全然気づかなかった、

なんてことを考えつつ、

兵庫県公式観光サイトを覗いてみると、

以下のように記してあった。

JR元町駅の西、高架の北側に石垣風の市営駐車場があります。このあたりに花熊城はかつて存在していました。遺構は存在しておらず、石碑と解説板が設置されています。ここから少し西にある福徳寺の山門前に天守閣跡の記念碑があります。

うーむ、ここは「石垣風の市営駐車場」であるらしい。

なかなか凝っている。

 

 

JRの線路越しに「お仏壇の浜屋」の看板が見えた。

よくよく関西人にはCMなどの影響で普通に読めない社名や店名があるというが

関西電気保安協会♪やホテルニューアワジ♪など)

お仏壇の浜屋もその一つだよなあ、と思っている。

 

 

JRの高架下に連なる商店街、「元町高架下商店街」へ。

足を踏み入れた途端の第一印象は「涼しい」ということか。

外の暑さとは別世界の、ひんやりした空気に包まれている。

 

 

多くのお店は廃業したり移転しているようであるが、

レコード屋、雑貨屋など営業を続けている店も

「案外ある」という印象。

 

 

元町高架下商店街からはいくつかの商店街を抜けて三ノ宮へ向かった。

 

 

ぼちぼち昼飯にするべとセンタープラザの食堂街へ。

ここの存在を知ったのは実は前日のことで、

「何つう良心的な店がたくさんあるのか」とただただ感嘆し、

この日再訪した次第。

昼から飲めそうな店も多々ある。

 

 

この日お邪魔したのはコの字カウンターだけのラーメン屋さん。

ニコニコと感じのよい奥さんと、

「いらっしゃい」の声がけも心地よい旦那さんが2人でやっている。

 

席について両隣を見ると、ともに天津飯とラーメンのセットを食べておられたが、

店頭に掲示してあった「サービスセット」を注文。

しばし待つと「熱いですから気をつけてくださいね」と一言添えて、

セットが配された。

 

 

はあ、本当にただただ美味い。

自分に語彙力がないのは百も承知なので

「美味い」以外の言葉が思いつかない。

このセットでお値段ワンコインの500円なり。

他にも気になるメニューが多々あるので、

来週もこよっと(笑)

ごちそうさまでした。

 

 

地下から地上へ。

うう、暑い、熱い、、、、

 

 

JRの高架下にある神姫バスのターミナルに

各地からのバスが続々と到着。

 

 

それにしても、いくら誘導員がいるとはいえ、

ここの車庫入れは神経使いそうだなあ、

と、いつ見ても思う。

車はストップさせてるけど歩行者はかなり適当なところを歩いてるし、

何より狭いし、よくよく見ると縦に2台ずつ入る造りになってるし。

 


JRの高架下をくぐって駅の山側へ。

 

 

銭湯を目指す道中に渋い商店街が現れた。

「二宮市場」とある。

この日が日曜だったから休みの店が多いのか、

閉店している店が多いのか、

ふらりと迷い込んだ徘徊人には分からない。

ただ、とてもここが三宮駅から徒歩5分の場所とは思えない。

 

 

この日お邪魔した銭湯「二宮温泉」さんは

「二宮市場」を抜けた先にあった。

営業時間は何と14時〜翌朝10時まで、とのこと。

三宮で朝風呂っていうのも良さげだなあ。

 

 

浴室はコンパクトだけど多彩な浴槽が並んでいる。

客は混んでる訳でもなく、

空いてる訳でもない、ちょうどいい塩梅。

僕より一見して若い客も数人。

そんでもっていいなあ、と思ったのが爺ちゃんと孫(たぶん)がいたこと。

爺ちゃんはデレデレ、お孫さんもまた楽しげ。

 

この二人の雰囲気がいいからか、

それにつられるように何だかみんないい表情を浮かべている。

 

若い二人連れも特に喋っている訳でもないのに、

何だか楽しげだし、

別のおっちゃんも爺ちゃんと孫のやりとりをみて笑顔になっている。

 

二宮温泉にはいかにも日曜の午後の昼下がりという、

何ともゆるい、ほんわかした空気に満ちていた。

ふう、いい湯だったなあ。

 

 

来る時は阪急電車だったので、

帰りは阪神電車で。

 

 

この後西代で下車して新長田に献血に行ったら、

抽選で長田名物の「ばらソース」というお好み焼きソースをもらった。

 

 

と、いうことは家でお好み焼きをする必要があるのか、

いや、でもお好み焼きってやっぱ外で食う方が美味いしなあ、

てな感じで一週間近くたっても開封できずにいたが、

今からキャベツを買いに行ってお好み焼きをつくることにしよう。

ついでにビールも買ってこよう(笑)