タバコ税の支払いを拒否してたぶん半年。
しばらく体重増加が続いていたが、
しばらく落ち着いて、
最近再び体重増加気味。
冷静に考えると、でもないけれど、
年を重ねるごとに僕は食べる量が増えているのな(笑)
「カツ丼」+「そば」みたいな組み合わせを食するようになったのは、
福井に行ってからだ。
以前は「カツ丼」だけ、「そば」だけ、だった。
さらに年を重ねて代謝が落ちているのだから、
タバコ云々は抜きにして太ってきて当然、とも言えた。
そんなもので日頃は食べる量を減らしているのだけど、
たまにはうまいものを食べたいなー、とは思う。
まとめ買いしていた
「富山まちなか岩瀬1日ふりーきっぷ」の最後の1枚が手元にあったもので、
富山駅の北口へ。
たまにはポートラムを使った徘徊でもしてみよう。
奥田中学校前で下車。
住宅街を西へ進むと現れるのが
「下駄履き団地の商店街」こと奥田商店街。
シャッターが下りた店が多いのは単に時間が早かっただけで、
日中は開いている、「はず」なんだけどなあ、、、、(笑)
「富山ブラック」の有名店、「喜八」さんもこの商店街にある。
下奥井駅から再びライトレールに乗り、
そこの管理事務所になっているのが、
住宅街の中を歩くけど
足元にも案内板が埋め込まれており、実にわかりやすい。
富岩運河にある中島閘門に到着。
閘門を大辞林で引くとこうある。
水位の高低差の大きい運河や河川などで,船舶を通過させるために水をせき止めておく装置。
画像ではわかりにくいけど、
水門の先と手前で水位が違い、
さらに僕の足元にも水門がある。
この水門と水門の間に船が入り、
水量を調整することによりエレベーターのように上下するそうな。
実は、この「水のエレベーター」を体験してみたいというのが、
今回の徘徊のきっかけだった。
富岩水上ラインという環水公園と岩瀬を結ぶ観光船があるのだけど、
これに乗れば体験できるのだ。
さらに岩瀬まで行かなくても、
環水公園〜中島閘門というコースもあって、
「水のエレベーター」の体験もできる、とのこと。
しかしながらこの日は月に一度の運休日だった(涙)
城川原駅から再びライトレールに乗って大広田駅へ。
周辺では融雪装置の点検が始まっていた。
ああ、冬が来るなあ、としみじみ思う。
今回の目的は「喫茶にしのみや」さん。
先日、新湊からバスで岩瀬に向かう際、
やたらと気になる看板を見かけたのだった。
調べてみるとランチが絶品らしい。
カウンター席に座り、マスターに「ランチやってますか」と問えば、
「今から油に火を入れますんで少しお待ち下さい」とのこと。
この時点で11時15分ごろだったからフライング気味だったのかもしれない。
マスターが外を見て
「雨、降ってきましたねえ」とポツリと言う。
「融雪の点検みたいです」僕が答えると
「あ、そうか、そうでしたか」と穏やかな表情で笑う。
しばし待つとランチが配された。
先に予習はしていたが凄まじいボリュームだ。
熱々のアジフライにエビフライ、ヒレカツ、、、、
うどんに小鉢は4品。
頬張るたびに思わず笑みが浮かんでしまう。
「開店して36年になります。たくさんのお客様にお越しいただきました。今はお礼の意味でたくさん出してます」
「僕はいいタイミングで来たわけですね」
「そうですね」
たっぷりのフルーツ、食後のコーヒーまでついて800円なり。
ごちそうさまでした。またお邪魔します。
東岩瀬駅で運転士さんが「恐れ入ります、Suicaは使えませんので現金でお願いします」と観光客らしき2人組に告げた。
さらに岩瀬浜駅で、僕の前にいた観光客らしき2人組がフリーきっぷを見せたのだけど
「申し訳ありません、こちらではライトレールはご利用いただけません」と告げた。
ライトレールは信用乗車を実施しているもので、
後部車両からの下車も可能だ。
「パスカをお持ちの方は後部車両からも下車できます」といった放送は流れるけど、
「フリーきっぷをお持ちのお客様は運転士にお見せください」も追加して方がいいのではないか、なんてことも思う。
今回の徘徊のもうひとつの目的は「温泉」に入ること。
最初は富山駅の北側の銭湯に行ったことがなかったので、
あれこれ探していたのだけど、
岩瀬の東側に銭湯価格で入れる温泉があると知って予定変更した次第。
歩くこと約30分で到着(バスもあるがケチりました・笑)。
その名は「日方江温泉」。
初めて耳にする温泉だなア、と思っていたのだけど、
開湯は2009年とのこと。
料金は富山の銭湯と同額で420円。
平日の昼間に関わらず、ずいぶん賑わっている、それが第一印象。
浴槽は「コーラを薄めた」ような色の湯で満たされている。
僕は湯について語れるような繊細な人間ではないもので、
これ以上何も書けない。
けど、この日は肌寒かったけれど、
帰りの岩瀬浜駅までの30分間は全く寒いと感じなかった。
これぞ温泉の効果というのかもしれない。
「いい湯だった」これは間違いない。
富山駅に帰り、
このまま帰宅しても酒飲んで終了なもので、
献血に行った。
日頃、人様の役にたっているなんて感覚はゼロであるが、
献血の時だけはちょっとは役にたっている、そんな気がする。
献血を終えて外に出ると雨が降っていた。
ふふふ、今日は折りたたみ傘を入れているのだ。
僕はゆうゆうとした気持ちでカバンを開いた。
しかしながら、入れていたはずの傘が見当たらない。
「・・・」
ま、たいした雨でもないし、とバスに乗って帰宅。
ワイパーの動きを見ているとやはりたいした雨ではなかった。
けど、僕がバスを下りた瞬間に雨脚が強まった。
ずぶぬれになって帰宅した僕は、真っ先にシャワーを浴びた。