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北陸徘徊人

福井・石川・富山を中心にゆるーい旅を満喫中

JR小浜線徘徊・勢浜駅 〜治平の焼き魚定食〜

1コマ残った青春18きっぷ

はて、どこへ行くかなどと考える。

大阪行ってホルモンでも食べてくるか、

なんてことも考えたが、

残念ながらこの日は飲めない日だった。

 

ま、そんな遠くまで行かなくてもいい。

僕は地図を眺めた。

そこでふと気付く。

 

僕はたびたび若狭町の上中まで電車で行っているが、

その先となると実家に帰る時くらいしか使わない。

さらに高浜町おおい町の駅で下車したことはない。

このブログでもこの2町は未だ未登場である。

 

そんなもので若狭和田駅高浜町)で下車して、

若狭本郷駅(おおい町)まで歩く、

なんてことを考えてみた。

 

 

ちょうどその区間に、

地元の方がオススメのうどん屋というか定食屋があるのだ。

さっそく、福井駅へ向かった。

 

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僕が若狭町へ行くときのパターンはほぼ決まっていて、

夜に行って翌日なり翌々日なりの夜に帰ってくる、

そんな感じになっている。

 

そんなものであまり今まで

まともに小浜線の時刻表を眺めたことがなかったのだが、

改めて小浜線の時刻表を眺めてみると、

かなりクセのあるダイヤであることが分かる。

 

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敦賀から小浜までは片道14本あるのだが、

午前中の敦賀発などわずか4本しかない。

小浜の先までとなると3本である。

 

これに対し小浜発の敦賀方面はわりとバランスよく並んでいる。

帰路はラクだが行くには遠い。

それが第一印象。

 

日頃から福井新聞の縮刷版を読んでいると、

小浜線に関してはダイヤ改正のために

運行本数の減少を嘆き悲しむ記事を多く見受ける。

 

だからといってお客さんが少ないかと言えば、

決してそんなことはなく、

いつも「わりと乗っている」そんな印象がある。

 

この日もそうだった。

10時44分発の東舞鶴行き普通列車は

敦賀駅を出発した時点で立っている方の姿も見受けられた。

 

僕の向かいに座った老夫婦は、

舞鶴行こうと思ったらこれに乗るしかないのよね」

と笑った。

この一本前の電車は8時15分発で小浜行き。

舞鶴行きとなると7時43分発となってしまう。

その前が6時29分の始発でこれで午前の部は完結である。

 

お客さんが少ないから不便になるのか、

不便だから乗らなくなるのか、

ヨソモノにはよく分からない。

おまけに大野のように並行するバス路線もない。

車を持たぬ住民にとってはまさに生命線。

 

さらに小浜線、雨や風ですぐに運休する。

上中に滞在していると、

「本日、小浜線の電車は運行を見合わせております」と

たびたび有線が流れる。

 

そのたびに僕の友人は

「またかよ、ふざけるな」と怒り狂いつつ、

娘を小浜の高校まで車で送っていく。

あまり地元の方々にも信用されていない路線のようにも思える。

 

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さて、乗車した列車は小浜で18分間停車するもので、

若狭和田駅に到着したのが12時27分。

ちなみに敦賀を10時23分に出る新快速は、

12時28分に大阪に到達する。

 

もっとも悲しかったのが、

若狭和田駅に着く前に車窓から確認した、

目的のうどん屋さんがどう見ても「定休日」だった、

ということか。

 

大阪行ってホルモンの方が正しかったかな(涙)

 

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嘆いていても仕方ないので予定変更。

若狭和田駅から若狭本郷駅まで歩くつもりでいたが、

逆の若狭高浜駅を目指すことにした。

 

高浜町は仕事で決まった場所に行くことは多々あれど、

街なかは全く歩いたことがない。

ひとまず海でも見るべと目指したが、

途中でえげつない看板を発見。

 

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違法駐車1億円、ですか(笑)

