世の中はすっかりコロナウィルス一色に。
つい一週間ほど前、コロナウィルスに感染した女性が富山県内を旅行していた、
そんな話が出るまで、富山では大半の方がマスクをしていなかったのだけど、
今となっては多くの方がマスクをしてたりする。
相変わらずマスクは欠品状態であるが、
みなさん先に買いだめしていたのであろうか…???
ま、うまいもん食べてあったかい風呂に入るのが一番の予防に違いない、
そう勝手に判断して家を出た。
あいの風とやま鉄道の改札前のスペースにはベンチが設置されていた。
このあたりに商業施設ができるのかと思っていたけど、
そうではなかった、ということか。
新幹線下と併せて広大なスペースが生まれるんだなあ、と思う。
あいの風とやま鉄道の電車に揺られて水橋へ。
着くなり駅から5分もかからぬ食堂へ直行。
以前にこちらの食堂にお邪魔したとき、
「鍋焼きうどん」や「もつ煮込鍋焼きうどん」という文字を見つけていたのだった。
暖冬なんて言っても寒いものは寒いんで、
今回は「もつ煮込鍋焼きうどん」を親父さんに注文。
土鍋の蓋を開けると、ぐつぐつ煮え立つうどんの上に生卵が乗っていた。
柔らかめのうどんと熱々のだし汁が冷え切った身体に染み入っていく。
あー、美味いなあ、シアワセだなあ、、、、
身体の芯から温まった、そんな気がしなくもない。
親父さん、ごちそうさまでした。またお邪魔します。
水橋の街中を歩いて銭湯を目指す。
今回お邪魔したのはフィーダーバス「水橋山王町」の目の前にある
久乃家さん。
こちらは料理旅館のお風呂を銭湯として営業しているようだ。
「旅館」だからといって敷居が高いわけでもなく、
玄関を入れば「いらっしゃいませ」と若い男性スタッフの方が出迎えてくれた。
入浴券を自販機で購入していざ浴室へ。
驚いたのは「ピッカピカの銭湯」である、ということか。
どうやら昨年の春にリニューアルしたようで工事業者さんのブログも発見。
このブログの記事にもでている「マイクロバブルバス」とやらが、
ジャグジーとも炭酸泉とも違う、
摩訶不思議な湯ざわりで、これが何とも心地いい。
基本的にはレトロな銭湯が好きだけど、
こういった最新の銭湯もいいもんだなあと思う次第。
それにしても水橋という町には、
こちらの久乃家さんをはじめ「水橋温泉ごくらくの湯」、「白岩の湯」と、
3つの入浴施設があって、いずれも営業時間が長いのが興味深いところ。
路面電車の南北接続でこのあたりにも来やすくなるのは嬉しい限り。
帰路はフィーダーバスで岩瀬浜へ向かった。
このフィーダーバスも含め、
長年慣れ親しんだ「富山ライトレール」は2月22日を持って、
「富山地方鉄道」と合併。
22日に富山ライトレール(同市城川原、粟島康夫社長)が富山地方鉄道(富山市桜町、辻川徹社長)に吸収合併されるのを前に、事業の引き継ぎ式が21日、富山駅北仮停留所近くの特設会場であり、富山ライトレールが運行する路面電車「ポートラム」のハンドル(レプリカ)が、富山地鉄に贈られた。
合併は3月21日から始まる富山市内路面電車の南北直通運転に向けた措置。
引き継ぎ式では、粟島社長が「重大事故が起きることなくこの日を迎えられ、社員一同ほっとしている」とあいさつし、辻川社長にハンドルを手渡した。辻川社長は「安全と安心を前提に、利便性の向上を図る。これから50年、100年と、地域の皆さんと歩んでいきたい」と決意を語った。《北日本新聞》
岩瀬浜につくと、
案内表示から「ライトレール」の文字が消え、
さらに「パスカ」の案内が「えこまいか」になっていて
「あー、地鉄になったんだなあ」と思う。
新ダイヤも発表されたもので確認してみれば
従来の流れにも配慮した
スジを引かれたかたの苦心の跡が伺える、そんな内容になっていた。
一方で富山駅は乗り場こそ増えるけど、
配線はわりと単純なもので、
この複雑なダイヤのやりくりができるのだろうか、
という不安に近い疑問も湧いたりする。
ま、実際には何とかなるのだろうけど(笑)
いずれにせよ開業まで後3週間。
この冬は雪不足だのコロナだので暗い話題が続いたので、
無事に開業して明るいニュースとなることを願うばかり。
そんでもってこの日起きたのが
「トイレットペーパーの買い占め」。
都心部だけの話かと思っていたら、
富山のドラッグストアからもごっそり消えていた。
思うけど、「これはデマ」だと報じるマスコミが
「空になった」棚を延々と映せば視聴者は当然不安になるわけで、
コロナの件もあわせて、結局のところマスコミが「不安拡散装置」になっているのよなあ、
とため息しか出ない。
まもなく3月、いったいどうなることやら。。。