北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

京福バス 10系統・鮎川線

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京福バス・10系統鮎川線の起点である小丹生は、

海沿いの静かな集落だ。

私は堤防に座り、地図を広げた。

そしてぼんやり思う。

 

何故、この地が起点なのか。

 

このまま国道305号線を南下した次の集落「大味」には

福井から山越えをして越前岬に達するバス路線があるのだ。

 

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無論、つながっていたところで客は皆無なんだろう。

以前はつながっていたのかもしれないし、

そうでないのかもしれない。

 

正確にいえば数本のコミュニティバスが海沿いの集落を結んでいる。

しかしそれはこの地に来て初めて知ったことだ。

来るまでは存在すら知らなかった。

 

越前海岸なんて奇岩・景勝地も点在する

福井県有数の観光地ではないか。

しかしながらアクセスという点において、

「観光地」としての誇りが感じられない。

せっかくこの地を訪れる観光客を、

わざわざ遠ざけるような路線・ダイヤになっていないか。

 

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例えば

越前岬のサイトを見ると

「バスの利用は不便です」とご丁寧に書いていたりする。

自家用車でしか行けない「観光地」なんて、

単なる宝の持ち腐れだ。

 

「どうぞ福井県にお越しください」

なーんて言っておきながら、

県内の移動手段がないなんて、

もはや笑い話以前の問題ではないか。

 

腹が立つより、

何となく寂しい。

 

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15時ちょうど。

小丹生バス停に

10系統福井駅前ゆきがやってきた。

ここから乗ったのは私ひとり。

次の大丹生でもうひとり。

 

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運賃表を見ていて不思議なことに気づいた。

小丹生を出発して約30分の八丁バス停までは、

淡々と運賃が上がっていく。

ここまで700円。

 

しかし、その後30分、

福井駅前までの運賃も700円のままなのだ。

いったいどのような運賃体系になっているのか、

さっぱり検討がつかない。

 

福井総合病院の前後で車内には5人ほどいたか。

市街地が近づくにつれて車内は閑散としてきた。

福井駅前に着いた時、

車内に居たのは女子高生が1人と私だけであった。

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