北陸徘徊人(元)

富山、福井、石川を中心にゆるーい旅を満喫中

名古屋市営地下鉄桜通線・国際センター駅〜鶴舞線・上前津駅徘徊

先日、サイコロきっぷを使って城崎温泉に行った際、

城崎ロープウェイ乗り場の売店で「黒部の氷筍水」なるペットボトルが売っていた。

 

はて、なんで兵庫県の城崎で富山の黒部なのだ???と思っていたら、

関西電力株式会社の初代社長、かつ黒部ダムの建設を指揮した太田垣士郎氏が城崎出身で、

故郷発展のための観光施設としてロープウェイの建設を提案、

その後関電や阪急電鉄、地元などの賛同を得て建設に至った流れがあり、

「黒部の氷筍水」は関電不動産の商品であることがわかった。

 

 

そんな太田氏の記念館がロープウェイ山麓駅前にあり、

中では黒部ダム建設に関する映像も流れていたりと、

思わぬ形で富山と兵庫のつながりみたいなものを感じることになり、

妙にテンションが上がった次第。

今後もこういったつながりを見つけていければいいなあ、と思ったりしている。

 

 

 

もともと相方が日帰りで名古屋の友人と会う予定でいて、

そのうちに例の旅行割引が始まって、

これなら泊まったほうが安くなるのではなかろうか、となり、

実際に安かったのでのこのこついて来た、というのが今回名古屋に来た理由。

 

10時から16時までが自由時間、久々に名古屋の銭湯にも入りたいが、

多くが15時から16時開湯であるしうーむどうするかと

あれこれ考えるのは楽しい時間であったりする。

 

 

地下鉄桜通線の国際センター駅で下車。

地上に出てからビルの合間を北上。

名古屋って都市の規模のわりに駐車場が安いよなあ、と思いつつ、

ぶらぶら歩く。

天気は快晴。朝イチは冷え込んでいたけど、徐々に気温も上がってきて上着を脱いだ。

 

 

円頓寺商店街に突き当たって右折。

今から10年以上前にたまたまこのあたりを歩くことがあって、

名古屋駅の近くにこんなレトロな商店街があるのかと驚いた記憶があり、

その時は人通りも少なく静かであったけど、

この日は「サタデーマーケット」や「本のさんぽみち」なるイベントが開催されていて、

それなりに賑やかな雰囲気。

アーケードのある商店街ってフリーマーケットには最適な場所よなあ、とも思う。

 

 

「本のさんぽみち」には香川県の小豆島の方も出店していたようで、

一生懸命お客さんに島の魅力を伝えていた。

かくいう僕は地元の目と鼻の先なのに小豆島には行ったことがないのよなあ、、、、

来年あたりぜひ行ってみたいなあ。

 

 

四間道を南下。

街歩きのイベントでもやっていたのか、

ガイドさんらしき方の案内に多くの方が耳を傾けている。

 

 

適度に歩いたのでそれなりに腹も減ってきた。

あれも食べたい、これも食べたいといろいろ考えていたけれど、

今回は「もつ煮込みうどん」を頂くことにした。

知らないだけかも、だけど、兵庫県だとさっぱり見かけないのよな

「もつ煮込みうどん」。

富山には言わずとしれた超有名店があるし、

石川や福井でも食べたことがあるから地域性みたいなものがあるのかもしれぬ。

 

 

先に店員さんが紙エプロンまで出してくれて、

熱々グツグツのもつ煮込みうどんが配された。

たまらんなあ、このビジュアル。

あつっ!うまーを繰り返しつつ完食。

僕はやはりもつ煮込みうどんが好きなのだ、と改めて思い、

さらにもつ煮込みうどんを食べに富山に行くのもありだよなあ、

と最近大真面目に考えていたりもする。

ごちそうさまでした。

 

 

食後はさらに南下。

洲崎神社を参拝してから大須の商店街へ。

仁王門湯さんは行き交う人も多い商店街から一歩入った先にある。

こちらは営業開始が13時と名古屋の銭湯では早いと思われる。

 

 

外観はレトロな雰囲気、

脱衣場に番台があって、感じのいいおばちゃんがいて、

完全に「昔ながらの銭湯」をイメージしながら浴室に入ると、

めちゃくちゃキレイでそのギャップが楽しい。

ちょうど一回戦目のお客さんたちが出ていったタイミングだったのか、

浴室内は静かな雰囲気。

 

口コミを見ると「熱い」なるコメントを多々見かけていたもので、

戦々恐々としていたけれど、

僕にはわりと心地よい熱さだった。

ただ、僕と同じタイミングで入った20代くらいの兄ちゃんは、

かなり熱そうな表情を浮かべていた。

 

湯上がりの脱衣場、

ショーケースの上段に缶ビールを発見。

パンツだけ履いて、首にタオル掛けて、扇風機の風を浴びながらぐびりと飲んだ。

いやはや、たまらんなあ、最高だなあ、、、、

 

 

商店街を抜けて鶴舞線上前津駅へ。

伏見で東山線に乗り換えて名古屋駅に向かったけど、

まだ集合時刻まで若干時間がある。

よし、せっかくだしあそこに行こうと、

名古屋駅を通り過ぎて岩塚駅で下車。

 

 

岩塚駅から歩くこと10分ほど。

久々の「アルビス」にテンションが上がる。

駐車場は満車で嬉しい限り。

名古屋ナンバーが大半だけど、三重や金沢ナンバーの車も見かけた。

 

 

グーグルマップの口コミに「ここはリトル富山」と書き込んでいる方がいて、

つい笑ってしまったけど、

店内にいると本当に富山にいる気分になるから不思議なもの。

得に鮮魚コーナーには力を入れているようで、

マイクを持つ店員さんのアナウンスにも熱が入っている。

 

「ある、ある、アルビス、しんせんあんしん、アルビス♪」

 

そんでもってアルビスで購入したのがこちら。

 

 

2リットルの酒パック抱えて新幹線に乗り込んで帰宅。

いやはや、重かった(笑)