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北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

福井ー敦賀自転車紀行4 〜恐怖の葉原トンネル〜

腹も満たされたもので敦賀市内へと向かう。

ここまでの景色、

雰囲気だけで私はすっかり満足していた。

 

また来よう、 いろんな季節に訪れよう、

私はそう考えていた。

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やがて葉原トンネルの入り口に着いた。

信号機があったのでしばらく待つ。

この時、何となく嫌な予感がした。

中が真っ暗なのだ。 電気ひとつついていない。

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私は隠し球であるヘッドライトを取り出した。

信号がかわるのを待ってトンネル内へ。

 

遠くに出口は見える。

しかし本当に真っ暗だ。

路面も壁面も見えない。

私は背筋が寒くなるのを感じた。

 

まっすぐ進めない。

 

気づけば壁に寄っている。

 

こんなところで転倒でもすれば大変なことだ。

私は歩くことにした。

車が来ないことを祈りながら。

歩いていても見えないものは見えない。

ヘッドライトは全く役に立たなかった。

 

完全なる闇だった。

 

やがてヘッドライトが見えて、

エンジンの轟音がトンネル内に響き渡った。

私は何とか待避所を見つけ、 そこに身を隠した。

トラックや乗用車など4台が通過していった。

そのテールランプを見送って再び歩き出す。

少なくとも自分が運転手の立場なら、

このトンネル内に自転車を押した人間がいるとは

100パーセント考えない。

 

しかし出口はなかなか近づかない。

 

葉原トンネルを抜けると、

遠くに山間の集落が見えた。

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無事に抜けた、私は心底ホッとしていた。

国道に合流し、ひたすら敦賀を目指す。

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市街地に入り、 せっかく来たしと氣比神宮を参拝。

この時点で13時30分。 福井の自宅を出てから6時間が経過していた。

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敦賀駅で自転車を輪行袋に入れ、 14時

38分発の普通列車に乗った。

普通列車はわずか50分ほどで 福井駅に着いた。

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