最近、とある場所でたびたびお見かけする方がいて、
おそらく、7年ほど前に同じ職場にいた方だと思うのだけど
いまいち確信がもてないままでいる。
その第一の理由としてマスクが挙げられるのだけど、
もう一点は見た目があまりにも違うことか。
その方、わりと細いという印象があったけど、
かなり太っているし、髪の印象も随分ちがう。
僕がその方と思う要因は「目」だけであるが、
声をかけて違っているのも何だかなあ、てな感じである。
かくいう自分も7年前と比べると、
体重は6キロ増しだし、髪型も全然違う。
いや、実は6キロ増しどころではないのかもしれない。
と感じたのはたまたまグーグルフォトで
自分が写っている写真が数年分まとめて表示されたことによる。
もともと僕はどっちかといえば「撮る」方なもんで、
自分が写っている写真というのは少ないのだけど、
たまたま9月に関しては写っている写真が多かった、ともいえた。
そこには
以前はジムにも通ってそれなりに健康的な生活をしていた男が
酒浸りになり、劣化していく様子が克明に記されていた。
我が家の体重計は電池が切れたっきり
ただの置物と化しているし、
銭湯に行っても体重計は見てみぬふりをしている。
今の自分に必要なことは、
己ときちんと向き合うことかもしれない。
今日、銭湯に行ったら体重計にのろう、そう決心して家を出た。
電鉄富山駅から地鉄の電車に乗ること10分弱で越中荏原駅に到着。
今回はこの駅から藤ノ木・開エリアにある銭湯を目指す。
駅から南下していると、「どこでもドア」が現れた。
時折テレビ番組などで見かけるけど、
こんなところにあったのか。
さらに南下して藤木(南)交差点を右折して富山方面へ。
越中荏原駅から歩くこと約30分ほどで目的の銭湯、
「ファミリー温泉 ひらきの湯」に到着。
当初はバスも使える年末年始のフリーきっぷを利用して訪問するつもりだったけど、
地図を眺めていると電車でも行けそうだな、と判断した次第。
この前の道を車で走っていると、
「駐車場、結構埋まっているなあ」と常々思っていたけど、
それは今日もまた然りだった。
10時の開湯からまもない時間にもかかわらず、
それなりに入っている。
男湯の先客は10人ほどか。
平日の朝イチということを考えれば結構な賑わい、
といえるのではなかろうか。
サウナに水風呂、露天風呂まである。
露天に出ると、外気が何とも心地よい。
秋だなあ、って思う。
で、こちらの銭湯で最もハマったのが
「超ジェット」と記された浴槽だった。
「超」の文字に偽りなし。
腹回りの脂肪が揺れる、揺れる、、、、
身体を拭いて脱衣場に出ると、
体重計が「おいでおいで」をしているような気がした。
けど、のれない。
結局、体重計にのらぬまま銭湯を後にした。
あ、いい湯でした。またお邪魔します。
ひらきの湯、の隣には農産物の直売所がある。
こちらではこの夏から「冷やし焼きイモ」なるものの発売を始めたそうな。
www.hokurikushinkansen-navi.jp
普通のブロガーならこういったものを積極的に試食するのだろうけど、
僕は山小屋で食べ過ぎた反動でさつまいもがすかり苦手になってしまったのよな(涙)
芋焼酎ならいくらでも飲むんですけど(汗)
県道を離れて用水沿いの道を北上。
富山市内を歩いているとそれほど「高低差」を感じることはないけれど、
この道を歩いていると案外高低差があることを実感できたりした。
さ、いい感じに腹も減ってきたので昼飯である。
今回お邪魔したのは新庄にあるこちらの中華料理屋さん。
我が家の階下の住人が言葉から察するに中国の方なんだろうけど、
最近、涼しくなってきて窓を開けるようになったら、
夜な夜なニンニク、生姜、オイスターソース!みたいな
本格中華みたいな香りが漂ってくるのよな(笑)
そんなもので久々に中華料理を食べたい気分だった。
で、店頭に記された日替わりのメニューに「ニラレバ炒め」とあったので、
あまり深く考えずにそれを注文。
お、うまそうだし、さすがのボリュームだよなあ。
これに春巻き、たっぷりのご飯、サラダ、お新香までついている。
すると店員の女性が「ラーメンは少々お待ちください」なんていう。
なぬ、これにラーメンまでつくのか。
うーむ、おまけ的なものかと思っていたら、
なかなか本格的な一品が配されたではないか。
で、このラーメンがそこそこいい辛さで「ガツっ」とくるのよな。
いやはや、満腹、満腹。
これでお値段税込み780円なり。
ごちそうさまでした。またお邪魔します。
お店の隣にある新庄交番には「たぬき」がいる。
そういや「うさぎ」がいた石金交番のおまわりさんは、
広田の交番にも何かいるって言ってたよな。
今度見に行ってみよう。
荒川東部の交差点付近より。
かつてこの場所にはスカイタウンという大きなマンションが建っていた
けど、
2年ほど前に解体されてすっかり景色が変わった。
一度部屋探しがてら内見させてもらったことがあるけれど、
内装はフルリフォームされてめちゃくちゃきれいだった。
同時に、
案内してくれた不動産屋さんが何となく意味深なことを言っていた記憶もある。
東新庄駅に到着。
最近の地鉄の主要駅はすっかりきれいになりつつあるが、
こちらはまだ渋さを残したまま。
いつまでも残って欲しいとは思えど、
それはたまにしか使わない人間の勝手な考えなんだろうな、
とは思う。
僕は電車に揺られて富山に帰った。
そうそう、帰宅途中に僕は電池を買った。
いうまでもなく、体重計を再起させるためだ。
久々に電源を投入した僕は恐る恐る体重計に乗った。
「・・・」
きっと、この体重計はこわれているのだろう。
もったいないので、僕は入れたばかりの電池を外すことにした。