ネットではトイレットペーパー不足も解消しつつある、
なんて話も聞くが、
うちの近所のドラッグストアでは相変わらず見かけない。
それにしても、今住んでる部屋はウォッシュレットなもんで良かった、
とはしみじみ思う。
福井で住んでた部屋はウォッシュレットがなかったもんで、
相方に「どんだけトイレットペーパー使ってんのよ!」と、
いつも睨まれていたのである(笑)
そういや、一昔まえのウォッシュレットには、
「温風乾燥」なんて機能もあったような気もするが、
今となってはすっかり見かけなくなったなあと思う。
やっぱみんな「ちゃんと拭いた」方が安心、ということなんだろうか、、、
閑話休題。
ニュースを見てても気が滅入るばっかりなので、
せめて美味いものでも食って風呂でも入ってくるべ、
と部屋を出た。
目指すは高岡。
路面電車南北接続を2週間後に控え、
案内表示も姿を見せてきたのだけど、
興味深いのは新設されるホームのうち、
真ん中の6、7番線が降車専用となっており
両端の5、8番線ともに岩瀬浜方面となっていることか。
この日投函されてた市の広報によると、
のりばは以下のようになるそうだ。
南北の電車が乗り入れしないなら、
この配置も納得できるのだけど、
北側の電車は基本的にすべて南側に乗り入れるのに対し、
南側の電車の一部は北側に抜けるが大半は従来のホームで折り返す訳で、
現在でも「ふん詰まり」みたくなっているのに
どうやってやりくりするのだろうかと真面目に考えてしまう。
このもやもや感を解決するためにも、今月21日の開通が待ち遠しいww
あいの風とやま鉄道の電車から高岡でJR城端線に乗り継ぐ。
城端線の車内は制服姿の「中学生」で賑わっていた。
学校は休みではないのか、なんて考えていたら、
この日は県立高校の入試でその帰りのようだ。
「これって砺波行きますよね」と不安そうな表情を浮かべる女子中学生の手元には
「はじめて列車を利用する方へ」(正確に何と書いていたかは覚えてない)
といった感じのプリント用紙が見えた。
そりゃ、人生で初めて鉄道を利用するのが、
高校入試なら緊張もするし不安にもなるよなあ、と思う。
試験はもう一日あるようなので、
みなさんが無事に合格できますように、、、
二塚で下車。
つい3年ほど前まで貨物駅であったようなので駅構内は広い。
敷地に余裕のある住宅街を西に向かい、
156号線に出たところで北へ向かうと、目指すお店が現れた。
以前、このあたりを徘徊していた時から
「もつ煮込みうどん」の文字が気になっていたのだった。
こちらのお店、あくまで基本は「居酒屋」のようで、
店内は靴を脱いで入るスタイルになっていた。
カウンターの中にはキリッとした感じの旦那さん、
にこやかに迎えてくれる女将さんともども、
ああ、この雰囲気の中で酒を飲んだら美味いだろうなあ、と思う。
「もつ煮込みうどん」を注文したら、
「卵はどうされますか、ごはんも付きますが」と女将さん。
いずれもサービスでつくらしいのだけど
卵抜きで、ごはんだけもらうことにした。
ほどなくして配された「もつ煮込みうどん」。
スープはわりとあっさりしているが旨味十分で、
「こりゃアタリだ」と思う。
さらに「もつ」がめちゃくちゃ柔らかい。
さすがに看板メニューにしているだけある。
隣の席の男性はうどんを食べ終えたところで、
ごはんを汁の中に投入していた。
こちらではそれが標準的なスタイルなのかもしれぬと思い、
そっと真似てみればこれが実に美味い。
身体の芯まで温もって店を後にした。
「アタリ」の店を見つけた後はついにやけてしまう。
車から見れば一人で笑っている不審者に見えるかもしれぬがww
さ、あとは風呂にでも入って帰るべ。
156号線を若干北上してから再び西へ。
めざす銭湯、「ひかりランド」さんは、
木津と呼ばれる地区にあった。
で、驚いたのは営業開始から間もない時刻でもあったにも関わらず、
駐車場が埋まっていたことか。
何ごとかと思えばこの日は
「6」のつく日で高岡市民の入浴が割引になる日とのこと。
これまでもこの日に来たことはあれど、
これだけ賑わっているのは見たことがない。
駐車場が埋まっているということは、
浴室内もまた然りで、
洗い場にはぎっちり父ちゃんたちの背中が並んでおり、
これはこれである意味「壮観」と言えた。
さらに意外だったのは若い方の姿もちらほら見えることか。
富山で銭湯めぐりをするようになって、
自分より若い方を見るのは初めてかもしれない(笑)
あとでフロントの方にたずねてみたら、
「今日は6の日だから特別」とのことであったが、
ひと昔まえの銭湯というのは、
これが日常的な光景だったのかもしれぬ。
「活気のある銭湯」というのは、
なかなか喜ばしいことだなあ、なんてことを思いつつ、
露天風呂をはじめさまざまな浴槽を満喫。
それにしても、富山はやはり「駐車場」があれば全然客の入りが違うんだなあ、
と改めて感じつつ「ひかりランド」さんを後にした。
高岡駅を目指しがてら、
かつて世話になった別府湯さんを覗いてみた。
営業していれば、「はしご湯」をしても良かったのだけど、
やはり営業している気配はない。
駅南鉱泉さんも廃業しちゃったし、
高岡の駅南エリアに残る銭湯は先程の「ひかりランド」さんだけ、
ということになるのかな。
それとも単に休んでいるだけ、ならいいのだけど。
いつもは帰宅の高校生でとんでもなく混んでいる電車もこの日はガラガラ。
富山の公共交通機関の主役は高校生なんだなあ、
と改めて思う次第。
駅前も何だか閑散としている。
富山に帰ってきたところで、
「献血」に行こうと考えた。
マリエの献血ルームに行くと、
ジュースは飲めるしお菓子は食えるしで、
若い頃から腹を満たすために行っていたのだけど(笑)
さらにちょっとした景品まであたるのだ。
以前はレトルトのカレーとか歯磨きセットとかもらえたのだけど
昨年あたりから「トイレットペーパー」になったのである。
ちょっと小ぶりのサイズが2個。
我が家のトイレのホルダーには合わないのだけど、
芯の部分をつぶしてかばんの中に入れとけば、
もしもの時だけでなく、これからの花粉症対策としても重宝する。
コロナの影響で献血者が減っているなんて話も聞くが、
マリエの献血ルームは平日の昼下がりにも関わらず、
多いに賑わっていた。
この日はいなかったけど、学校帰りの高校生もちょくちょく見受けるし
献血ルームが賑わっているというのは、
すなおに富山の誇れる光景だなあ、なんてことも思う。
献血やりながらテレビを見ていたら、
路面電車南北接続の際に予定していた
「無料乗車」を取りやめにする、なんてニュースが流れていた。
イベント関係も片っ端から中止になるようだ。
よりによって、この日投函されてた市の広報に
「開業を記念して21日は路面電車が無料になります」
なんて書いてあっただけに、
「無料言うとったねか!」と暴れる爺さんが現れないかと
なんだか不安になってくる。
ま、ライトレール開業時の大混雑を思い起こせば、
これで正解なんだろう、とは思う。
この日の献血の景品はトイレットペーパーではなく、
「洗剤」だった。