 

若狭和田の集落は海辺に近い集落でよく見かける、

細い路地が入り組んでおり、

路地マニア(自称)にはたまらん空間になっていた。

路地を活かしたイベントも行われているそうな。

 

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現在も営業しているのか定かではないが、

宿も非常に多い。

海へ出た。

若狭富士とも称される青葉山が美しい。

 

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集落に入ったり、

海を見たり、

そんな感じで歩を進める。

 

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平日の昼間にも関わらず、

びっくりする位にサーファーの姿が多い。

一度挑戦してみたいと思うが、

3日間くらい筋肉痛で動けなくなりそうな気もする。

 

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回り道をしたこともあって、

若狭高浜駅近くの交差点に達したのが13時30分。

小浜、敦賀方面の電車は13時56分、14時53分。

空腹感は絶頂に達していたが、

何故かこのあたり食堂らしきものが見当たらない。

 

27号線沿いを見渡してみても

パチンコ屋、スーパー、ドラッグストア、

町の新庁舎くらいしか見えない。

うーむ、どうするべか。

 

悩みながら駅に着くと

「平日500円ランチやってます。14時まで」

なんて文字が見えた。

「・・・」

 

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賭けだと思ったが、小浜方面に戻ってみることにした。

店名は知らぬが、国道27号線を小浜から舞鶴方面に向かうと、

トンネルを2つ抜けた海辺に、

以前から気になっていた名も知らぬ小さな食堂がある。

 

わりと朝早くから営業しているようで、

気にはなっていたが行く機会に恵まれない店でもあった。

開いてますようにと願いつつ勢浜駅で下車。

この時点で14時16分。

次の電車は15時14分。

 

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駅名が勢浜を名乗る割に予想外に山中にあり、

ちょっと気が滅入りそうになったが

線路沿いの道を小浜に向けて歩いた。

 

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約10分ほどで到着。

「治平」とある。

よかった、開いてた。

 

店内に入ると4人がけのテーブルが整然と並び、

いかにも大衆食堂、いや、ドライブイン、

そんな言葉がぴったりくる印象。

メニューを眺めれば麺類から定食の類までまさに何でもある。

 

冷たいお茶を出してくれた親父さんに

焼き魚定食(820円)を注文した。

どうもこの親父さん1人でやっているようである。

 

店内に客はもう1人男性客がおり、

彼もまた料理の到着を待っているようだった。

この時点で14時30分。

はて、間に合うだろうか。

 

もう1人の男性客のもと親父さんが丼を持ってきた。

それから待つことしばしで

僕のもとにも焼き魚定食が運ばれてきた。

 

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見た目から自分の中ではドストライクだった。

山盛りの白飯に味噌汁、香物、小鉢、

そして開いたサンマの上に鯖まで乗っている。

何という豪勢な焼き魚定食定食なんだろう(笑)

 

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味噌汁を一口。

あさりがたっぷり入っていてウマイ。

鯖を一口。

身は厚く、かつジューシー。

家で焼くとこんなうまく焼けないのよな。

白飯がわさわさと進む。

 

さんまも笑えてくるほどにウマイ。

骨ごとかぶりつく。

白飯がわさわさと進む。

味噌汁をすすればそのうまみが全身に染み渡る、

 

白飯の量が40過ぎのおじさんにはちょいと多いかな、

そんな気もしたが全然そんなことはなく、

あっという間に完食。

いやはや、治平さん、あなどれませんわ。

今度小浜に来たら絶対にまた来ます。

 

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そうこうしているうちに14時55分。

再び勢浜駅を目指し、15時14分発の敦賀行普通列車に乗った。

帰路は接続も良くて17時33分に福井着。

 

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青春18きっぷなんて使うと、

つい遠出を考えてしまうけど、

おじさんにはこれくらいの日帰り旅行を繰り返すのが

ちょうどいいのかな、なんてことも思ってしまった。

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